2020.08.24|店舗デザイン

経営を重視してマーケティング効果のある店舗デザインをしよう

経営を重視してマーケティング効果のある店舗デザインをしよう

店舗をデザインするときには企業のブランドや提供するサービスのイメージなどを考えて美しく仕上げることを重視する傾向があります。

しかし、経営の視点を重視してマーケティング効果のある店舗をデザインするのも合わせて考えるのが合理的です。その理由と方策を紹介するので、店舗デザインの切り口として検討してみましょう。

店舗を経営者の視点でデザインしよう

店舗を経営者の視点でデザインしよう

店舗デザインをするときには美観、あるいはブランドやサービスのイメージを優先してしまいがちです。

それも重要な観点の一つで、デザイナーなどに依頼すると魂を込めた美しいデザインを創出してくれるでしょう。しかし、実際に店舗経営をするときには何が重要なのでしょうか。

いかに美しい店舗に仕上げたとしても、顧客が集まらずに売り上げが思ったように増えず、営業利益を十分に確保できなければ意味がありません。経営視点で考えると美しさよりも売り上げが出ることの方が重要になります。

店舗デザインの仕方によって売り上げが大きく左右されることになるのは理解しておく必要があります。取り扱っている商品がいかに素晴らしかったとしても魅力のない店舗には顧客はあまり足を向けません。

サービスの内容が業界屈指の素晴らしいものだったとしても、この店舗に入りたいと顧客が思わなければ来店者すらいなくて困ってしまうでしょう。

このような状況に陥らないようにするために行うのがマーケティングです。

宣伝広告を出して顧客に気づいてもらう、ホームページやメルマガなどでキャンペーン情報を公開して訪問したいと考えさせる、ECサイトやアプリを使って店舗に誘導する、クーポンを発行してメリットを与えるといった方法がよく用いられています。

しかし、このようなマーケティングは宣伝広告費が継続的にかかったり、キャンペーンやクーポンによって利幅が小さくなったりする問題があります。

営業利益を増やしていくためには費用負担が少ない仕組み作りをするのが大切です。

その基軸にできるのが店舗デザインで、どこをどのようにデザインするとどんな効果があるのかを具体的に理解しているとマーケティング効果が高い店舗に仕上げられます。

最も基礎的な考え方としては店舗の外観と内観に切り分け、それぞれのマーケティング上の役割に応じた適切なデザインを施すことが挙げられます。

まずはこの視点で経営の立場から有益な店舗デザインを作り上げることを考えてみましょう。

外観は新規顧客の獲得と事業の宣伝に活用しよう

外観は新規顧客の獲得と事業の宣伝に活用しよう

まずはマーケティング視点での外観のデザインについて考えてみましょう。

店舗は街頭広告などと同じように、店舗が見える範囲を通りかかったあらゆる潜在顧客に対するマーケティングツールになります。

外観をデザインするときの目的は、その外観を見た消費者が来店したいと思うようにすることや、その外観のイメージを何度も見て記憶することにより潜在意識の中に刷り込むことです。

つまり、新規顧客を獲得できるようにすること、事業の宣伝をすることの二つに集約することができます。

さらにもう一歩踏み込むとブランディング戦略にも有効で、複数店舗を経営しているときには共通のイメージを持たせる外観にすることでブランドイメージを消費者の中に定着させることが可能です。

新規の獲得と事業の宣伝では店舗デザインに異なるアプローチが必要になります。それぞれに必要な要素を考えた上でうまく合わせて仕上げると両方の機能を併せ持つ外観になるでしょう。

まず、新規顧客を獲得するためには店舗に入ってもらわなければなりません。

もともとはその店舗のことを知らなかったけれど、興味がありそうかなと思ってよく見てみたら、実は自分にとってとても魅力的だから入ってみたというストーリーができれば優秀なデザインだと言えるでしょう。

そのために必要なプロセスは気づいてもらうこと、そして店舗の前まで来て入りたいという気持ちを彷彿とさせることです。

消費者に気づいてもらうためには遠くから見ても目立つことが大切です。周辺の店舗とあまりに調和したデザインになってしまっていると消費者からは認識されないでしょう。

かといって調和性がないと過激な印象を受けてしまって一歩引いてしまう消費者も多いのは確かです。

補色を部分的に使って目を引くようにしたり、店舗本体は調和性を持たせて看板やのぼりに対比的な色を使ったりするのがコツです。

時間帯によって見え方にも違いがあるので、特に昼間と夕方、日没後の目立ち具合はよく考えましょう。明るい時間帯は白などの明度が高い色が目立ちますが、暗くなってきてからは照明を有効活用するのが効果的です。

気付いてもらって店舗の前まで来ても来店しないことはよくあります。その壁を乗り越えさせるには入る魅力をはっきりと見せるのが大切です。

ストレートなのは店内がよく見えるデザインにする方法ですが、提供しているサービスの都合上、あまり外に見えるようにはしたくないこともあるでしょう。

その場合には立て看板などでサービスの様子を写真で見せるのが良い方法です。サービス業なら料金体系などを説明したポスターも用意しましょう。

プライバシーが重視されるサービスの店舗ならむしろどこからも中が見えない方が魅力的なので、事業内容に応じて仕上げるのが大切です。

事業の宣伝という観点では店舗の前まで来た顧客にサービス内容を正確に伝えるアプローチが典型的です。事業内容がわかるようなオブジェクトを置いたり、メニューを掲示したりしましょう。

また、ブランディングも重要な観点で、他にも店舗展開をしているなら統一された店舗の形状や色彩を使用するのが基本です。

ブランドロゴもはっきりと見えるように掲示して来店者だけでなく道すがらに目にした人にも記憶しておいてもらえるようにしましょう。

店頭にある文字や写真などによる情報は最小限にして、イメージで覚えてもらえるようにするのが効果的です。

内観はリピート顧客の獲得に活用しよう

内観はリピート顧客の獲得に活用しよう

店舗の内観をデザインする上では何を目的にしたら良いのでしょうか。内観では売り上げを出し、リピーターを獲得するという考え方でのデザインが有効です。

マーケティングでは新規顧客を購入に導き、リピーターを獲得して安定した売り上げを出せるようにするのが基本なので、外観と内観のデザインを組み合わせれば安定した利益を生み出せるモデルができることがわかるでしょう。

外観で顧客を集めて内観で顧客を育てるという姿勢でデザインするのが肝心です。

内観のデザインでは利用したい、そして来訪したいと思うように満足度を上げる工夫を凝らすのが最も重要です。事業と提供するサービスをきちんと分析して、顧客が何を求めて来店しているのかを明確にしましょう。

その期待を増幅させられるデザインに仕上げると利用率も来訪率も飛躍的に向上します。店舗の内観から直感的に受けるイメージを重視して心理的な効果による満足度の増強を図るのが一般的なアプローチです。

スペースの取り方やレイアウトの仕方、色調の決め方によって大きな違いが生じます。標的にする顧客のニーズを調査した上で、ぜひとも利用したいと直感的に思ってもらえるようなデザインに仕上げましょう。

マーケティング重視で店舗をデザインしよう

店舗経営をする上では売り上げを安定して伸ばせるようにすることが重要です。

店舗デザインの仕方次第では効果的なマーケティングが可能なので、安定して新規顧客とリピーターの獲得をできるようにデザインしましょう。

内観と外観のマーケティングにおける役割を理解しているとデザインの方向性が明確になります。ブランディングへの活用も考慮して一貫性のある仕上がりを目指しましょう。

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