2020.10.01  2020.10.06|店舗デザイン

カフェ&デリの内装はお洒落で居心地のいい空間デザインを

カフェ&デリの内装はお洒落で居心地のいい空間デザインを

「カフェとデリを兼ね備えたお店を持ちたい。内装デザインはどんなイメージがいい?」
というあなたの疑問にお答えする記事です。

結論、カフェ&デリの内装デザインはお洒落さと居心地の良さを意識したデザインにすると良いです。

カフェ&デリは、あなたの考えるコンセプトに合わせた上で
・カフェのような居心地の良さ
・デリのようなお洒落な食事に合う空間

を提供出来るようデザインしていきましょう。

そうしたデザインを設計するためにも、カフェとデリ、それぞれの機能面を理解することが大切です。
本記事でお伝えする内容で、あなたの知識を深めることができます。

そこで今回の記事では、
・デリの意味
・カフェ&デリに適した内装デザイン案
についてお伝えしていきますね。

また、本記事の最後にIdealが施工を担当した事例をご紹介しております。
カフェ&デリの内装デザインについて知識を身に着けられた後に事例をご覧いただけますと、より理解が深まります。
ぜひ参考してみて下さい。

”デリ”とは?

”デリ”とは?

カフェ&デリを開業するためにまずは知識を増やして行きましょう。

いきなり内装デザインを決めるのでなく、始めのうちはカフェ&デリの立ち位置を深く理解することが大切です。
デリは、
・お惣菜を提供する”小さなスーパー”という意味
・『手軽におしゃれに食事が取れる』という役割

として理解しましょう。
順に詳しくお伝えしますね。

デリは”小さなスーパー”という意味

”デリ”という言葉はドイツ語の『デリカッセ(Delikatesse)』から来ています。
意味は”美味しいもの”。

『デリカテッセン( Delikatessen)』というドイツ語もあり、サンドイッチやテイクアウト用のお惣菜を売る飲食店、”小さなスーパーの様な存在”という意味です。

この『デリカテッセン』が、”デリ”と呼ばれるようになりました。

日本で『デリ』と聞くと、
『お惣菜を売るお店』
というよりも、
『こじんまりとしたおしゃれなカフェの様なお店で頂く料理』
というイメージが根付いています。

その理由は、食事に対する人々のニーズ(求めているもの)がカフェ&デリという形で表現されるようになってきたからです。

日本におけるデリの役割

『デリ=お惣菜』と聞くと、デパ地下や駅ナカ、コンビニで売っているようなお惣菜をイメージすることもあるでしょう。

ですが最近は、
・おしゃれなプレート料理
・手軽に食べられるホットサンド
・体に優しい野菜メインのサンドイッチ

など、コンセプトによる様々な形でデリと呼ばれるようになってきました。

「お洒落な食事を、お洒落な空間で楽しんでみたい」
「本を読みながらでも小腹を満たせる手軽な食事」

と人々が求めるようになり、そうした願望を叶えるようにカフェ&デリが増えてきました。

カフェ&デリの内装を紹介

カフェ&デリの内装を紹介

それでは本題のカフェ&デリに合う内装デザインをご紹介します。

カフェ&デリの内装の特徴は、
・店内の壁がない(あるいは少ない)
・調理する様子が見られるよう設計されている

など、程よい開放感があることが特徴です。
開放感は居心地の良さを提供するのには欠かせない要素でもあります。

また、提供する食事を美しく魅せられるよう、ショーケースを用いている店舗も多いです。
開放的で魅力的な空間を演出し、かつカフェ&デリとして居心地の良い空間を提供できる内装デザイン案が以下の通りです。

