2020.10.05 2020.10.06|店舗デザイン
イタリアンバルを開業したい!内装はどうしたらいい?
この記事は、タイトルにある通り
「イタリアンバルの内装デザインが決められない!」というあなたへ解決するためのヒントが書かれています。
結論から言いますとイタリアンバルは、
・イタリアンバルの内装デザインの特徴を抑える
・本場イタリアの雰囲気を感じる空間作り
・内装以外でもイタリアさを演出
と、3つのポイントを押さえるとスムーズなデザイン設計ができます。
内装デザインの事例や写真はあくまで参考。
事例をいくつか見比べて参考にするのは良いですが、あなたのコンセプトが決まらないうちから見比べても中々デザインは決まらないものです。
イタリアンバルは、あなた自身の決めたコンセプトに合わせたバーにするのが大前提です。
同時に、イタリアンバルだからこそ抑えるべきポイントを理解しておくべき。
そこで今回の記事では、
・イタリアンバルの内装デザインの特徴
・イタリアンバルに合う内装デザイン案
・内装以外に”イタリアらしさ”を演出する方法
をお伝えしていきますね。
また、本記事の最後にIdealが施工を担当した事例をご紹介しております。
イタリアンバルの内装デザインについて知識を身に着けられた後に事例をご覧いただけますと、より理解が深まります。
ぜひ参考してみて下さい。
目次
イタリアンバルの内装の特徴
イタリアンバルの内装デザインの特徴は以下の通りです。
・ひと目で”イタリアンバル”と分かるエントランス
・バーカウンターの高さと客席間を程よい距離感
・カウンターバックのボトル棚をインテリア化
・間接照明でおしゃれな雰囲気を演出
・テーブル席を設けている
・個室を設けている
が挙げられます。
順に詳しく解説しますね。
ひと目で”イタリアンバル”と分かるエントランス
1つ目の特徴は、エントランスが”イタリアンバル”だと分かるようなデザインだという点です。
そのお店のコンセプトがしっかり伝わるようなエントランスであればあるほど、ターゲットの印象に残るバルになります。
外装からは「お洒落なバーだな」と思わせ、店内に入った途端に「良いな、ここ」とターゲットに印象づけることができるとベストです。
「イタリアンバーに行きたいのだ!」という人を除き、多くの人がバーを利用するときは、
・一人で静かに飲みたい
・お洒落な空間でお酒を飲みたい
・いい雰囲気でデートを楽しみたい
といった願望があります。
あなたの開業するイタリアンバーは、どの願望を持った人があなたのお店のターゲットでしょうか。
顧客の求めている空間を提供できるようなイタリアンバルにすることが、その後の集客に影響されるのだと理解しましょう。
バーカウンターの高さと客席間を程よい距離感
2つ目の特徴は、バーカウンターの高さと客席同士の距離感に配慮している点です。
具体的には、
・カウンターの幅は50cm以上
・高さは1m50cm程度
・客席の間隔は60cm
に近い数字に調整すること。
顧客だけでなく、バーテンダーやスタッフらのお互いが使いやすいバーカウンターに設計すると、心地の良い空間へと成り立ちます。
カウンターバックのボトル棚をインテリア化
3つ目の特徴は、カウンターバックのボトル棚の見せ方です。
イタリアンバルの中でもカウンターバックは一番お洒落に魅せるべき箇所。
インテリアの如く、
・照明の当て方
・お酒ボトルの並べ方
など、一番気を使う箇所でもあります。
間接照明でおしゃれな雰囲気を演出
4つ目の特徴は、間接照明でおしゃれな雰囲気を演出している点です。
明るさの強い光よりは、柔らかな印象の灯りを使用することでより、バルの雰囲気を引き立ててくれます。
お酒と軽食をメインに提供する場なので、レストランなどのような明るさは必要ありません。
明るさよりも”落ち着ける空間づくり”を意識しましょう。
テーブル席を設けている
5つ目の特徴は、テーブル席を設けている点です。
カウンターしかないと利用できる人数が極端に減り、回転数も下がってしまいます。
イタリアンバルの顧客は、2人~3人など、複数人で利用されることが多いです。
テーブル席を設けることで、回転率も上がり、2人~3人の利用は特に好まれるのでぜひテーブル席を設けましょう。
その分、店内スペースの確保も必要になります。
個室を設けている
6つ目の特徴は、個室を設けている点です。
