2020.09.30|お知らせ

ワンランク上の高級感は内装デザインで演出

ワンランク上の高級感は内装デザインで演出

「高級飲食店を開業したいが、高額な家具で揃えなくても高級感って表現できるのか」
というあなたの疑問に答える記事です。

結論から言いますと、高級感を演出するのに、飲食店内を高額な素材や家具だけを揃える必要はありません。

高額な素材や家具で内装全てを統一することが、高級感を演出する近道ですが、出来ることなら費用を抑えたいと考えますよね。
そう考えるあなたの為に費用を抑えてでも高級感を演出するテクニックをお伝えします。

そこで今回の記事では、
・高級感を感じる内装の共通点
・高級感を出すテクニック4つ
・高級感が人々に与える印象

についてお伝えしていきます。

また、本記事の最後にIdealが施工を担当した事例をご紹介しております。
高級飲食店の内装デザインについて知識を身に着けられた後に事例をご覧いただけますと、より理解が深まります。
ぜひ参考してみて下さい。

高級感を感じる飲食店

高級感を感じる飲食店

高級感を感じられる飲食店の内装デザインに共通点があります。

それは、
・開放感がある
・家具の質が良い
・自然素材を使用している
・店内照明が絶妙に調整されている

という点です。
順に詳しくお伝えします。

開放感がある

1つ目の共通点は開放感があることです。

なぜなら、高級飲食店はウェイターから受けるサービスそのものも商品だから。

余裕のある空間はウェイターが多くても導線を確保できます。
・前菜
・スープ
・メイン
・デザート

のようにパートごとに料理を提供する分ウェイターが動きます。
意外かもしれませんが、余裕のある広々とした空間なだけで、高級感を演出することが可能なのです。

ちなみに個室メインが多い和食がメインの高級料亭には、この開放感はあてはまりません。

家具の質がいい

2つ目の共通点は家具の質です。
高級店で使用している家具は、質感にも配慮しています。

柔らかい質感の椅子や長椅子を使用している飲食店が多いです。

詳しくは後ほどお伝えしますね。

自然素材を使用している

3つ目の共通点は自然素材を使用しているという点です。

自然素材を、
・テーブルや椅子等の家具
・柱や、天井などの建物の一部
・雑貨に観葉植物やドライフラワー

など、店内全体でなくても、部分的に自然素材を使用していることが多いです。

店内照明が絶妙に調整されている

4つ目の共通点は店内の照明です。

人々の目に優しく、ですが暗すぎてもいけません。
せっかくのお料理が見にくい暗さですと台無しです。

どの高級飲食店も
・程よい明るさの間接照明
・日の光のような自然な明かりの照明

にすることで高級感を演出する手助けをしてくれます。

高級感を出すテクニック

高級感を出すテクニック

高級店の内装から見る共通点を理解したところで、高級感を演出する具体的なテクニックをお伝えします。

・家具の質感
・照明器具の明暗調整
・開放的な空間を作る
・床や壁に自然素材を設けてみる

順に詳しくお伝えします。

家具の質感

1つ目のテクニックは家具の質感に注目することです。

家具のデザイン性や機能性も大切ですが、高級感を演出するには質が良いと感じられるものを選ぶと良いです。

・無垢材
・革製品

上質な素材というと高額な印象もありますが、そうとは限りません。
家具の色を黒やダーク系で統一することで「高級そうだな」と印象付けることができます。

照明器具の明暗調整

2つ目のテクニックは照明の明暗を調整することです。

先ほどにもお伝えしたように、高級飲食店の中は明るすぎず、暗すぎずがポイントです。

店内全体を照らすよりも、
・柔らかい灯りが印象の間接照明にする
・料理を魅せるように各席ごとに照明を設置する
・照明とテーブルとの距離間を近すぎないようにする

などの方法を取れば、意外にも高級感を演出できるのです。

開放的な空間を作る

3つ目のテクニックは開放的な空間を作るということです。

具体的には、
・天井をできるだけ高くする
・店内全体的にある程度の広さを確保する
・壁に鏡などを設けてより広い印象を与える

など、先ほどもお伝えした通り、余裕のある空間はそれだけで高級感を演出できます。

床や壁に自然素材を設けてみる

4つ目のテクニックは床や壁に自然素材を設けることです。

具体的には、
・大理石
・御影石
・無垢材や古材
・磁器質タイル
・陶器質タイル
・せっ器質タイル

などを床や壁に使用することで高級感を感じられる上質な空間が出来上がります。

予算的に厳しいのであれば、
・店内出入口付近
・受付エリア

などの部分的に使用するだけでも高級感を演出する効果があります。

