2021.07.21  2021.08.02|店舗デザイン

おしゃれな雑貨屋から学ぶ内装デザイン

おしゃれな雑貨屋から学ぶ内装デザイン

「雑貨屋を開業したい。おしゃれな内装にするにはどうしたら良い?」
「雑貨屋として成功するためのポイントを知りたい」
というお客様への記事です。

この記事で伝えていること↓
・雑貨屋の内装をおしゃれにする方法
・雑貨屋として成功するための考え方

これまで数多くのお店作りに携わった、IDEAL(の中の人)が、どこよりも分かりやすくお伝えしていきますね。

先に冒頭の質問にお答えしましょう。

雑貨屋の内装作りは、これからお伝えしていく4つのステップに沿って進めていけばOKです。
雑貨屋として成功したいのであれば、内装作りが重要な位置づけにあるのだと心得ましょう。

ここから先は『おしゃれな雑貨屋にするための内装作りのポイント』について解説していきます。
お客様には「内装作りのコツを理解し、雑貨屋作りに活かせる人」と、なっていただきますね。

おしゃれな雑貨屋の集客効果は内装デザインから

おしゃれな雑貨屋の集客効果は内装デザインから

極論ですが、おしゃれな雑貨屋は「内装デザインによって集客されている」と言っても過言ではありません。

おしゃれな内装であればあるほど、顧客を惹きつけるのです。

ただし、集客効果が高い雑貨屋は、ただ単に内装がおしゃれなだけではありません。

雑貨屋としてのコンセプトがしっかり定まり、同時に、顧客に伝わるようなコンセプトであるからこそ、集客効果が高まるのです。

そのため、おしゃれな雑貨屋として成功したいのであれば、まずはしっかりとコンセプトを決めましょう。

その上で、内装デザインを考えていくのが賢いやり方ですよ。

おしゃれな雑貨屋の開業:内装デザインを決めていくステップ

おしゃれな雑貨屋の開業:内装デザインを決めていくステップ

おしゃれな雑貨屋を実現するために、正しいやり方で内装デザインを決めていきましょう。

以下の4つのステップに沿って進めていくと良いですよ↓
・コンセプトを決める
・雑貨屋のレイアウトを決める
・コンセプトに合ったデザインスタイルを決める
・コンセプト、デザインに合わせてインテリアや什器を選ぶ

それぞれ分かりやすく解説していきますね。

雑貨屋の内装デザインを決めるステップ①:コンセプトを決める

まずは、雑貨屋のコンセプトを決めましょう。

「コンセプトを決める」とは「〇〇な雑貨屋にしたい」と考えることです。
コンセプトは5W2Hを埋めて行くとスムーズに決められますよ。

5W2Hとは↓
[5W]
What:何を売るのか
Who:どんな人に売るのか
Where:どこで売るのか
When:いつ営業するのか
Why:どうしてこのお店なのか

[2H]
How…どのようにして売るのか
How much…いくらで売るのか

コンセプトが決まれば、雑貨屋に訪れる客層(ターゲット)が決まります。
客層が好みそうな内装にしやすくなる、ということです。

たとえば、一口に”女性向きの雑貨屋”と言っても、どのような女性がターゲットなのか明確ではありませんよね。

客層が明確では無いということは、誰のための雑貨屋なのかが分かりません。
極論を言うと、”誰も集まらない雑貨屋”になってしまうのです。

そのため、ターゲット決め、もといコンセプト決めが重要なのです。

コンセプトが決まれば、
・10代の女子学生がターゲットなのか
・20代前半の新社会人がターゲットなのか
・あるいは、30代の子育てママがターゲットなのか
といったように、客層が明確になりますよね。

客層が細かくハッキリ分かれば、結果的に集客効果が高くなる、と理解しましょう。
客層が好みそうな内装を実現するだけでなく、客層が求めている商品を提供できるようにもなるでしょう。

雑貨屋の内装デザインを決めるステップ②:雑貨屋のレイアウトを決める

雑貨屋の内装デザインを決めるステップ②:雑貨屋のレイアウトを決める

コンセプトが決まれば、雑貨屋のレイアウトを決めましょう。

ポイントは、”導線”です。

結論、顧客が雑貨屋の奥にどんどん進んでいけるような導線、レイアウトを意識しましょう。
そのためには、レジを雑貨屋の一番奥に設置するのです。

顧客が雑貨屋に入店し、欲しい商品を手に取りながら店内の奥に向かって進んでいくようなレイアウトにすると良いですよ。

レジを店内の奥に設置することで、会計までスムーズになりますよね。

雑貨屋の内装デザインを決めるステップ③:コンセプトに合ったデザインスタイルを決める

レイアウトが決まれば、内装デザインのスタイルを決めていくステップに入ります。

「内装デザインのスタイルを決める」とは、
・レトロ風
・カジュアル風
・ナチュラル風
・エレガント風
といったような「どんな雑貨屋にするのか」を決めることになります。

お気づきかもしれませんが、①でお伝えした、コンセプトにつながるのです。

言い換えるならば「コンセプトに合わせたデザインスタイルにしないといけない」ということですからね。

たとえば、
・生活雑貨を扱うのであれば、ナチュラル風なスタイルに
・アンティーク雑貨を扱うのであれば、レトロ調なスタイルに
など。

そうでなければ、顧客に違和感を抱かせてしまう空間に成りかねません。

コンセプトとデザインスタイルは、一貫性を持たせましょう。

雑貨屋の内装デザインを決めるステップ④:コンセプトやスタイルに合わせてインテリア、什器を選ぶ

雑貨屋の内装デザインを決めるステップ④:コンセプトやスタイルに合わせてインテリア、什器を選ぶ

最後のステップは、インテリアと什器の選び方についてです。

什器とは、店内に商品を並べるときに使う器具や器材を指します。

雑貨屋では、以下のポイントを押さえて什器を選びましょう↓
・コンセプトに合うデザインか
・商品の重さに耐えられるか(耐荷重をチェックしよう)
・ガラスケースを選ぶなら安全性が高いものを選ぶ
・移動式の什器も揃えておく(商品やレイアウトの変更に対応するため)