個室を設けるこで、
・連れとゆっくり話がしたい
・ゆったりと雰囲気を楽しみたい
・周りを気にせずお酒を楽しみたい
といった特別感を提供することが可能です。
個室を利用したいと思う顧客にとって、お店のファンとなる要素の一つでもあります。
イタリアンバルの内装を紹介
イタリアンバルの内装案を具体的にお伝えします。
イタリアンバルの内装デザイン案は以下の通りです。
・モダン風
・カジュアル風
・ビンテージ風
・ラグジュアリー風
順に解説しますね。
モダン風
1つ目の案はモダン風な内装デザインです。
[特徴]
・個室がある
・シンプルな造り
・黒をベースカラーにする
・テーブルやイスも黒かダーク系に統一する
シックな印象を与えるモダン風なデザインは『大人な空間』や『落ち着きのある空間』を演出しやすくなります。
カジュアル風
2つ目の案はカジュアル風な内装デザインです。
[特徴]
・壁が少ない
・気軽さを演出
・にぎやかな雰囲気
・かしこまってない空間
カジュアルな雰囲気は大衆受けが良いものです。
大衆向けを意識されたデザインは、お店に入りやすい印象を与えることができます。
大人向けだけどカジュアルさを感じられる空間は、気軽に利用したい顧客に印象良く残ります。
ビンテージ風
3つ目の内装デザイン案は、ビンテージ風な雰囲気を感じさせる内装デザインです。
[特徴]
・レンガや石造りを用いて空間造り
・アンティークさを感じさせるカウンターやテーブル席
イタリアの田舎の町並みを感じさせるような空間は、日本離れしたような非日常感を感じられます。
ラグジュアリー風
4つ目の内装デザイン案は、ラグジュアリーな雰囲気を感じさせる内装デザインです。
[特徴]
・高級感漂う雰囲気
・格式の高さを感じられる空間
ラグジュアリーな内装と家具に統一することで、高級感を感じさせる空間になります。
一歩上の格式高い空間を提供したいのであればラグジュアリーなイタリアンバルにすると良いでしょう。
内装だけじゃなく家具でもイタリアンを演出
集客をする上で大切なのは、コンセプトの統一感を感じられる内装にすることです。
イタリアンらしさを演出できるのは内装デザインだけではありません。
ぜひ家具や食器にもこだわりを見せてほしいということをご理解頂きたいです。
例えば『モダン風な内装デザインなのに、家具や食器がビンテージ風』といった統一感を感じられない状態は集客に繋がらなくなります。
なぜならコンセプトに合っていないから。
顧客がその場にいて違和感を感じないような空間を作るには、内装デザインだけでなく、家具や、食器、メニュー等、全体でコンセプトが統一されていることが大前提です。
内装デザイン案に合った家具を集め、店内全体からあなたのコンセプトが感じられるようになれば、自然とファンが増えていきます。
イタリアンバーの内装はコンセプトを細かく決めるのが鍵
新しくイタリアンバーを開業したいあなたへ、内装デザイン案についてお伝えしました。
イタリアンバーは一見、こだわるポイントが無いように感じられます。
が、こうして知識を増やしていくことは、その後の作業をスムーズにするために必要なことです。
同時に、コンセプト決めも売り上げに影響するほどに重要なこと。
ですから、あなたが決めたコンセプトからイメージするデザインを、惜しみなく内装工事業者に伝えるようにしましょう。
ここで、Idealが施行を担当しましたイタリアンバーの事例を1つご紹介します。
Idealは、与えられた空間を存分に活かしつつ、あなたの提供したいものを丁寧に形にしていきます。
今回の事例の様に、あなたのコンセプトを根本から理解した上で、必要な手続きを含め、内装デザインから施行までを代行します。
イタリアンバー開業のために、あなたのコンセプトを細かく汲み取ることはもちろん、悩みや急な提案に臨機応変に対応することがIdealの強みです。
あなたが思い描いていたイタリアンバーが出来上がるよう、丁寧に手助けをしてくれます。
まずは一度、ご相談してみて下さい。
監修者
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IDEAL編集部
日本全国の美容室・カフェ・スポーツジム等の実績多数!
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