2020.10.30|店舗デザイン

集中できる学習塾の内装とは?

集中できる学習塾の内装とは?

「学習塾を新たに開業したいのだが、どのような内装にすればいいか」という疑問にお答えする記事です。

結論から言いますと、学習塾の内装は、生徒たちが集中して学習に取り組める空間作りを徹底しなければなりません。

具体的には、
・勉強しやすい
・集中力が続く
・眠くならない
・勉強以外のことが気にならない

ような内装が求められています。

また集中できる学習塾の空間づくりは、指導方法によっても異なります。
数ある学習塾からお客様の手掛ける学習塾がいかに魅力を発揮できるか。

できるだけ多くの生徒たちに興味を持ってもらえるよう、勉強のしやすさを引き出す工夫を取り入れていきましょう。

そこで今回の記事では、
・指導方法によって変わる必要な要素
・集中できる空間にするコツ4つ

についてお伝えしていきますね。

また、当記事の最後にIdealが施工を担当した事例をご紹介しております。

集中力が持続する学習塾の内装デザインについて知識を身に着けられた後に事例をご覧いただけますと、より理解が深まります。
是非ご参考下さい。

学習塾の”集中できる空間”は指導方法によって変わる

学習塾の”集中できる空間”は指導方法によって変わる

学習塾に求められるのは『いかに集中して勉強できる空間であるか』です。

「家だと集中できないが、勉強はしたいのだ」という生徒たちの希望に応えられる内装でなければなりません。

集中できる空間とは、すなわち設備が整っているということ。
設備は、指導方法によって必要な要素が変わってきます。

[学習塾の指導方法]
・個別指導
・集団指導
・動画配信型指導

各指導方法ごとに必要な設備や要素をお伝えしていきますね。

個別指導

個別指導

集中できる個別指導型の内装は、以下を抑えましょう。

[集中できる内装作りのポイント]
・カウンターを設ける
・パーテーションを設ける

個室や個々にデスクを設けることが難しければ、仕切りを設けて周囲への配慮が必要です。

集団指導

集団指導

集中できる集団指導型の内装は、以下を抑えましょう。

[集中できる内装作りのポイント]
・生徒数の制限を設けて開放感を維持
・窮屈な印象を与えないようスペースを確保

教室の広さに合わせてデスクの大きさ、幅を考慮しましょう。
できるだけ、いっぱいいっぱいにならないよう人数調整も必要です。

動画配信型指導

動画配信型指導

集中できる動画配信指導型の内装は、以下を抑えましょう。

[集中できる内装作りのポイント]
・配信設備、再生機器を不備なく整える
・雑音や騒音が気にならないよう配慮する

スクリーンや映像再生機器、大量のデータを、タイムラグを感じないようインターネット環境を整える必要があります。

集中できる学習塾の内装作りのコツ4つ

集中できる学習塾の内装作りのコツ4つ

集中できる学習塾を作り上げるために配慮するべきポイントは4つあります。

[集中できる学習塾のためのコツ4つ]
・集中力を上げる配色にする
・疲れにくいデスクとチェアにする
・入口から遠い場所に学習部屋を設ける
・内装素材は調湿や消臭効果の高いものを使う

