2017.12.08 2020.09.09|店舗デザイン
カフェやコーヒーショップの内装で人気なデザインは?
コーヒーショップの開業をする時には、コーヒーや食事にこだわるのはもちろんのことですが、内装にもこだわりを持ちたいものです。
コーヒーショップの内装で人気のスタイルとしては、レトロ系・ナチュラル系・隠れ家系・ミニマル系の4つが挙げられます。これらの特徴やスタイルの違いを知っておき、コーヒーショップを開業する時には参考にすることをおすすめします。
今回は、コーヒーショップの内装で人気が高い4つのスタイルについて解説していきます。
目次
昭和にタイムスリップ?レトロ系コーヒーショップ
懐かしい昭和の雰囲気が漂うコーヒーショップの内装として、「レトロ系」は一定の人気があります。店内には古いコーヒーメーカーや家具などが置かれており、
BGMも昭和の楽曲が流れているという特徴があります。また、店内の照明は若干暗めにすることによって、昭和にタイムスリップしたような気分になります。
レトロ系のコーヒーショップについては昭和の雰囲気をモチーフとしていますが、古臭いのと汚いのは全く異なるということを知っておきましょう。
レトロ系であっても清潔感のないような内装では、利用客の足が遠のいてしまう可能性があります。
安定した人気!ナチュラル系コーヒーショップ
ナチュラル系のコーヒーショップは、いつの時代でも比較的安定した人気があるショップスタイルです。
床はフローリングで、店内には木や石、観葉植物を多く使っていることが特徴です。また、食器類も木製のものを使っている店舗が多いことも特徴として挙げられます。
木や石、観葉植物などを店内に取り入れていることから、自然派志向の人にも受け入れられやすいですし、老若男女問わず利用しやすいといった特徴もあります。
観葉植物の緑をはじめとするアースカラーを際立たせたいと考えるなら、ショップの壁面は白を基調としたものにすると、店内も明るくなり清潔感にもつながります。
まるで秘密基地?隠れ家系コーヒーショップ
ビルとビルの小路を入った奥まったスペースや住宅街などに店を構えるのは「隠れ家系」と呼ばれており、人気のあるショップスタイルのひとつです。
隠れ家系のコーヒーショップについては目立つような看板が置かれていないということもあり、「誰でも簡単にお店を見つけることができない」という特徴があります。
古民家を改装したお店は、まさに「隠れ家」と呼ばれるにふさわしい風格があります。
隠れ家系のコーヒーショップは、個性的なお客様が多い傾向にあります。そのため、メニューにも工夫が必要です。
内装にこだわることに加えて、「ここでしか味わうことができない」というこだわりのメニューを開発することが大切です。
シンプルイズベスト!ミニマル系コーヒーショップ
シンプルであることが好ましいと考えている人に受け入れられているのが、「ミニマル系」のコーヒーショップです。ミニマル系コーヒーショップの内装は、
必要最低限のインテリアにとどめておくというのがポイントです。「インテリアは必要最低限」ということで、「コストが抑えられる」と考える人もいます。
しかし、ミニマル系の内装に仕上げるためには、良質のインテリアや仕上げ材が必要であるため決して安価ではなく、コストダウンにならない場合も多くあります。
また、ミニマル系のコーヒーショップについては、白色が基本の店内になるため、定期的なメンテナンスが必要となり、思わぬコストがかかってしまう可能性も考えられます。
他店舗の内装をたくさん見てみよう!
コーヒーショップを開業するなら、色々なお店の内装を実際に見てまわることが大切です。コーヒーショップのスタイルは実にさまざまで、
店舗ごとにそれぞれ異なる特徴があります。他店舗の内装を見ることによって、店舗ごとの雰囲気や自分の好みのスタイルがだんだん分かってきます。
今回紹介した人気の4タイプの内装やショップスタイルの特徴を参考にしながら、自分が本当に好きだと感じるスタイルでの開業を目指していきましょう。
監修者
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IDEAL編集部
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