2021.05.14  2021.05.10|店舗デザイン

会員制バーの内装は高級感と落ち着きある空間を大切に

会員制バーの内装は高級感と落ち着きある空間を大切に

「会員制バーをオープンしたい。どんな内装にしたらいい?」
「”高級感”ある内装ってどうやって設計したらいい?」
というお客様への記事です。

当記事で伝えること↓
・会員制バーは高級感を与える内装の考え方
・高級感を与える配色の考え方
・高級感を与えるインテリアの選び方

多くのお店開業に携わってきたIDEAL(の中の人)が、どこよりも分かりやすく、見やすくお伝えしますよ。

先に冒頭の質問にお答えしましょう。

会員制バーの内装は、高級感を与える内装にしましょう。
高級感は、”色”と”インテリア”で演出できます。

「あまりお金をかけずに高級感を演出したい」ということであれば、配色は特に意識しましょう。

高級な床材や壁紙を使わずとも、配色で高級感の演出は可能なのです。

お客様には『会員制バーの内装デザインについて、ちゃんと分かる人』になっていただきます。

会員制バーとは?

会員制バーとは?

会員制バーとは、お酒を提供する飲食店を指します。

実は”会員制”とアピールしたとしても、実際に会員制のバーはほとんどないのです。

あえて「会員制」と謳っている理由は
・反社会勢力
・泥酔している見知らぬ客
・バー側が望んでいない客
らの入店を断るためなんですよ。

また、接待行為がないので「キャバクラやガールズバーよりも”上品さ”が感じられる」という声も聞きます。

この”上品さを感じる”というのが、理想的なバーへのヒントだと理解しましょう。

”上品さ”を顧客に感じさせるには、高級感を漂わせた内装にすることで可能なのです。

会員制バーの内装:高級感を与える色の配色とは

会員制バーの内装:高級感を与える色の配色とは

会員制バーの内装に高級感を与えましょう。

そのためには壁や天井などへの”配色”がポイントです。

・黒をベースにする
・サブに金を取り入れる
・サブに薄ベージュを取り入れる
・アクセントに赤を取り入れる

それぞれ解説していきますね。

高級感ある会員制バーの内装①ベースを黒

ベースカラーを黒にしましょう。

なぜなら、黒は『高級感』と『重厚感』を与える色だからです。

広い面積に黒を取り入れることで、高級で、厳粛かつ洗練された印象を人々に与えます。

視界に入る黒色の割合を多くすることで、顧客に「なんだか格式高そうなバーだな」という印象を抱かせます。

実際に
・百貨店
・高級ギフト店
・夜に開催されるイベント関連のポスター

など、高級感を演出したい場所やイベントに、黒を取り入れていることが多いです。

高級感ある会員制バーの内装②サブカラーに金

高級感ある会員制バーの内装②サブカラーに金

サブカラーに金色を選びましょう。

金色そのものは高級感、高価な印象を抱かせる色です。

ですが、金色をベースにしてしまうと、却って品のないイメージを顧客に与えてしまいます。

ですから、ベースはあくまで黒にし、サブとして金色を取り入れましょう。

高級感ある会員制バーの内装③サブカラーに薄いベージュ

サブカラーに薄いベージュを使うのもアリ。

金色よりも見た目の印象がやわらかくなります。

金色と色味が似ているので、高級感がなくなるわけではありません。
むしろ、薄いベージュの方が、親近感を与えるかもしれませんね。

なぜなら”金色の冷たさを和らげたような色味”でもあるからです。

黒で高級感と重厚感を抱かせ、かつ薄いベージュでやわらかさを演出するのも良いでしょう。

高級感ある会員制バーの内装④アクセントに赤

高級感ある会員制バーの内装④アクセントに赤

会員制バーの内装は、アクセントカラーとして赤を選ぶといいですよ。

なぜなら、黒色と金色だけでは冷たい印象になってしまうからです。

赤には人を引きつける効果があります。

情熱的な気持ちを高める効果もあるので、購買意欲を高めるべく、バーカウンター内のボトル棚に赤を添えるのもいいでしょう。

会員制バーの内装:高級感を与えるインテリアとは?

