2021.08.18 2021.08.04|店舗デザイン
ウッドデッキとは?導入で見込める効果とメリットを解説
「ウッドデッキってなんですか?」
「ウッドデッキをお店に設置するのはありでしょうか?」
というお客様への記事です。
この記事で伝えていること↓
・ウッドデッキの効果
・ウッドデッキのメリットとデメリット
・ウッドデッキをお店に設置する上での注意点
これまで数多くのお店作りに携わった、IDEAL(の中の人)が、どこよりも分かりやすくお伝えしていきますね。
お店にウッドデッキを設置すると、外観がいっきにおしゃれになりますよね。
テラス席を設けるのに、ウッドデッキも合わせて設置するカフェやレストランも少なくありません。
ウッドデッキでよりおしゃれなお店になることで、集客効果を高めることも期待できますね。
ここから先は『ウッドデッキの特徴とメリット、デメリット、設置する上での注意点』について解説していきます。
お客様には「ウッドデッキの良し悪しを理解し、店舗のデザイン設計に活かせる人」と、なっていただきますね。
目次
ウッドデッキとは
ウッドデッキとは、屋外に設置する木製のテラスを指します。
天然の木材でできているものもありますが、多くの場合は、木材と樹脂を混ぜ合わせた合成木材でできています。
ウッドデッキは、一軒家などの住宅に設置されることが多いです。
が、最近ではカフェやレストランなどの店舗でも設置されているケースも見られます。
お店の外観を一気におしゃれに見せてくれるウッドデッキ。
設置するメリットは多く挙げられますが、デメリットもあります。
お店として顧客に快適な空間を提供するためにも、良し悪しすべてを把握しておきましょう。
ウッドデッキの設置で得られる効果
まずは、ウッドデッキを設置することで得られる効果について。
効果は以下を指します↓
・おしゃれ度がUPする
・視覚効果で広く見える
・お店のアピールポイントになる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ウッドデッキの効果①:おしゃれ度がUPする
ウッドデッキの設置で、お店の外観がよりおしゃれになります。
もともと、ウッドデッキ=おしゃれ、という潜在意識が多くの人々に根付いています。
そのため、お店を見た時の第一印象がよりポジティブになることでしょう。
おしゃれな空間を演出するのは店内だけではありません。
外から見える範囲の中でも、おしゃれを演出しても良いです。
ウッドデッキの効果②:視覚効果で広く見える
ウッドデッキを設置することで、お店全体を広く見せる、という効果も得られます。
理由はウッドデッキが、お店の中と外とをつなげている役目を果たしているから。
お店の奥まで続くウッドデッキを設ければ、より開放的な空間を演出できるでしょう。
ウッドデッキの効果③:お店のアピールポイントになる
ウッドデッキがあるだけで、お店のアピールポイントにも成りえます。
一般的なテラスが多い中、ウッドデッキがあることで一際目立つからです。
他のお店にはないものは、差別化ポイントになります。
差別化ポイントは、立派なアピールポイントでもあるので、宣伝に利用するのも良いでしょう。
おしゃれに見える見た目の良さも合わさり、お店の集客効果がグッと高まるかもしれませんね。
ウッドデッキのデメリット
ウッドデッキの悪い部分を把握しておきましょう。
冒頭からポジティブなことばかりお伝えしてきたので、ここではあえて、悪い面をお伝えしていきますね↓
[デメリット]
・メンテナンスが大変
・目隠しするための工夫が必要
それぞれ詳しくお伝えしていきます。
デメリット①:メンテナンスが大変
結論、ウッドデッキはメンテナンスが大変です。
理由は、外にさらされている分、雨風の影響を受けやすいからです。
人工物とは言え、ウッドデッキは木材でできています。
そして金属ほどの耐久性はありません。
雨や風の影響で、
・キズがつく
・ゆがみが生じる
・カタチが変わる
・湿気で脆くなる
などが、起こりやすいのが欠点です。
