2020.10.12 2020.10.17|店舗デザイン
サロンの内装は清潔感があり統一されたデザインを
「サロンの内装はどういう風決めたら良い?」という疑問にお答えする記事です。
結論から言いますと、サロンの内装デザインで大切なのは清潔感があり、かつ統一感のあるデザインであることがポイント。
清潔感があることは、多くの人々に受け入れられるための大前提の要素です。
また、デザインに統一感を持たせることで、お客様の提供したいコンセプトを上手に表現、演出することができます。
お客様のコンセプトに沿った内装デザインにするためにも、実例写真を参考にするだけでなく、知識を身に着けながら進めましょう。
今回の記事では、
・サロンに合う内装デザインのイメージ
・男女別、ユニセックスな内装デザイン案
・居心地の良さを演出するデザインの特徴
についてお伝えしていきます。
また、当記事の最後にIdealが施工を担当した事例をご紹介しております。
サロンの内装デザインについて、知識を身に着けられた後に事例をご覧いただけますと、より理解が深まります。
是非ご参考下さい。
目次
サロンに合う内装のイメージは?
サロンに合う内装デザインのイメージは以下の通りです。
[サロン向けデザインスタイル例]
・モダン風
・シンプル風
・ナチュラル風
・アメリカン風
・ヨーロピアン風
・ラグジュアリー風
・スタイリッシュ風
・インダストリアル風
など、様々なスタイルがあります。
数多くあるスタイルから、お客様が求めるサロンの姿に近いものをどう選ぶのか。
より選びやすくするには、サロンのコンセプトとターゲットを決めることが鍵です。
サロンは『コンセプト×ターゲット=内装デザイン』である
サロンを開業するのであれば、まずはコンセプトとターゲットを決めていきます。
[コンセプト例]
・モダン風なデザインで洗練された空間にする
・カフェのような雰囲気で落ち着いて過ごせる
・豪華さと開放感のある空間でゆったり過ごせる
など、『そのサロンでしか提供できないようなこと』をできるだけ細かく決めることが重要です。
その上でターゲットを決めていきましょう。
[ターゲット例]
・ビンテージ好きな男性向けか
・カワイイもの好きな女性向けか
・10代~20代などの若者向けなのか
・男女にこだわらず20代後半~30代向け
など決めていくことで、それらに合わせたデザインスタイルが決まっていきます。
コンセプトとターゲットに合わせることで、自ずと統一感ある内装デザインになるのです。
統一感の無い内装デザインは違和感を感じる
統一感の無い内装デザインはコンセプトに定まっていないこともあり、違和感を感じられる空間になってしまいます。
イメージしてみて下さい。
緑や木を用いたナチュラル風な雰囲気の中に、豪華絢爛なキラキラしたシャンデリアや、ゴージャスな装飾のインテリアが置かれてる状況。
何となく違和感を感じられませんか?
統一感のないデザインは、心に違和感を感じ、居心地の良さを演出するには程遠くなってしまいます。
サロンの内装デザインは、
・清潔感ある
・統一されたデザイン
にすることを大前提に設計しましょう。
内装は女性・男性向けに合わせて考えよう
サロンの内装デザインで意識するべきはスタイルだけではありません。
男性向けか、女性向けかあるいはユニセックス受けする空間を演出するのかを意識しましょう。
『利用客がいかに映えるか』をイメージすると分かりやすくなります。
男女別それぞれに合わせた内装デザインの特徴を具体的にお伝えしますね。
女性に合わせた内装デザイン
女性に合わせた内装デザインについてお伝えします。
が、まずはどのような女性がターゲットなのかを決めることからです。
[どんな女性がターゲットか]
・年齢層はどのくらい
・シンプル系が好きなのか
・カワイイ系が好きなのか
・ゴージャス系が好きなのか
といったターゲット層を決めることでサロン内の印象をどう表現するのかを決められます。
具体的に以下のように決められます。
[ターゲットごとの女性向けデザイン]
・カワイイ印象のポップなスタイル
・白をメインに木目を取り入れたナチュラルスタイル
・ラグジュアリーな空間になるようインテリアで豪華さを演出
するなどのアイデアを浮かぶことが可能です。
男性に合わせた内装デザイン
同じ様に男性に合わせた内装デザインをお伝えしていきます。
どのような男性をターゲットにしますか?