意外に思うかもしれませんが、什器そのものが「顧客の購買意欲を高める」といった効果も期待できるのですよ。

おしゃれな雑貨屋を成功させるためのポイント

おしゃれな雑貨屋を成功させるためのポイント

せっかくご自分のお店をオープンするのですから、雑貨屋として成功したいはず。

であれば、最低限以下の2ポイントを押さえましょう↓
・できる限り宣伝費を抑える
・利益率の高い仕入先を選定する

上2つのポイントは、コンセプトをしっかり決めた上で、押さえていきましょうね。

それぞれについてお伝えしていきます。

雑貨屋を成功させるポイント①:できるだけ宣伝費を抑える

広告にお金をかけずとも、集客力を高める方法があります。

その方法とは、以下を指します↓

[オフラインで宣伝する方法]
・オープン告知の張り紙を自作する

[オンラインで宣伝する方法]
・ブログを開設する
・公式サイトを開設する
・SNSで発信する(オススメはFacebook、Instagram、Pinterest)

初めて雑貨屋を開業するとなると、知名度が低い期間がどうしても長くなります。

その間、上に挙げたような方法で発信活動をしていくと、それが宣伝になり、集客につながる可能性が高くなりますよ。

特にオンラインでの方法を取り入れれば、広告費はほぼかかりません。

SNSは無料で行えますし、サイトやブログも自分で開設すれば、月数千円で実現できます。
SNSには拡散力があります。
コストをかけずとも高い集客効果が期待できるでしょう。

ブログでもSNSでも、初めからいきなり知名度が上がるわけではありませんよ。

やり始めてしばらくは、あまり反応が見られないかもしれません。
ですが、毎日コツコツ継続して発信していくことで、少しずつ知名度が上がっていきますからね。

集客力が上がるまでに時間はかかるかもしれません。
ですがコストは非常に抑えられるはずです。

広告にかけるお金は決して少なくありません。
広告費が浮けば、その分、商品開発や仕入れのためにお金が使えるようになりますよね。

雑貨屋を成功させるポイント②:利益率の高い仕入先を選定する

雑貨屋を成功させるポイント②:利益率の高い仕入先を選定する

雑貨屋として商品の仕入れをする際は、あらかじめ利益率の高い仕入先を選定しておくと良いですよ。

雑貨屋として商品を仕入れる方法としては、おもに以下が挙げられます↓
・ネットで仕入れる
・雑貨問屋を利用する
・海外から個人輸入する
・メーカーに問い合わせし仕入れる

「この中でどれが利益率が高いの?」

その答えは、商品と状況によります。
一概に「コレが利益率が高いです!」とは言えないのです。

「どんな雑貨を仕入れるのか」によるので、都度、調べながら仕入先を選定していくことになるでしょう。
自分なりにリサーチし、商品ごとに仕入先をリスト化しておけば後々スムーズになるでしょう。

おしゃれな雑貨屋の内装デザインはカフェのような居心地の良さを演出すると◎

おしゃれな雑貨屋の内装デザインはカフェのような居心地の良さを演出すると◎

なぜなら、居心地の良い空間であればあるほど、長い時間顧客に滞在してもらいやすくなるためです。

極論、人は、自分が好きだと感じたものがあれば、いつまでもそれに触れていたいはず。

顧客が好むアイテムを、空間いっぱいに提供できれば、滞在時間が伸び、購買意欲を高められるかもしれませんね。

まとめ:おしゃれな雑貨屋はコンセプトと内装デザインが集客のカギ

まとめ:おしゃれな雑貨屋はコンセプトと内装デザインが集客のカギ

「雑貨屋の内装って、どうやって決めていけば良いの?」というお客様へ、4つのステップと、雑貨屋成功のポイントをお伝えしました。

雑貨屋は、商品を豊富に取り揃えられる点がメリットでもあります。

コンセプトを意識して、お店全体に統一感を持たせれば「PLAZA」や「無印」のように、菓子類や日用雑貨を並べても、顧客に違和感を抱かせません。

逆に言えば、コンセプトをしっかり決めずに、安く商品を仕入れるだけでは、ただの「なんでも屋」に成りかねません。

だからこそ、お客様の理想とする雑貨屋ができあがるよう、よくコンセプトを練られることをオススメいたします。

もし「どうしてもお店のレイアウトが決められない!」ということであれば、お店作りに強いデザイン施工会社に相談する、というのも一つの手です。

中でもIDEALであれば、お客様の「こんなお店にしたい」という考えを、ひとつひとつ汲み取ってデザインに落とし込むことができます。

お客様の考えを汲みとれる理由は、これまで多くの店舗開業に携わってきたためです。

これから初めてお店を作り上げるのに、しっかりとデザインを考えるのは簡単なことではありません。
ですが「こんな風にしたい」というお考えがあるのは理解できます。

IDEALは、その「こんな風にしたい」を、再現できるのです。
ぜひ一度、相談されてはいかがでしょう。

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監修者

IDEAL編集部

日本全国の美容室・カフェ・スポーツジム等の実績多数!
店舗づくりをプロデュースする「IDEAL(イデアル)」が運営。
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