2017.11.16 2020.08.07|新規開業ノウハウ
イタリアンの内装はどうする?ローコストで開業するにはアイデアが重要!
おしゃれなイタリアンレストランを開業したい場合、悩みの種は内装かもしれません。自分のお店なので内装にはしっかりとこだわりたいと考えてしまいますが、工事費用が開業資金を圧迫するのは問題です。
内装は飲食店を開く上でも無視できない大きなコストとなるので、アイデアを絞って上手に節約しながらすてきなイタリアンを開いていきましょう。
ここでは、一体どうすればローコストでイタリアンを開業することができるのか、そのアイデアをいくつか紹介していきます。
イタリアの雰囲気を感じさせるのが基本
お店がイタリアンであることを強調させたい場合は、お店の隅々までイタリア的要素をちりばめることが大切です。入り口はもちろんのことトイレも忘れず内装を施すことで、より店舗がイタリアらしさでまとまります。
イタリアを連想させやすいのは緑と白と赤の3色です。これはイタリア国旗の組み合わせで内装の随所に加えるとお客様にイタリア的な雰囲気を感じてもらえることができるでしょう。
その他にもイタリア語をちりばめるのも、イタリアっぽさの演出を手助けしてくれます。
ここに注意!スケルトン物件の内装
イタリアンを開業するにあたり内装にいろいろなアイデアがあるのなら、スケルトン物件を選ぶと良いでしょう。スケルトン物件とは内装がほとんど施されていない状態の物件でゼロから店作りを行えます。
メリットは内装の自由度が高いことで自分好みの店舗に仕上げることが可能です。
しかし内装がない状態からお客様を満足させる状態にまで持っていかなければならないため、労力とコストが多くかかることにも注意する必要があります。
また前に入っていた店舗が飲食店ではなかった場合、厨房部分の設備を施さなければなりません。電気やガス、水道などの配管や防水工事も行わなければならず、コストが膨大になる恐れがありますので注意しましょう。
ここに注意!居抜き物件の内装
内装にかかるコストをできるだけ抑えて飲食店を開業したいのなら、居抜き物件がおすすめです。居抜き物件とは前に入っていた店舗の内装がそのまま残っており、それを引き継いで使用できる物件のことを指します。
前の店舗が同じくイタリアンだった場合は設備やインテリアに関してあまり手を加えることなく利用できるため、工事費用と厨房設備機器などが節約可能となります。
また交渉次第では無料で内装を手に入れられるケースもあります。前の店舗のオーナーは基本的に施した内装をすべて取り除いた状態で大家に物件を返さなくてはなりません。
しかし、まっさらの状態に戻すためにはコストがかかります。そのため前のオーナーと設備を引き取る次のオーナーは利害が一致しているのです。少しでも安く内装を引き継ぎたいなら積極的に交渉をしてみましょう。
居抜き物件は初期コストを抑えるのに効果的です。しかしデメリットとしてはレイアウトがすでにある程度固定されているため、デザインの自由度が低いことが挙げられます。
また引き取った機器が古くて最悪の場合使えないこともあるので契約する前にはきちんとチェックが必要です。
コスト削減と雰囲気アップを一気に!
イタリアンの内装費用節約にはコツがあります。まず建築資材は中古品を購入し業者に工事を発注してください。業者にすべてを頼むと新品の高い資材が使われる可能性があります。材料は中古でそろえておくことで資材費の節約が可能です。
またインテリアにはイタリア雑貨や空のワインボトルなど、イタリア的なアイテムを壁一面に並べるのも良いでしょう。おしゃれな雰囲気になり工事費用も節約できます。このように低コストかつイタリア的な雰囲気の内装作りは比較的簡単に行えます。
アイデア次第で魅力的なイタリアン店舗に!
飲食店を開業するとなると通常はお店の空間作りにたくさんのコストがかかってしまいます。しかし、ちょっとしたアイデアがあればローコストで魅力的な雰囲気のお店を開くことができます。
また同じイタリアでもシチリアっぽさとヴェネチアっぽさ、ローマっぽさなどは異なります。
イタリアの中でも方向性を決めてあげると、より多くのアイデアが湧くかもしれません。アイデア次第でローコストのイタリアンは開業できるので、ぜひチャレンジしてみてください。
監修者
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IDEAL編集部
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