会員制バーの内装:高級感を与えるインテリアとは?

会員制バーの内装を、より高級感漂う空間にするならインテリア選びも重要なポイントです。

コツは以下のとおり↓

・カウンターの素材
・テーブルの色を黒にする
・椅子=レザーや艶感があるもの

それぞれ解説していきますね。

会員制バーの高級度を高めるには①カウンターの素材にこだわる

もっと高級感ある会員制バーにしたいのであれば、カウンターの素材にこだわりましょう。

なぜなら、カウンターはバーのメイン、バーの顔だからです。

例えば
・ブナ材
・パイン材
・天然の一枚板
など。

できれば混在物がない、1つの素材でできあがったものが良いですよ。

高級な素材でできたカウンターであれば、経年劣化やキズができたとしても”材質が持つ風合い”として魅力的に見せてくれるでしょう。

アンティーク感が漂うカウンターになるかもしれませんね。

会員制バーの高級度を高めるには②テーブルは黒をベースに

会員制バーの高級度を高めるには②テーブルは黒をベースに

テーブルの色は黒をベースにして選定しましょう。

空間が引き締まって、より高級な雰囲気になるからです。

テーブルに差し色を取り入れてもいいでしょう。

ゴールドや赤の模様や刺繍が入ったクロスを敷いておくのもいいかもしれませんね。

会員制バーの高級度を高めるには③椅子はレザーや艶感のあるものに

会員制バーで使う椅子は、レザーや艶感のあるものを選びましょう。

特に本革製の椅子やソファを選ぶのがベスト。

空間全体で高級感を演出するわけですから、椅子やソファも雰囲気を壊さないデザインにするべきです。

椅子やソファの色は、黒またはボルドーのようなダークカラーを選ぶといいですよ。

会員制バーの明かりはLEDでも電球色に

会員制バーの明かりはLEDでも電球色に

会員制バーには、電球色を意識した照明を取り入れましょう。

中でもオレンジに近い色を選ぶといいですよ。
電球色には、温かみのある色味からリラックス効果があります。

また
・疲れを癒やす
・ストレスが減る
・安心感が生まれる
・心にゆとりが持てる
といった効果があります。

ですので、仕事帰りに立ち寄ってくれた顧客へ、寄り添えるバーになりますよ。

まとめ:会員制バーの内装は”色”と”素材”で『上品な高級感』を演出しよう

まとめ:会員制バーの内装は”色”と”素材”で『上品な高級感』を演出しよう

新しく会員制バーをオープンしたいお客様へ、高級感を抱かせる内装作りのコツについてお伝えしました。

バーの種類は様々ですが『会員制』だからこそ提供できる空間があります。
会員制バーの内装は、ただ単に高級な雰囲気にするだけでは勿体ないのです。

お客様のコンセプトや、ターゲットに合わせた空間作りが大切だと心得ましょう。
ですから、お客様の「このようにしたい!」という理想の形を、きちんと内装工事業者に伝えて下さい。

「この素材をカウンターに使いたい」
「レイアウトはこのようにしたい」
など、お客様のイメージをきちんと意思表示して、積極的に伝えていくことが大切です。

IDEALでは、与えられた空間を存分に活かしつつ、お客様のこだわりを細かく丁寧に形にしていきます。

お客様の希望を根本から理解した上で、必要な手続きを含め、内装デザインから施行までを代行します。
提供したいものを汲み取ることはもちろん、悩みや急な提案に臨機応変に対応することがIDEALの強みです。

まずは一度、ご相談してみて下さい。

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監修者

IDEAL編集部

日本全国の美容室・カフェ・スポーツジム等の実績多数!
店舗づくりをプロデュースする「IDEAL(イデアル)」が運営。
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