2021.08.02  2021.08.04|店舗デザイン

スポーツジムは大浴場とシャワー室どちらがメリットがあるか【様々な視点から解説】

スポーツジムは大浴場とシャワー室どちらがメリットがあるか【様々な視点から解説】

「スポーツジムを開業したい。大浴場とシャワー室、どちらを取り入れたらいいか?」
「ジム開業における大浴場とシャワー室のメリットについて知りたい」
というお客様への記事です。

この記事で伝えていること↓
・ジム開業における大浴場とシャワー室のメリット
・大浴場、シャワー室を設置する上での注意点

これまで数多くのお店作りに携わった、IDEAL(の中の人)が、どこよりも分かりやすくお伝えしていきます。

ここから先は『ジムに設置するなら、大浴場かシャワー室、どちらが良いのか』について解説していきますね。

スポーツジムを開業するなら『公衆浴場法』を知っておこう

スポーツジムを開業するなら『公衆浴場法』を知っておこう

スポーツジムの開業を目指すのであれば『公衆浴場法』という法律を知っておきましょう。

ジムを開業する上で、前提として知っておかないといけないことだからです。

公衆浴場法とは、公衆の場でのお風呂やシャワー室設置に関する法律です。

スポーツジムを開業する場合、多くの人は大浴場かシャワー室を設けることになるでしょう。

その場合、必ず提出しないといけないのが”届出”です。

届出は、各市区町村の保健所に提出することになります。

決められた設備基準や衛生基準があるので、ジムの内装工事に当たる前にルールを確認しておきましょう。

スポーツジムに大浴場:メリットは3つ

スポーツジムに大浴場:メリットは3つ

スポーツジムに大浴場を設置するメリットは、おもに3つ挙げられます↓

・集客効果が高くなる
・24時間運営にマッチしやすい
・他のジムとの差別ポイントになる

それぞれ詳しくお伝えしていきましょう。

メリット①:集客効果が高い

1つ目のポイントは、集客効果が高くなる、という点です。

集客効果が高くなる理由は、忙しい現代人のニーズに応えられるジムに成りえるからです。

大浴場があれば『運動後、すぐにお風呂に入れる。それも家とは違う大きなお風呂で』というベネフィットを顧客に提供できます。

目指すターゲットに寄りますが、そうしたニーズを求めている客層にうまくアプローチできれば、高い集客効果が期待できますね。

メリット②:24時間運営にマッチしやすい

メリット②:24時間運営にマッチしやすい

2つ目のポイントは、24時間営業にマッチしやすい、という点です。

なぜマッチするのかと言うと、多様化した生活スタイルを送る人々のニーズに応えられているからだと言えます。

24時間営業、かつ大浴場のあるジムですと、なおのこと忙しい現代人にぴったりなジムだと言えます。
24時間営業ということは、顧客自身のタイミングに合わせて自由に利用できるということです。

顧客の中には、比較的人が少ない時間帯に利用したい、と考える人もいるでしょう。

であれば、早朝や深夜帯に利用できるジムであれば、そうしたユーザーに重宝されます。

メリット③:他ジムとの差別化ポイントに成りえる

3つ目のポイントは、他のジムとの差別化になる、という点です。

大浴場を設置するということは、基準通りに設備を整えないといけないことです。

そうした手間から、多くのジム開業で大浴場を設置することは避けているケースが多いと言えます。

つまり、ジムを開業するほとんどの人は大浴場を設置しないのです。
であれば、”大浴場があるジム”というだけで、他のジムよりもアピールポイントが増えますよね。

24時間営業のジム、セルフサービス型のジムは、市場ではすでに多く存在しています。

そのような中で、大浴場付きのスポーツジムを作れば、それだけで他のジムよりも抜き出るとも言えますね。

スポーツジムにシャワー室のみ:メリットは2つ

スポーツジムにシャワー室のみ:メリットは2つ

スポーツジムにシャワー室のみを設置する場合のメリットは2つです↓

・最低限のスペースを確保すれば良い
・コスト削減につながる

それぞれ見ていきましょう。

メリット①最低限のスペースで良い

シャワー室の設置のみで良いのであれば、大規模なスペースは必要ありません。

大浴場のためのスペースが要らなくなるからですね。

基本的には、
・更衣室
・運動するスペース
・シャワー室
があれば良いということになります。

大浴場を設置するとなると、大浴場のためのスペースが必要な他、決められた基準に沿って設備を整えなくてはいけません。

シャワー室のみであれば、シャワー室としての基準を整えておけば開業に問題は無いと言えます。

メリット②コスト削減につながる

メリット②コスト削減につながる

シャワー室のみであれば、大規模なスペースを確保する必要ありません。

つまり、コストカットにつながる、ということです。

大浴場を設置するには、比較的大きな物件が必要です。

基準通りの設備を整えるのに費用もかかることでしょう。

また、毎日お風呂のお湯も変えなくてはいけませんよね。
であれば水道代、光熱費もかかります。

シャワー室のみであれば、これらの費用が丸々浮くことになります。

トータルコストが抑えられるという点は、開業していく上で重要な要素ではないでしょうか。

スポーツジムの開業:大浴場とシャワー室に共通する注意点

スポーツジムの開業:大浴場とシャワー室に共通する注意点

大浴場、シャワー室、いずれかを設置することもあれば、両方の設備を整えることも可能です。

資金的に余裕があるなら、両方取り入れてみても良いでしょう。

注意点としては、顧客目線の大浴場、あるいはシャワー室を設置することです。

具体的には、
・タオル
・飲用水
・アメニティ類
が揃えられていると、顧客に喜ばれるでしょう。

また当然、清潔感を保つ努力を怠ってはいけません。

ジムとしての施設は申し分ないのに、大浴場やシャワー室が不衛生ですと、それだけで顧客は次も利用してくれなくなります。

あらゆる箇所が、常に清潔であるジムを目指しましょう。

まとめ:スポーツジムは客層を絞って設備を整えよう

まとめ:スポーツジムは客層を絞って設備を整えよう

「スポーツジムを開業したいけど、大浴場とシャワー室どっちを設置したら良いでしょう」というお客様へ、それぞれのメリットと注意点についてお伝えしました。

結論、大浴場かシャワー室のどちらかを選ぶのであれば、スポーツジムのコンセプトに合わせてみましょう。

ジムとしてのコンセプトを練り、ターゲットの絞り込みをしていかないとどちらも選べません。

そのため、お客様の理想とするスポーツジムができあがるよう、まずはよくコンセプトを練られることをオススメいたします。

もし「どうしても決められない!」ということであれば、ジム開業に強いデザイン施工会社に相談する、というのも一つの手です。

中でもIDEALであれば、お客様の「こんなジムにしたい」という考えを、ひとつひとつ汲み取ってデザインに落とし込むことができます。

お客様の考えを汲み取れる理由は、これまで多くのスポーツジム開業に携わってきたからです。

これから初めてスポーツジムを作り上げるのに、しっかりとデザインやレイアウトを考えるのは簡単なことではありません。

ですが「こんな風にしたい」というお考えがあるのは理解できます。

IDEALは、その「こんな風にしたい」を、再現できるのです。

ぜひ一度、相談されてはいかがでしょう。

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監修者

IDEAL編集部

日本全国の美容室・カフェ・スポーツジム等の実績多数!
店舗づくりをプロデュースする「IDEAL(イデアル)」が運営。
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