2020.09.10|店舗デザイン

テラスのある店舗はどんなデザインがいいの?

テラスのある店舗はどんなデザインがいいの?

「テラスのある店を作りたい…店舗デザインはどう決めていけばいいのか?
何か注意点はあるのか。」
このような疑問を持つあなたへの記事です。

結論、テラスのある店舗・内装デザインは、コンセプトとターゲットに合わせたものにしましょう。
・ノマドワーカー向けなのか
・子連れでも安心して利用してもらいたいのか

など、コンセプトをしっかり設定した上で、
・テラス
・外観
・内装

それぞれがお互いに違和感、ギャップを感じさせないことを意識してデザイン設計していきましょう。

またテラス付きの店舗を開業するのに抑えるべきポイントは以下の2点だけです。
・テラス席を設ける目的をはっきりさせる
・然るべきところからきちんと許可を得る

テラス付きのカフェやレストランがここ数年で増えてきているのは、現代人が求めているものが影響しているからです。

また、テラスを設けるには、開業するのとは別に許可を得る必要があります。
知らぬうちに作業することの無いようしっかり理解しておきましょう。

今回は、
・テラス付き店舗が人気な理由
・テラス付き店舗を開業する際の注意点
・テラスのあるカフェ、レストラン例
・テラスがもたらす店への効果

を分かりやすくお伝えしていきます。

なぜテラスがある店舗は人気なのか

なぜテラスがある店舗は人気なのか

テラスがある店舗が人気な理由は以下の通りです。

・開放感を求める人が増えたから
・テラスがあるだけでお店の雰囲気が伝わるから

詳しく解説しますね。

人々が開放的な場を求めるようになった

テラス付き店舗が人気な理由の1つ目は、現代に生きる人々が開放的な場を求めるようになったからです。

<これまでの日本人>
海外の人々に比べてテラス席の利用を避けてきた。
その理由は室内や個室を好む傾向があったから。

海外ではテラス付き店舗が多いのに対し、日本ではテラス席を設けた店舗そのものが多くありませんでした。
また、たとえ室内満席でテラスが開いていたとしても、室内を選ぶ傾向が多かったのです。

<今、これからの日本>
BBQやグランピングなどが流行りだした。
その理由は、外の開放的な場で食事や会話することを心地よく感じるようになってきたから。

日頃の仕事や家庭とは違う、
「外の空間を感じたい」
「開放さを楽しみたい」
という欲求が出てくるようになり、より身近なテラス席を求めるようになってきたのです。

テラスがあるだけでお店の雰囲気が伝わるから

2つ目の理由は、テラス席があるだけでお店の雰囲気が伝わるからです。

したがってお店の雰囲気に直結したデザインをテラス席に設けるべきです。
店舗・内装デザインは、テラスを見た時に抱いた印象から、ギャップを感じさせないものにしましょう。

お店の雰囲気を伝えることは、集客において重要なポイントです。
ひと目見た時に閉鎖的で重厚感のある印象は「このお店は入りづらい」と人々に抵抗感と距離感を生んでしまいます。

テラス席を設ければそれだけで
・開放的
・過ごしやすさ
・居心地の良さ

を演出し、イメージすることができます。

何より、テラスがあるだけでオシャレに感じられますよね。
各々過ごしている人々の様子から、居心地の良さを感じ取れ、同時にお店の人気具合も見ることが可能なのです。

テラス付き店舗を開業するときの注意点

テラス付き店舗を開業するときの注意点

そんな人気のテラス席を自分の店にも取り入れたいところで注意点があります。

それが以下の3点です。
・所有者への許可
・環境的な配慮
・法的な手続き

以下、解説していきます。

テラスを設ける旨を所有者から許可を取る

1つ目の注意点は、店舗を設ける物件のオーナー(あるいは不動産会社・管理会社)に、テラス席を設ける旨許可を得ることです。
意外と盲点なので、はじめの注意点としてお伝えしました。

『店舗を設けることの許可』と『テラス席を設ける旨の許可』は別です。
はじめから「テラス席を設けたい」とオーナーに相談しながらであればスムーズに作業は進みます。

かと言ってすぐに許可を得られるわけではありません。
・法的な手続きが必要
・手間が余計にかかる
ということでオーナーや管理会社からすぐに許可されないということも。

・テラスを設けることでいかに魅力的な店舗になるのか
・実際の営業オペレーションスタイルをどのようにするのか

など具体的なプレゼンテーションを行って許可を得るようにしましょう。

環境・周りへの配慮と考慮

2つ目の注意点は環境・周りへの配慮、確認を怠らないことです。

具体的には
・店舗近隣への配慮、居住者への意思確認(工事中:騒音など/営業中:匂い、人々の話し声など)
・照明やテント、パラソルなどの設備が可能か(近隣居住者への陽当りなどの影響がないか)
・雨天時などの悪天候時の営業をどうするのか
・夜間の営業はどうするのか

など、様々な視点から周りの環境的な確認をし、同時に
・建築基準法
・市区町村のルール

などから問題が無いのかを確認しなくてはなりません。
また、出店場所によりますが、安全上テラスを設置するにも以下のような決まりがあります。

<テラスの設置場所>
・屋内の客席エリアと隣接していること
・離れた場所に設置希望の場合は『道路占有許可』の届け出+保健所に相談

<テラスの境界線>
・植木やポール等でテラスエリアを区切らなければならない

<テラスの席数>
・万が一に備えて避難できるよう、座席数は室内客席数よりも少なくする

<テラスに調理器具は不可>
・テラスエリアに調理器具、サラダバーやドリンクバーを設置してはいけない

などの決まりがあります。

また、近年のコロナウイルス感染拡大の影響を受け、テラス席設置基準を期間限定で一部緩める旨、国土交通省から発表されています。

国土交通省では、新型コロナウイルス感染症の影響
を受ける飲食店等の皆様を支援するための緊急措置
として、地方公共団体と地域住民・団体等が一体と
なって取り組む沿道飲食店等の路上利用の占用許
可基準を緩和することとしました。
国土交通省より

