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2017.08.07|新規開業ノウハウ

お花屋さん経営のコツ|働きやすさと顧客へのアピール両方を満足させるには?

お花屋さん経営のコツ|働きやすさと顧客へのアピール両方を満足させるには?

一昔前の「花屋」というと、暗くて床がやたらと濡れていて店員が長靴をはき接客をしていました。実際には「花」という華やかできれいなイメージとは反対のものでした。そのせいか、花屋で楽しい思いをした記憶がないのです。ある意味、近寄りがたかったのが花屋でした。


それが最近では、明るい店舗内に美しくアレンジされた生け花やブーケが並び、店員もおしゃれな服を着て対応してくれるような花屋をよく見かけるようになりました。

花屋の特徴は店内で水を扱うこと

花屋が他の店舗と違うのは水を扱うことです。水は飲食店でも扱いますが、飲食店では水の扱いがキッチン内だけでほとんどコントロールできます。もちろん、食事をするエリアでも飲み物や汁物を扱いますが、こぼすことはそれほどありませんし、こぼしてもすぐにふき取ってしまうので床が常に濡れているということはありません。ところが花屋では飲食店のキッチンにあたる作業場だけでなく、花の展示エリアでも常に水を使うのです。


展示エリアにある水は、花瓶や容器に入れられた花の鮮度を保つための水です。そして花を買いに来た顧客が花を選んだ時に、その花を展示エリアから作業場まで移動させなくてはいけません。その時に、花についた水が床に落ちるのです。

床の濡れ対策はどのように?

昔は上述のように、花屋で花を移動するときにしたたり落ちる水は当たり前だとか、しょうがないものだと考えられていました。でもよく考えてみると、濡れた床は危険です。店員は長靴を履いているから滑らないかもしれませんが、訪れた顧客の靴には滑り止めがあるとは限りませんから、よく注意して歩かないと滑る可能性があります。


では、床の濡れ対策はどうしたらよいのでしょうか。

作業場を花の売り場から分けて確保

ある程度スペースのある店舗が持てるという前提で話を進めたいと思います。まず、作業場を花の売り場から分けて店舗のコーナーに確保します。作業場では、水を使ったり、花を切ったりと、床が汚れることは当然ですから、汚れても簡単に清掃できるような工夫が必要になります。


例えば、受け皿を使ってその上で花を切り、受け皿に溜まった切りくずはその受け皿から直接捨てるようにすれば汚れを最低限に抑えることができます。

花の売り場のアレンジ

次に花の売り場ですが、ここに置く花は、通常ですと種類別・色別に分け、同じ花を全部まとめて大きなバケツに入れますね。でもそうすると、1本とか2本とかを引き出すときに他の花の葉っぱに引っかかり、水がしたったり、葉っぱが切れたりして床に落ちます。


この問題を防ぐには、一つのバケツや容器にたくさんの花を入れないことです。少なめに入れておけば、引き抜きやすくなります。

選んだ花を作業場にもっていくには?

これでもまだ床が濡れる可能性があります。それは選んだ花を作業場に持って行ってブーケや生け花にしなくてはいけないからです。その時に花をそのまま持っていくと水が床にしたたり落ちます。このしたたりを防ぐ案としては、まず台車を用意します。台車と言っても大きなものではなく、キッチンで使うようなワゴンで良いのです。


そして花を入れる容器を小さめにし、一つの種類の花にいくつかの容器を用意し、小分けにして入れ置いておきます。一方、顧客は花を選んだ時は、花を容器ごとワゴンに乗せて作業場まで運びます。3種類の花を選んだら、3つの容器に入った花をワゴンに乗せ運べばよいのです。


そうすれば、花を移動するときも床に水がしたたり落ちることはありません。スペースが十分にある店舗なら、ワゴンを複数店内に置き、顧客に自由に選んでもらうこともできます。

店先のディスプレイ

花屋の強みは美しいものを売っていることです。その良さを無駄にすることはありません。店舗の前にはバケツや容器に入れた花を低めの棚に幾つか置くのが良いでしょう。遠くからでも目に入り、集客につながります。


ただし、店先にあれもこれもと花を並べすぎたり、高い棚を作って店の中が見えないくらい花を並べると返って威圧感が生まれます。しかも店舗の入り口が小さいと、並べられたたくさんの花の「花道」を通って小さな入り口に向かわなくてはいけなくなるので、威圧感がさらに増してしまいます。


ちょうどよいのは、店の中が窓越しに見えるくらいの高さで、人目を惹くようにアレンジした花を置くのが良いでしょう。また、花に日が当たりすぎるのは良くないですから、テント生地などでできた軒を作っておくと、日陰になり花が傷みにくくなります。

店内をとにかく明るい雰囲気にする

花屋の店舗デザインとしてもう一つ大事なのは、店舗内の照明です。やたらと薄暗かった一昔の花屋は、室温を低く保つために照明を暗くしていたのだと思いますが、今なら熱を発さないLEDもあります。顧客が気持ちよく花選びができるように、リッラクスした明るい内装は、花屋の店舗づくりに欠かすことができません。

まとめ

花屋は他の店舗と違って、水や気温、照明など気を付けなければいけない要素があります。最近ではワゴンのようなちょっとした工夫やLEDなどのテクノロジーを使って、効果的に素敵な店舗を作ることができるようになりました。


花屋を開業したいと考えているあなた、働きやすさと顧客へのアピールの両方を満足できるよういろいろ考えて、ぜひすてきな店舗づくりをしてください。

 
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