高級感を演出する際の注意点

高級感を演出する際の注意点

高級感を演出する際にも注意点が2点ほどあります。

・メンテナンスの仕方
・絨毯はなるべく使わない

順に解説します。

メンテナンスの仕方

1つ目の注意点はメンテナンスの仕方を確認することです。

床を掃除するにも、傷がつかないよう注意しなければなりません。
家と違って、土足で利用されますし、料理などの油汚れが付くことが多くなります。

素材によって適した洗剤やワックスがあります。
少し細かい話ではありますが、メンテナンスの仕方を内装業者とよく確認するようにして下さい。

絨毯はなるべく使わない

2つ目の注意点は絨毯をなるべく使わないという点です。

高級ホテルなどで使用されていますが、絨毯は飲食店には向きません。

・料理や飲み物を万が一こぼした場合
・穴が開いてしまう

など、掃除や修理に手間がかかってしまうからです。
絨毯として使える耐用年数も3年~5年と意外と短いのも欠点です。

張替えなどの作業や費用もかかることから、絨毯を使用するのはあまりオススメできません。

高級感は利用客に好印象を与える

高級感は利用客に好印象を与える

高級感を少しでも感じられるだけで、その飲食店は利用客に好印象を与えられます。

なぜなら、高級感ある空間にいるだけで、人は気持ちが満たされるようになるからです。

「自分は高級店でご飯を食べられる」
「日頃利用出来ない分、ご褒美のようで嬉しい」

というように、その場にいるだけで感じられる『特別感』を味わたいから高級飲食店を利用するのです。
また、利用客が「このお店をまた利用したいな」と感じるのは、
・お店に入った瞬間
・サービスを受けた瞬間
・お料理が美味しいと感じた瞬間

これらの瞬間全てに好印象を与えられた時です。
リピーターになって頂くべく、ウェイターや提供する料理にも高級感やこだわりを見せられるようにしましょう。

高級感と大衆感のバランスが大事

高級感と大衆感のバランスが大事

高級飲食店でも、高級感と大衆感とのバランスが大切です。

大衆感とは、より多くの人に受け入れられるようなイメージのことです。
例えば、お店の外観や看板を想像すると分かりやすくなります。

実際のお料理は安く提供しているのに、飲食店の看板や外観が高級感あるデザインの場合、利用客は想像する以上に少なくなります。

逆も同じように考えられます。

外装や看板の費用を抑えたいがために高級感を演出しないまま、提供しているものが高級食材を売っても利益に繋がりません。

高級感と大衆感の大きな違いは以下の通りです。

[高級感]
・清潔感
・おしゃれ
・色の数を抑える
・基本的にシンプル

[大衆感]
・柄がある
・色の数が多い
・光やLEDなど気を引く素材
・売りたい商品を大きくアピール

少しでも庶民的にするのか、あるいは敷居の高さを演出するのか、はあなたコンセプトとターゲットによります。

高級飲食店の内装は利用客に好印象を与えられるものに

高級飲食店の内装は利用客に好印象を与えられるものに

新しく高級飲食店を開業したいあなたへ、高級感を演出できるテクニックと注意点についてお伝えしました。

高級飲食店は、照明や家具などだけでも十分高級感を演出することが可能です。
そして、その高級感を然るべきターゲットに向けて設計することが、その後の売り上げに大きく影響することになります。

そのためには、あなたが決めたコンセプトからイメージするデザインを、きちんと内装工事業者に伝えて下さい。
「レイアウトはこのようにしたい」「配色はこうしたい」など、あなたのイメージをきちんと意思表示して、積極的に伝えていくことが大切です。

ここで、Idealが施行を担当しました高級飲食店の事例を1つご紹介します。

Idealは、与えられた空間を存分に活かしつつ、あなたの提供したいものを細かく丁寧に形にしていきます。
今回の事例の様に、あなたの希望や提供したいものを根本から理解した上で、必要な手続きを含め、内装デザインから施行までを代行します。

高級飲食店開業のために、あなたが提供したいものを汲み取ることはもちろん、悩みや急な提案に臨機応変に対応することがIdealの強みです。

あなたの夢の飲食店が出来上がるよう、丁寧に手助けをしてくれます。
まずは一度、ご相談してみて下さい。

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監修者

IDEAL編集部

日本全国の美容室・カフェ・スポーツジム等の実績多数!
店舗づくりをプロデュースする「IDEAL(イデアル)」が運営。
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