法的な手続きが必要

3つ目の注意点は法的な手続きが必要な点です。

オーナーへの許可、環境への配慮、市区町村のルールからテラス設置自体が問題無いと確認した上で、下記の書類を提出しなければなりません。

・書類名:屋外客席設置届(見本)
・提出先:保健所

東京都では、「飲食店及び喫茶店営業の屋外客席に関する要綱」により、屋外
客席を設ける場合の基準を定めています。営業者の方は、よく基準を理解して、
苦情発生等の防止に努めてください
東京都福祉保健所より


事前に屋外客席設置届を提出し、無事に受理されてからの営業となります。

・所有者への許可
・環境的な配慮
・法的な手続き

以上3つの注意点を踏まえた上で、テラス付き店舗の開業を進めて行きましょう。

テラス席のあるカフェやレストラン

テラス席のあるカフェやレストラン

テラス席があるカフェやレストランをいくつか例にして紹介します。

・東京都
・神奈川県
・千葉県
・埼玉県

と、それぞれの地域ごとにお伝えしていきますね。
それぞれの店舗先のホームページを記しておきますのでテラスデザインの参考にしてみて下さい。

東京都でテラス席のあるカフェ、レストラン

1つ目は東京都にあるカフェ・レストランです。

・code kurkku公式HP
・NoMad Grill Lounge公式HP
・レストラン ルーク公式HP
・cafe & dining ZelkovA/ストリングス表参道公式HP
・ガーデンカフェ ウィズ テラスバー/ザ ランドマークスクエア トーキョー公式HP

神奈川県でテラス席のあるカフェ、レストラン

2つ目は神奈川県にあるかカフェ・レストランです。

・らい亭公式HP
・mm THAI公式HP
・bills 七里ヶ浜公式HP
・BISTRO EL ELLA公式HP
・A&P with terrace公式HP
・アニヴェルセル カフェ みなとみらい横浜公式HP

千葉県でテラス席のあるカフェ、レストラン

3つ目は千葉県にあるカフェ・レストランです。

・BUONO 公式HP
・Ristorante Cornettoぐるなび店舗紹介ページ
・フクミカフェ パルミエ公式HP
・Laugh Full’s(ラッフル)公式HP
・マザームーンカフェ 美浜公式HP
・Sweets&Garden Amour公式HP

埼玉県でテラス席のあるカフェ、レストラン

4つ目は埼玉県にあるカフェ・レストランです。

・蔵KURA公式HP
・ウッドベイカーズ公式HP
・KICHIRI 大宮西口公式HP
・HATSUNEYA GARDEN CAFE公式HP
・肉バル circolo(チルコロ) 熊谷店ぐるなび店舗紹介ページ

季節を感じることができるテラス席

季節を感じることができるテラス席

テラス席は、
・その場の景色をオシャレに見せる
・開放的な雰囲気を堪能できる

だけではなく、季節を感じさせることができるのが魅力的なメリットでもあります。
日本だからこそ感じられる”四季”を楽しむことは、日本人にとって醍醐味です。

特に春や秋は、心地の良い空気を感じながら過ごせることでテラス席の利用者が増えます。

夏は暑いことで利用者が少なくなるイメージですが、パラソルを設けたり、冷たい飲食物を提供するなどの工夫で『夏を感じられる空間』を提供することが可能です。
開放感のある夏の空気を感じたい人々はテラス席を利用するでしょう。

また、冬場はテラス席の利用者は少なくなる傾向がありますが、そこはあえてヒーターやブランケットを提供するなど、他店との差別化を図ることで冬場の済んだ空気を味わいたい人向けにテラスを提供することができます。

それらを踏まえた上で、テラスがあるだけで季節感を感じさせることができるのです。

テラス席だけでなく店舗内のデザインも重要

テラス席だけでなく店舗内のデザインも重要

テラス席だけでなく、店舗内のデザインも重要です。

ポイントは、テラス席とお店の内装とのギャップを大きいものにしないこと。

ナチュラルな店舗・内装デザインにしたいのであればテラス席もナチュラルな要素を取り入れ(テーブルや椅子をナチュラルなものにする)、
テラス席から高級感を演出したいのであれば、内装も高級感で統一感を持たせましょう。

基本は
・使用する家具で使用する色はなるべく統一する
・内装に使用している差し色をテラスに設ける(パラソルの色やクロスなど)

これらを抑えた上でデザイン設計を進めていけば、後々大きくギャップを感じることが少なくなります。

テラス席があるだけでお店の価値を上げられる

テラス席があるだけでお店の価値を上げられる

テラスがあるだけで、その場の景色、空間、店そのものの価値を上げることができます。

テラス付きの店を開業するのであれば、
・外観
・内装
・テラス

それぞれが直結しているようなデザインにしていきましょう。
店を利用する人々にギャップを感じさせないことが大切です。

また、テラスを設けるのに、オーナーへの許可、近隣への配慮、法的手続きを怠らないように気をつけなければなりません。
デザインだけに囚われないよう作業を進めることが大切です。

また、テラス付きの店舗・内装デザインについては、ひとつ事例をお見せします↓

Idealは、たとえ限られた空間であったとしても、あなたの提供したいもの・目指したいものを形にすることができます。
今回の事例の様に、あなたの希望を根本から理解した上で、必要な手続きを含め、店舗・内装デザインから施行までを代行します。

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