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2017.09.28|新規開業ノウハウ

木材の特徴を知って店舗づくりに役立てよう!無垢材・集成材・突き板の違いとは?

木材の特徴を知って店舗づくりに役立てよう!無垢材・集成材・突き板の違いとは?

建築物や家具を作る際、世界中で長い間親しまれてきた材料は「木材」です。特に日本では建築物の骨組みなどにも木材を用いて作られています。木材には天然物ならではの魅力やメリットが多くあり、テクノロジーの発達した現代でも木造住宅や木製家具などの人気は衰えていません。


現在では無垢材といわれる昔から馴染みのある木材だけでなく、集成材や突板と呼ばれる物や、木を使わず人工的に木目調を表現したメラミン化粧板なども多く使われています。今回は各素材の特徴、メリットやデメリットをご説明していきます。

無垢材とは

無垢材とは天然木の丸太から切り出した木材のことを指します。柱やカウンター天板、床のフローリングなどその用途は様々です。


本物の木をそのまま使っているため、同じ柄の物は2つとなく、貴重な木材から出てきた珍しい木目などは、カウンターの天板に使われるようなサイズでも数百万円になる場合もあります。そのため、木目などの違いを楽しめるのも無垢材の特徴の1つです。


また、アロマなどでもウッド調の香りが使われていたりと、天然木からは良い香りも感じられるため、癒し効果も期待できます。使用例としては「ヒノキ風呂」が良い例でしょう。無垢材は天然物なので時間と共に風合いに変化が起こり、新品のときとは一味違った味わいが出て、「一生もの」となるのも魅力の1つでしょう。メンテナンスをしっかり行えば数十年単位で使用することができます。


しかし、メンテナンスには注意が必要で、水拭きや薬品を使った掃除は避けましょう。間違ったメンテナンス方法が原因でひび割れや反りが起こったりしてしまいます。また、冬場など暖房を頻繁に使うなど温度の変化が激しい場合でも、無垢材のひび割れの原因となるので注意が必要です。


費用としては今回ご紹介する木材の中で一番高価な物となりますが、そのコストに見合った存在感を感じることができ、長期的な目で見ると、コストパフォーマンスは悪くはありません。

集成材

集成材も無垢材と同じく、天然木を使用しており、別名「積層材」と呼ばれています。名前から想像できるように、「木材を層にして積み上げたもの」です。無垢材のように大きな丸太から形そのままに切り出すのではなく、小さく切り分けた木材を集め、接着剤で固めた物が集成材です。


集成材の特徴としては、無垢材よりもひび割れや反りが起こりにくく、強度や品質などの材料ごとの差が少ないのが特徴です。天然の木材を使用している集成材ですが、接着剤を使用しているため、無垢材のようにメンテナンスをすればずっと使えるわけではなく、耐用年数は無垢材に比べ短くなります。接着剤の接着力がなくなった時が集成材としての寿命と言えるでしょう。

突き板

突き板も天然の木材を使用していますが、集成材よりも天然木を使用している割合は少なくなります。木材を0.2mm~0.6mm程度に薄くスライスをして、下地板に貼り付けた物が突き板です。パッと見ただけでは無垢材との差はあまり大きくはありません。木材を薄くスライスするため、貴重な木材を広い範囲で低コストで使用することができます。


しかし、天然木の部分はとても薄いため、キズなどが付きやすく、少し物が当たったりするだけでも木材部分が削れてしまい、下地が見えてしまうこともあります。使用方法としては、テーブルや床など頻繁に物と触れる部分に用いるにはあまりオススメできない木材です。


また、1つの木材から数百枚とスライスが取れるので、いざ突き板を壁などに貼ると同じ木目が並んでしまい、無垢材が使われていないとすぐに分かってしまう場合もあります。

人工物

最後にご紹介するのは木材ではありませんが、「木目調」の仕上げ材で、手軽に木材で仕上げた雰囲気が味わえる材料です。店舗作りなどではコストを抑えるためによく使用され、大きく分けて「木目調の印刷がされたシート」と「メラミン樹脂と呼ばれる化学製品を使った化粧板」の2種類があります。


各メーカーが大量生産しているため、価格が安く品質が一定になっています。また、人工的に手を加えているため、キズが付きにくかったり、不燃材として使用できるような加工がされているものもあります。水などの耐用性も天然木より高いため、天然木が使えないような場所にも使用できるのも大きな特徴です。


さらに居抜き物件などで、今ある造作物を使用するなどやリフォームをする際に木目調シートやメラミン化粧版が活躍します。アルミで出来た窓枠などにもシートは貼ることができるので、コストを抑えながら空間の雰囲気を大きく変えることができます。


しかし、あくまで人工物のため、柄が一定であったり、手触りがツルツルだったりします。専門家以外が見ても天然木ではないのがすぐに分かってしまいますが、天然か人工かを特に気にしないようであれば、大きなデメリットは無いのかもしれません。

まとめ

「木材」と言ってもその種類は様々で、そのそれぞれに特徴があります。使用する場所や目的、費用などを考慮し、最適な材料を選定し、質の高い空間を作り上げてください。

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