・シンプル
・ナチュラル
・ブルックリン
・インダストリアル

コンセプトの例と共に順に解説しますね。

シンプル風

1つ目はシンプルなスタイルの内装デザインです。

・壁や天井は白で統一
・装飾や雑貨もシンプル
・家具に自然素材を用いる

ベースカラーを白にしている分、床や家具類は黒やグレーなどの落ち着いた色にすると相性が良くなります。

[コンセプト例]
・気軽に楽しく美味しく
・落ち着く空間で楽しい食事

ナチュラル風

2つ目は、自然素材を用いたナチュラルスタイルの内装デザインです。

・天井、壁に木材の装飾
・家具類は木目のある素材
・観葉植物やドライフラワー、花を飾る

など、”自然の中”なモチーフであれば、多くの人に受け入れられます。
自然素材が少しでもあると心が落ち着きますものね。

[コンセプト例]
・心と体に優しい食事と空間
・フレッシュな食事と空間を共有

ブルックリン風

3つ目は、ブルックリンスタイルを用いた内装デザインです。

・レンガ造りをモチーフ
・家具類はアンティーク風に統一
・アメリカンビンテージをイメージする装飾

ブルックリンスタイルにも観葉植物などで緑色を添えるように装飾するとよりお洒落な空間になります。

[コンセプト例]
・忘れられない味と時間
・いつもと違うおしゃれな食事と空間

インダストリアル風

4つ目はインダストリアル風な内装デザインです。

・あえて見せる配管設備
・むき出しのコンクリート
・アイアンを敢えて魅せる家具類

[コンセプト例]
・インスピレーションを与える場での食事
・無機質なスタイリッシュさを食事と空間で表現

カフェ&デリを利用する人の心理

カフェ&デリを利用する人の心理

カフェ&デリを利用する人は、
・おしゃれな空間も楽しみたい
・手軽に気軽にサクッと食事を取りたい
・おやつではなくちゃんと野菜や肉を食べたい
・レストランに行くほどしっかり食事を取りたい訳ではない

といったことを求めています。
他の飲食店との差別化が成された新しいタイプの飲食店スタイルとして、
・もっと手軽に
・もっとお洒落に
・居心地の良さも味わいたい

を叶えた食事スタイルが、現在のカフェ&デリなのです。

カフェとして利用できる内装にすることも忘れない

カフェ&デリの内装デザイン設計で大切なのは、カフェとしても利用できるようなデザインにするべきだということです。

カフェ&デリを利用する人は、
・食事だけを楽しむために利用しません
・テイクアウトだけのために利用しません

空間とその場の食事も同じように楽しむために利用します。
限られた空間でいかにカフェとしての機能を持たせるかは、内装デザインの設計に掛かっています。

と同時に、そこまで広々としたカフェスペースを要する必要はありません。
店内でも食事をするのに違和感を感じない程度に、テーブルやカウンター、椅子を設けることでカフェとしても利用できるようになります。

一方で、カフェとしてのスペースを確保するのがどうしても難しい場合は、テラスを用いるという考えもあります。
色々と規定がありますが、テラス席を設けることも検討してみて下さい。

カフェとデリを両立させたデザイン

カフェとデリを両立させたデザイン

カフェをデリを両立させたデザインは難しいと感じるかもしれません。

が、考え方としては至ってシンプルです。
提供する食事がより美味しく感じるような内装デザインにするのだと考えましょう。

つまりは、あなたの考えるコンセプトに合わせた内装デザインにすれば良いのです。
・コンセプトやターゲットを細かく決める
・コンセプトを強調した雰囲気やビジュアルにする
・コンセプトに合うよう家具、食器などの質や色にこだわる

など、トータルコーディネートできれば、それが自然にカフェとデリの両方を兼ね備えたカフェ&デリが出来上がります。

カフェ&デリの内装は、開放的かつ魅力的な空間にしよう

カフェ&デリの内装は、開放的かつ魅力的な空間にしよう

新しくカフェ&デリを開業したいあなたへ、カフェ&デリに合う内装デザインついてお伝えしました。

カフェ&デリは、食事、飲み物などの商品、内装デザインとコンセプトが上手くマッチングしてこそ、その後の売り上げに大きく影響します。

そのためには、あなたが決めたコンセプトからイメージするデザインを、きちんと内装工事業者に伝えて下さい。
「レイアウトはこのようにしたい」「配色はこうしたい」など、あなたのイメージをきちんと意思表示して、積極的に伝えていくことが大切です。

ここで、Idealが施行を担当しましたカフェ&デリの事例を1つご紹介します。

Idealは、与えられた空間を存分に活かしつつ、あなたの提供したいものを細かく丁寧に形にしていきます。
今回の事例の様に、あなたの希望や提供したいものを根本から理解した上で、必要な手続きを含め、内装デザインから施行までを代行します。

カフェ&デリを開業するために、あなたが提供したいものを汲み取ることはもちろん、悩みや急な提案に臨機応変に対応することがIdealの強みです。

あなたの夢のお店が出来上がるよう、丁寧に手助けをしてくれます。
まずは一度、ご相談してみて下さい。

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監修者

IDEAL編集部

日本全国の美容室・カフェ・スポーツジム等の実績多数!
店舗づくりをプロデュースする「IDEAL(イデアル)」が運営。
新規開業、店舗運営のお悩みや知りたい情報をわかりやすくお届けいたします。

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