2018.08.30 2020.08.12|新規開業ノウハウ
蕎麦屋開業するならここが重要!経営に成功するためのポイントとは?
サラリーマン生活をやめて、自分で事業を立ち上げる人が年々増えています。数ある飲食店の中でも蕎麦屋開業を希望する人が多いのが特徴です。
脱サラして蕎麦屋を開業しようと経営計画を立てている人もいるのではないでしょうか。蕎麦屋で成功するためにはまず経営者の視点に立って、しっかりとした事業計画を考えることが重要です。
今回は蕎麦屋開業に向けて内装やコンセプトなど、蕎麦屋開業で特に重要なことを解説していきます。
目次
1日の食数が限られる手打ち蕎麦だからこその工夫を
手打ち蕎麦は文字通り手打ちするため、蕎麦のストックを大量に確保しておくことが困難です。そのため、蕎麦の仕込みも簡単ではなく重労働になります。
手打ち蕎麦屋で利益を上げるためには、利益がきちんと出るメニューを練っておくことが重要です。蕎麦をどのくらい確保できるのか、利益を出すにはどのようなメニューにするのか事前に考えておかなければなりません。
単価の低いメニューばかりでは利益が低くなってしまうので、単価が高いメニューも用意しておきましょう。
手打ち蕎麦の良さを活かせるメニューはもちろん必要ですが、カツ丼や親子丼といったご飯もののメニューも用意しておくと、蕎麦の数も確保しやすくなります。
店のコンセプトを明確にすることが蕎麦屋経営のポイント
蕎麦屋を開業する前はどのようなコンセプトにするのかをしっかりと決めておきましょう。立地条件、提供メニュー、メニューの価格などです。
オフィス街で営業するなら単価を低く設定してランチメニューを導入する、住宅街の場合は単価を高くしてお酒と一緒に楽しめるようにするなど工夫が必要です。
最初から幅広い層をターゲットにしてしまうと、メニューの数が増えてしまいスタッフの手が回らなくなってしまう恐れがありますので注意しましょう。
個性のあるメニュー作りがリピーターを増やす
蕎麦屋といえば、もり蕎麦やざる蕎麦などが定番のメニューです。このような定番メニューを極めるのもいいのですが、リピーター獲得を目指すなら工夫が必要といえます。
四季を意識したメニュー、ご当地食材を使用したメニューなどお客様が飽きないメニューの開発も欠かせません。
また、ランチメニューにお得感を持たせたり、高級感を演出したりするのもいいでしょう。蕎麦屋を自分で開業するメリットはチェーン店では出せない独自のメニューを提供できる点です。
他店のメニューもチェックしながら強みとなるメニューを作りましょう。また、ポイントカードを導入するのもリピーター獲得に繋がります。
どんな内装にするかが売り上げにも影響する
メニューも大切な要素ですが、店舗の内装も売り上げや集客に大きく影響します。居心地のいい空間を作り上げることが大切なので、内装にも気を配りましょう。
蕎麦屋らしく純和風の内装にする、現代風の内装にするなど内装の決め方もさまざまです。
コンセプトを決めないまま、いろいろなインテリアを配置したり、合わないテーブルやイスを購入したりしてしまうと、店内の雰囲気がチグハグになってしまいます。
訪れたお客様が落ち着かない空間を作ってしまうと、次の来店に結び付きにくくなってしまうので内装には統一感を持たせましょう。
ターゲット層に合わせた内装にするのも重要です。
サラリーマンやOLをターゲットにするなら現代的な内装にする、家族連れやシルバー・シニア世代をターゲットにするなら純和風な内装にするなど、客層にあった内装を心がけましょう。(※1)
再来店を左右するスタッフの接客態度
提供する蕎麦や店内の内装がどれほど素晴らしくても、接客するスタッフの態度や言葉遣いが悪ければすべて台無しになってしまいます。
「またこの店で食べたい」と思ってくれるかもしれないお客様が、スタッフの接客次第では「もう二度と訪れたくない」というように変わってしまうのです。
そうならないためにも、スタッフの教育やモチベーションには細かく気配りをしましょう。お客様の立場に立った接客を心がける、スタッフのモチベーションが低下しないために工夫をすることが重要です。
監修者
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IDEAL編集部
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