[どんな男性がターゲットか]
・年齢層はどのくらい
・クールな雰囲気が好みなのか
・今風なおしゃれを楽しみたいのか
・ビンテージ風な雰囲気が好みなのか
などを決め、デザインそのものは以下のように決められます。
[ターゲットごとの男性向けデザイン]
・シンプルでスタイリッシュな印象の空間
・ビンテージな雰囲気を感じさせる家具を使用
・インダストリアル風なおしゃれさを演出した空間
などをイメージできますね。
ユニセックスに合う内装デザイン
男性向け、女性向けとこだわらず『男女問わず気軽に利用してほしい』という形でコンセプトを決めることも可能です。
ユニセックスな空間作りであれば、それだけターゲット層を広げることもでき、利用客を増やすことができます。
ユニセックスに合う内装デザイン案は以下の通りです。
[ユニセックスに合わせた内装デザインの特徴]
・シンプル風
・ナチュラル風
・ブルックリンスタイル風
開放的な空間の中で、レンガや木などの自然素材を利用することで、男女問わず受け入れられる雰囲気に仕上がります。
サロンは居心地の良さも重要
「キレイになるのに緊張したくない」
これがお客様の本心です。
せっかくキレイになるために利用するのに、緊張感や不快感を感じながら過ごしたくないもの。
人々が美しくなるために利用されるサロンは、提供するサービスと同様に居心地の良さも求めています。
いかに居心地の良さを提供できるかは、以下の工夫をすることで解決できるかもしれません。
・配色を意識する
・人の出入りを感じさせないよう配慮する
詳しくお伝えします。
配色を意識する
1つ目の工夫は配色です。
コンセプトに合わせたデザインスタイルにするべきだとお伝えしましたが、ターゲットのためにより配慮するなら色合いに注目しましょう。
色が人に与える心理効果を活用することで、ターゲットにとってより居心地の良い空間ができあがります。
色の心理効果については以下の通りです。参考になさって見て下さい。
色 イメージ1 イメージ2
白= 純粋、清潔、神聖、正義 空虚、無
グレー= 落ち着き、大人、真面目 抑うつ、迷い、不信
黒= 高級感、重厚感、威厳 恐怖、絶望、不吉、悪、死
赤= 情熱、活力、興奮、高揚 怒り、暴力、警戒
橙= 喜び、活発、陽気、明るい、暖かい ー
黄色=愉快、元気、軽快、希望、無邪気 注意、注目
緑=安らぎ、癒し、調和、安定、若々しい、健康、やさしい ー
青= 知的、落ち着き、信頼感、誠実、爽快感 悲哀、冷たい、孤独
紫= 上品、優雅、妖艶、神秘、高貴 不安
ピンク= 可愛い、幸福、愛情 ー
伝つくラボより引用
リラックス効果や落ち着いた雰囲気を演出できるのは、
・グレー
・緑
・白
・青
などが挙げられます。
また、興奮作用のある赤や黄色は、ポップな空間作りに向いていますね。
人の出入りを感じさせないよう配慮する
2つめの工夫は、人の出入りを感じさせないよう配慮することです。
開放感を保ちつつ配慮するには、パーテーションを使用すると良いでしょう。
内装に合った素材でできたパーテーションを使用すれば、統一感も感じられます。
少ないながらもプライベートな空間作りができているサロンは、それだけ利用客に配慮しているなという印象を与えられます。
サロン全体でお客様が提供したいコンセプトを演出しよう
新しくサロンを開業したいお客様へ、内装サロンは清潔感と統一感を合わせるべきだとお伝えしました。
コンセプト、ターゲット、内装デザインが上手にマッチングされることで「このサロンは居心地が良い」という印象を与えられます。
ターゲットに合わせた空間が居心地の良さを演出し、利用客がファンとなることでリピート率アップへと繋がるのです。
コンセプトやターゲットを明確に決めていくことは、その後のサロン運営に大きく関わるのだと理解しましょう。
コンセプトに基づいたお客様のイメージするデザインを、きちんと内装工事業者に伝えて下さい。
「配色はこうしたい」「レイアウトはこのようにしたい」など、お客様のイメージをきちんと意思表示して、積極的に伝えていくことが大切です。
ここで、Idealが施行を担当しましたサロンの内装デザイン事例をご紹介します。
Idealは、与えられた空間を存分に活かしつつ、提供したい”特別な空間”を細かく丁寧に形にしていきます。
今回の事例の様に、お客様の希望を根本から理解した上で、必要な手続きを含め、内装デザインから施行までを代行します。
お客様が提供したいものを汲み取ることはもちろん、悩みや急な提案に臨機応変に対応することがIdealの強みです。
思い描いていたサロンが出来上がるよう、丁寧にご対応させて頂きます。
まずは一度、ご相談してみて下さい。
お客様の悩みを一つ一つ丁寧に対応、解決させて頂きます。
監修者
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IDEAL編集部
日本全国の美容室・カフェ・スポーツジム等の実績多数!
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