また、ウッドデッキはこまめに掃除をしておかないといけません。
ウッドデッキに着いた砂や土埃を取り除かないと、木の乾燥を妨げてしまうからです。
たとえば、雨が降った後や湿気が多い時期は、木を適度に乾燥させないと腐ってしまいます。
理由は、砂や土埃の中にいる腐朽菌が、木を腐らせるからです。
そのため、ウッドデッキはこまめな掃除が必要です。
そして、定期的な塗装メンテナンスも欠かせないのだと理解しておきましょう。
デメリット②:目隠しするための工夫が必要
もう一つの欠点が、目隠しです。
目隠しがされていないウッドデッキだと、外から丸見えになります。
ウッドデッキを設置し、かつ目隠しもしたいのであれば、以下のような工夫が挙げられます↓
・外からの視線を遮るようなフェンスを設ける
・背丈の高い観葉植物をウッドデッキの周囲に設置する
顧客によっては、外からの視線が気になる人もいるでしょう。
あるいは交通量が多いエリアにウッドデッキを設ける場合にも外部からの視線については配慮が必要です。
お店にウッドデッキを設置するときの注意点
ウッドデッキの良し悪しを把握したところで、設置する上での注意点も把握しておきましょう。
ウッドデッキを設置するときの注意点は、以下のとおりです↓
・できるだけ段差をなくす
・日差しよけ、雨よけを設置する
それぞれ解説していきますね。
注意点①:できるだけ段差をなくす
ウッドデッキを設置するときは、店内との段差をなるべく無くしましょう。
店内と同じ高さにすることで、気軽に出入りできるからです。
段差を無くすことで、小さなお子様や高齢の方への配慮にもなります。
車椅子を利用する顧客にとっても負担を減らすことにもつながりますね。
注意点②:日差しよけ、雨よけを設置する
できるだけウッドデッキに日差しよけや雨よけを設置しましょう。
日差しや雨よけを取り付けることで、屋根代わりになります。
ただし、日差しよけや雨よけを設置するときは、開放感を損なわないよう注意しなければなりません。
日の当り方を考慮して設置すると良いでしょう。
また、風の強い日や台風対策も必要です。
折りたたみができるタイプの日差しや、使用しないときは取り外せるような日差しよけを選ぶと良いですよ。
まとめ:ウッドデッキでお店をより魅力的に
「ウッドデッキをお店に設置するのはアリでしょうか」というお客様へ、ウッドデッキの良し悪しと設置する上での注意点についてお伝えしました。
ウッドデッキは、お店の見た目全体をおしゃれにしてくれるだけでなく、その場にいる顧客の気持ちをウキウキさせるものでもあります。
開放感と木材の持つ温かみを感じられる中、楽しい食事時間がもっと楽しく感じられることでしょう。
そんなステキな時間を提供できるお店って、それだけで大きな価値がありますよね。
ウッドデッキを設置することで、顧客にどんな時間を過ごしてほしいのか、あるいはどんなひとときを過ごしてほしいのか、を考えながら、お店のデザインに取り入れていきましょう。
いずれにしても、まずはお店のコンセプトをよく練られることをオススメいたします。
お客様の理想とするお店を作り上げるのに必要なステップだからです。
もし「どうしてもお店のデザインが決められない!」ということであれば、店舗開業に強いデザイン施工会社に相談する、というのも一つの手です。
中でもIDEALであれば、お客様の「こんなお店にしたい」という考えを、ひとつひとつ汲み取ってデザインに落とし込むことができます。
これから初めてお店を作り上げるのに、しっかりとデザインを考えるのは簡単なことではありません。
ですが「こんな風にしたい」というお考えがあるのは理解できます。
IDEALは、その「こんな風にしたい」を、再現できるのです。
ぜひ一度、相談されてはいかがでしょう。
監修者
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IDEAL編集部
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