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2018.05.28|新規開業ノウハウ

初めてでも安心!店舗内装工事費の見積書を読み解く!

初めてでも安心!店舗内装工事費の見積書を読み解く!

見積書は住宅の新築工事や自動車などの高額な商品を購入する時によく作成されるものです。そのため、日常生活を送る中ではあまり目にする機会がありません。特に、店舗における内装工事の見積書については、経営に携わる人しか扱う機会はないでしょう。


しかし、店舗の内装工事費は開業するための初期費用の中でも高額な部類に入ります。見積書の見方をよく知らず、あいまいなまま発注してしまうと初期費用がかさみ、開業後の収益を圧迫してしまうかもしれません。これから開業する人は内装工事における見積書の見方についてもしっかりと理解しておきましょう。

もっとも重要な内訳書

一般的な見積もりには、最初のページに合計金額が記載されています。しかし、これだけでは合計金額はわかっても「電気設備」や「給排水設備」などの工事項目ごとにかかる費用がわかりません。そこで、多くの場合で次ページ以降に記載されている「内訳書」を確認するようにしてください。


内訳書とは、「電気設備工事」や「給排水設備工事」といった「工事費用ごとにいくらかかるか」を一覧表にしたものです。内訳書を確認することで、それぞれの工事金額が全体の何割を占めているかを簡単に把握できます。また、「居酒屋やカフェなどの飲食店は厨房の工事費用が高く全体の20%から40%を占める」などのように、業種ごとにある程度の相場を理解しておくとより早く全体像を把握できるでしょう。(※1)


※1.【ArchiCloud】内装工事の見積書の見方を公開/新規店舗開業オーナー向け

詳細情報が書かれている明細書

内訳書には工事項目ごとの金額が記載されていますが、さらに詳しく記述されているのが明細書です。例えば電気設備工事であれば「コンセント配線工事5万円」「分電盤移設工事2万円」などのように記載されています。工事の規模にもよりますが、全ての項目をチェックしているとかなりの労力が必要となるため、難しいでしょう。


ただし、自分が依頼した工事がきちんと反映されているかどうかについては最低限チェックしてください。業者側も人間ですので、依頼した工事内容が含まれていなかったり、逆に依頼した以上の余計な工事が含まれていたりすることがあるからです。


また、一般的には明細書の最後には合計金額が記載されています。その合計金額と内訳書に書かれている合計金額が合うかどうかも確認しておきましょう。

見積書に使われる専門用語も覚えよう

見積書の中には普段聞いたことのない専門用語で工事内容を書いていることが多いです。そこで、「仮設工事」「左官工事」「造作家具工事」について解説しておきます。


仮設工事とは、その名のとおり「工事をするために仮に設置する」工事のことです。工事終了後には撤去してしまうことがほとんどで、例えば工事の際に現場を傷つけたり、汚したりしないために行う「養生」があります。具体的には、塗装工事の際に他の部分を汚さないようにするマスキングなどです。


左官工事は床や壁にモルタルや漆喰などの材料を塗ったり、吹き付けたりする工事です。簡単に見えてかなり高い技術が必要で、そのようなスキルを持っている人は職人として高い地位にあります。わざと粗目に作業をして、手作り感を残す作業をすることもあります。


造作家具工事は、受付カウンターや商品陳列棚などの元々完成している家具を備え付けるための工事です。家具がきちんと設置されるよう、丁寧に作成することが求められるという点では職人の技術が試される工事だといえるでしょう。

見積もり金額を適正に出してもらうために

見積書は工事前に作成されるものですので、工事が実際に終わった後に作られる請求書と異なることがあります。もちろん、見積書よりも金額があまりにも高くなりそうなケースであれば作業前に相談されるでしょうが、そのような相談は嬉しいものではありません。そのため、見積もりの段階で可能な限り適正な金額を出してもらうのが望ましいといえます。


見積もり金額を適正に出してもらうためには「工期までの期間に余裕を持って依頼する」という点に注意しましょう。見積もり金額と実際の工事に差がでてしまう原因として、見積もり期間が短く「十分な現地調査ができない」や「既存店の分析ができない」などがあります。


これらの要素があると、業者側も後から金額を上げるようなことはできるだけしたくないので、見積もり金額を高めに出してしまうことがあり、お互いにとってメリットがないため気を付けましょう。

理想の店舗を作るために見積書の知識は重要

開業する時は「少しでも見栄えが良く」「できるだけ使い勝手の良い」など、可能な限り自分の理想とする店舗に近づけたいと思うことでしょう。しかし、開業するためには店舗が入る物件の賃貸料や広告費など、他にもさまざまな費用が必要です。そのため、あらかじめ決めておいた予算内で、できるだけ抑えるように工夫しなければなりません。


見積書の中身について見ることができないと、どの工事にどれだけの費用がかかっているのか検討がつかないため、予算内に納めるのが難しくなるでしょう。自分の理想とする店舗に少しでも近づくためにも、開業までに見積書に関する知識を増やしておくようにしてください。

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