順に詳しくお伝えしますね。

集中力を上げる配色にする

1つ目のコツは、内装を集中力を促す配色にすることです。

具体的には以下のような色を取り入れると良いでしょう。

[集中力を上げる色]
・白
・黒
・緑
・茶色
・グレー

などが挙げられます。
ただし、配色の組合せは多くても3色までとしましょう。

色の数が多いと、その分脳に与える情報量が多くなり疲れやすくなります。
結果的に集中力を妨げる原因になるので、色の数は3つまでに抑えましょう。

また、色の心理効果については以下の通りです。
ぜひ参考になさって下さい。

色 イメージ1 イメージ2
白= 純粋、清潔、神聖、正義 空虚、無
グレー= 落ち着き、大人、真面目 抑うつ、迷い、不信
黒= 高級感、重厚感、威厳 恐怖、絶望、不吉、悪、死
赤= 情熱、活力、興奮、高揚 怒り、暴力、警戒
橙= 喜び、活発、陽気、明るい、暖かい ー
黄色=愉快、元気、軽快、希望、無邪気 注意、注目
緑=安らぎ、癒し、調和、安定、若々しい、健康、やさしい ー
青= 知的、落ち着き、信頼感、誠実、爽快感 悲哀、冷たい、孤独
紫= 上品、優雅、妖艶、神秘、高貴 不安
ピンク= 可愛い、幸福、愛情 ー
伝つくラボより引用


ちなみに、興奮作用のある赤や黄色はなるべく使用しないようにしましょう。
集中力を上げる、または維持する効果は期待できません。

疲れにくいデスクとチェアにする

疲れにくいデスクとチェアにする

2つ目のコツは、疲れにくいデスクとチェアを設けることです。

長時間座っていても集中力を維持するには、疲れにくいことが前提です。
学習塾であるからには、デスクとチェア選びは手抜きせずに吟味するべきです。

入口から遠い場所に学習部屋を設ける

3つ目のコツは、入り口からなるべく遠い場所にメインの学習部屋を設けることです。

入り口に近い位置だと、人の出入りや雑音が気になり、集中できなくなります。

集中力を高める上で、必要ない音はなるべくシャットアウトできる環境でなければなりません。

内装素材は調湿や消臭効果の高いものを使う

内装素材は調湿や消臭効果の高いものを使う

4つ目のコツは、内装素材に関することです。

出来る範囲、調湿や消臭効果のある素材を取り入れると良いでしょう。

[調湿、消臭効果のある素材]
・無垢材
・珪藻土
・ヒノキ、マツ

など。
こうした天然素材があるだけでもクリーンな状態を維持できるようになります。
クリーンな空間はそれだけで集中力を上げる効果が期待できます。

内装デザインで塾生の効果を高めることができるかもしれない

内装デザインで塾生の効果を高めることができるかもしれない

近年における学習塾は「いかに集中して取り組めるか」が求められるようになってきています。

最早、先生の指導力だけでは無くなってきているのです。

内装デザインも「シンプルな作りでいいのではないか」と考えるよりも、「もっと集中して取り組めるにはどうすればいいか」と考えていきましょう。

内装デザインにおいて生徒たちの集中力を上げることが、結果的に『学力UP』『合格』へと繋がるのです。
他の学習塾よりもレベルを上げてデザイン設計していくことが、今後の経営に大きく影響することになります。

集中できる学習塾の形は様々な要素から成り立っている

集中できる学習塾の形は様々な要素から成り立っている

学習塾を開業したいお客様へ、集中できるための内装デザイン案について伝えしました。

生徒たちにできるだけ集中力を維持してもらうために、
・素材
・配色
・教室の位置
・デスクとチェア

に配慮してデザインを設計していきましょう。
ここで、Idealが施行を担当しました事例をご紹介します。

お見せした事例では、清潔感をベースにニュートラルな空間に仕上げました。

Idealは、与えられた空間を存分に活かしつつ、お客様の提供したいものを丁寧に形にしていきます。

お客様の希望や理想を根本から理解した上で、必要な手続きを含め内装デザインから施行までを代行します。

コンセプトを汲み取ることはもちろん、急な提案や変更にもできるだけ臨機応変に対応することがIdealの強みです。

お客様の理想とする学習塾が出来上がるよう、悩みを一つ一つ丁寧に対応、解決させていただきます。
まずは一度、ご相談してみて下さい。

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監修者

IDEAL編集部

日本全国の美容室・カフェ・スポーツジム等の実績多数!
店舗づくりをプロデュースする「IDEAL(イデアル)」が運営。
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