2021.07.14 2021.06.25|店舗デザイン
店舗改装がしたい!押さえたいポイントを紹介
「店舗改装がしたいけど、どんなことに気をつけたらいいでしょう?」
「店舗改装するのに、どんな準備が必要でしょうか?」
というお客様への記事です。
この記事で伝えていること↓
・店舗を改装する前に準備すること
・店舗改装をする上で考慮するべきポイント
これまで数多くのお店作りに携わった、IDEAL(の中の人)が、どこよりも分かりやすくお伝えしていきますね。
まずは冒頭の質問にお答えしましょう。
店舗改装をする上で押さえるべきポイントは、3つあります。
これからお伝えする3つのポイントを押さえながら、店舗改装に取り組みましょう。
ここから先は『店舗改装する上で、押さえるべきポイント』について解説していきますよ。
お客様には「店舗改装の良し悪しを理解し、必要性をきちんと理解している人」と、なっていただきますね。
目次
初めて店舗改装する方へ
これから初めて店舗改装する場合、把握しておくべきは「どのくらいで回収できるか」という点です。
店舗改装にかかる費用を「どのくらいの期間でどのくらい売り上げれば、回収できるか」という考えを持ちましょう。
たとえば、月の売上が100万円だった場合、売上20%UPを見込んで店舗改装するとします。
改装費用に100万円かかるとした場合、5ヶ月で回収できる、ということに。
つまり、お店の売上がUPするのは6ヶ月目になる、ということです。
であれば、約5ヶ月間は、改装費=借金、ということになりますよね。
要するに、改装は先行投資です。
そのため「改装による利益UPはいつごろになるのか」を、よく把握しておくことが重要ですよ。
店舗改装の前に準備すること
店舗改装の前に準備するべきポイントは、下記のとおりです↓
・現状の問題点を把握する
・利用性の向上も考慮する
・御手洗い場、トイレの使用目的も考慮する
それぞれ分かりやすく解説していきますね。
店舗改装の前に準備すること①現状の問題点を把握する
「どうして店舗改装するのか」を把握しておきましょう。
「店舗改装をしようか」と思いついた理由は「単に老朽化したから」というだけではないはず。
お店が抱える課題や問題点を、クリアするために改装することになるはずです。
たとえば、以下のようなことを感じたとき、改装のキッカケになるでしょう↓
・顧客の導線が悪い
・男性(女性)が入りづらい
・スタッフの導線が良くない
・顧客が商品を取りづらそう
など。
こうした課題や問題点を、店舗改装によってクリアしていかなければ、改装する意味がありません。
逆に言いますと、課題や問題点を洗い出さずに改装してしまうと、
・顧客が来なくなった
・思ったよりも売上が伸びなかった
・改装費の借金ばかりが膨らむようになった
など、マイナスにしかならなくなりますよ。
店舗改装の失敗を回避するには、現状の問題点、課題点を洗い出すしかありません。
クリアすべき点をすべて見つけ、店舗改装で解決していきましょう。
店舗改装の前に準備すること②利用性の向上も考慮する
お店としての利用性UPを図る、という点も、店舗改装では重要です。
なぜなら店舗改装の、そもそもの目的は、売上UPであるはずだからです。
売上UPを図るには、生産性を上げていく他ありません。
お店において「生産性を上げる」とは、具体的に以下を指します↓
・顧客が商品を取りやすい配置
・スタッフが移動しやすい導線
・スタッフがスムーズに作業できる空間
顧客の動き、スタッフの動き両方がスムーズになるよう改装していくことが重要ですね。
顧客、スタッフともに動きやすい導線であることは、生産性UPと利用性UPにつながります。
それが行く行く、売上UPにつながっていくのです。
店舗改装の前に準備すること③御手洗い場、トイレの使用目的も考慮する
御手洗いやトイレも考慮していきましょう。
意外かもしれませんね。
ですが、店舗改装において、御手洗いやトイレについても考慮することは重要なのですよ。
理由は、使用目的が変わってきているからです。
女性であれば、御手洗いを”化粧直しの場”として利用することが多いですよね。
ですから、店舗改装するのであれば、使いやすく、かつ清潔を保てるような御手洗いにしましょう。
それも、1つだけでなく、できればお店の規模に合わせて複数設置すると良いですよ。
極論ですが、お店にトイレが1つしかない場合「使い勝手が悪いな」と顧客にマイナスなイメージを抱かせてしまいます。
集客にも影響する要素でもあるので、改装をキッカケに、御手洗いを複数設置しておきましょう。
店舗改装は清潔感だけでなく売上にも影響がある
極論「店舗改装が売上に直接影響する」といっても過言ではありません。
店舗改装は、顧客の居心地の良さを、より高めるために行うはず。
つまり、顧客満足度UPのために行うことになる、ということです。
顧客の満足度を上げるには、お店の見た目だけでなく、機能性にも目を向けなくてはいけませんよ。
スタッフが作業しやすい空間であればあるほど、生産性UPが期待できます。
生産性が上がることで、回転率や新規率を上げることにもつながります。
それが、結果的に、売上に良い影響を与えることになるでしょう。
まとめ:店舗改装は3つのポイントを押さえた上で行おう
「店舗改装って、どんなことに気をつけたら良いの?」というお客様へ、3つのポイントと考え方についてお伝えしてきました。
店舗改装において、最低限押さえるべきは以下の3つです↓
・現状の問題点を把握する
・利用性の向上も考慮する
・御手洗い場、トイレの使用目的も考慮する
「どんな内装デザインにしようかな」と、お店の見た目を考えがちですが、まずはこの3つをクリアしていきましょう。
内装デザインを考えるのは、その後です。
いろいろとお伝えしましたが、お客様の理想とするお店ができあがるよう、まずはよくコンセプトを練られることをオススメいたします。
店舗改装においても、コンセプトを考えることは重要ですよ。
たとえ改装前とコンセプトが変わらないとしても「こんなお店にしたい」という考えはあるはずです。
まずは「こんなお店にしたい」を文字と言葉にしておきましょう。
その上で、もし
「どうしてもレイアウトが決められない!」
「どんな風に改装したら良いのか分からない」
ということであれば、お店作りに強いデザイン施工会社に相談する、というのも一つの手です。
中でもIDEALであれば、お客様の「こんなお店にしたい」という考えを、ひとつひとつ汲み取ってデザインに落とし込めますよ。
お客様の考えを汲みとれる理由は、これまで多くの飲食店オープンに携わってきたからです。
これから初めてお店を作り上げるのに、しっかりとデザインを考えるのは簡単なことではありません。
ですが「こんな風にしたい」というお考えがあるのは理解できます。
IDEALは、その「こんな風にしたい」を、再現できるのです。
ぜひ一度、相談されてはいかがでしょう。
監修者
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IDEAL編集部
日本全国の美容室・カフェ・スポーツジム等の実績多数!
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