2021.10.03 2021.09.30|店舗デザイン
初めて飲食店を開業する方へ!内装デザインで押さえておきたいポイントを解説
「飲食店を開業したいです。どんな内装にしたら良いでしょう」
「飲食店の内装を考えるときのポイントを教えてほしいです」
というお客様への記事です。
この記事で伝えていること↓
・失敗しない飲食店の内装デザインの考え方
・内装デザインを考える3つのポイント
これまで数多くのお店作りに携わった、IDEAL(の中の人)が、どこよりも分かりやすくお伝えしていきますね。
先に冒頭に質問にお答えしましょう。
これから飲食店の内装を考えるのであれば、コンセプトやターゲットを決めましょう。
その上でぜひ、”顧客の立場”を意識してみてください。
顧客目線を意識しながら作る内装であればあるほど、愛される飲食店になるでしょう。
ここから先は『飲食店開業における内装デザインの考え方』について解説していきます。
お客様には「内装デザインの正しい考え方を理解し、店舗開業に活かせる人」と、なっていただきますね。
目次
飲食店の内装デザインは、常に顧客目線を重視すること
飲食店の内装デザインは、顧客の立場を意識しながら設計していきましょう。
具体的にお伝えするのに、
・世界観
・清潔感
・居心地の良さ
に分けてお伝えしていきますね。
内装デザインにおける”顧客目線”とは①:世界観
世界観が伝わる内装にしましょう。
言い変えるなら「コンセプトが伝わりやすいお店」にするということです。
たとえば、
・本に囲まれた図書館のようなカフェ
・重厚さを感じさせる格式高いレストラン
・緑あふれる森の中にあるようなレストラン
など「〇〇な飲食店」を演出させることが、集客において大切な要素になります。
飲食店の場合は、店内で食事をするために顧客が訪れます。
であれば、お料理だけでなく、お店の雰囲気、印象も顧客満足度を上げるために必要な要素になるのです。
お店の印象、雰囲気が良いものであればあるほど、顧客の記憶に残りやすくなり満足度もUPします。
そのためには、世界観が伝わりやすいお店にする必要があります。
内装デザインにおける”顧客目線”とは②:清潔感
清潔感を感じさせる店内を保ちましょう。
食事をする場でゴミやホコリが気になるほど汚れていては、リピーター率が下がってしまいます。
清潔感を維持させるには、日々の清掃が欠かせません。
特に、トイレは定期的に掃除しましょう。
トイレが「汚い、狭い、使いづらい」というだけで、お店の印象が悪くなると言っても過言ではありません。
お店全体で清潔感を保つ工夫と努力が必要です。
内装デザインにおける”顧客目線”とは③:居心地の良さ
居心地の良さを追求しましょう。
居心地の良さは、店内の雰囲気だけで演出できるものではありません。
たとえば、テーブルについたとき、手荷物はどこに置けるか。
あるいは上着はどこに置けるか、といった細かい部分まで想像しながら内装デザインを考えていきましょう。
飲食店の居心地の良さは、デザインによる空間演出だけでなく、こうした環境によっても左右されるのだと理解しましょう。
飲食店の内装演出を確実なものにするために
店内の内装演出について、もう少し具体的にお伝えしていきます。
ここから先は、
・レイアウト
・照明
・配色
に分けてお伝えしていきますね。
飲食店の内装演出はこう考える①:レイアウト
動線を意識しながらレイアウトを考えていきましょう。
手順はこうです↓
[1:レジの場所を決める]
レジを先に決めることで、客席、厨房など他のレイアウトが決まりやすくなります。
その際、食事する空間と、料金を支払う空間をできるだけ区切りましょう。
顧客に食事に集中できるよう、居心地の良さを提供するためです。
[2:厨房のレイアウトを決める]
厨房のレイアウトを決めていきましょう。
厨房の場合は、食材を
・保管する場所
・下処理する場所
・料理する場所
・盛り付ける場所
・顧客に提供する場所
を意識しながら設計していきましょう。
その際、水道やコンセント、食器の置き場などを考慮する必要があります。
料理を作る動線を意識しながらレイアウト設計していきましょう。
[3:配膳、片付けの動線を決める]
配膳の動線と片付けの動線は、できるかぎり分けましょう。
料理を提供するスタッフと、片付けを行うスタッフがぶつかり合わないようにするためです。
飲食店の内装演出はこう考える②:照明
飲食店内の照明は、コンセプトに合わせて選びましょう。
照明によって店内の雰囲気が大きく変わるからです。
たとえば、
・食事に集中してほしい場合:オレンジ色などの暖色系の照明にする
・高級感漂うレストランの場合:天井付近を明るくし、床に近いほど暗くする
・回転率を重視する大衆向けレストランの場合:店内全体をできるだけ明るくする
などの工夫が挙げられます。
飲食店のコンセプトに合わせながら、適切な照明の色や照度を選びましょう。
リピーター増加や売上UPが期待できます。
飲食店の内装演出はこう考える③:配色
店内の配色を意識しましょう。
配色を考える上でのポイントは、以下のとおりです↓
・組み合わせる色は多くても3色まで
・アクセント色をうまく取り入れる
3色以上取り入れると、居心地の良い空間にはなりません。
なぜなら「目に入る色が多ければ多いほど、脳が疲れてしまう」という影響があるからです。
顧客に不快感を与えてしまうことになりかねません。
そのため、3色以内に抑えるのがベストだとされています。
また、単色だけですと、どうしても物足りない印象を顧客に与えてしまいます。
そのため、アクセントカラーを取り入れると良いでしょう。
アクセントカラーを内装に取り入れることで、飲食店としての個性を演出しやすくなります。
飲食店の内装作りに強い業者を選ぼう
飲食店の内装は「〇〇な飲食店にしたい」を細かいくらいに決めていくことが大前提です。
その上で、ご自身の希望や理想を汲み取ってくれる内装業者を選ぶ必要があります。
内装設計を請け負う業者は数多く存在しています。
ですが、得意、不得意があるのも事実です。
お願いしようとしている業者に対して、
・実績があるか
・飲食店に強いか
・理想のお店を実現してくれるか
を見極めなければいけません。
そのためには、複数の業者を見比べる必要があります。
施工内容と金額のバランスを見て、自分の理想のお店を作り上げてくれる業者を選ぶようにしましょう。
まとめ:飲食店の内装デザインは徹底的な下調べが必要
「飲食店の内装デザインって、どう考えていったら良い?」というお客様へ、必要なポイントと考え方についてお伝えしてきました。
内装デザインの考え方について、色々とお伝えしていきましたが、お客様の理想とする飲食店ができあがるよう、まずはよくコンセプトを練られることをオススメいたします。
もし「どうしてもお店のレイアウトが決められない!」ということであれば、飲食店に強いデザイン施工会社に相談する、というのも一つの手です。
中でもIDEALであれば、お客様の「こんなお店にしたい」という考えを、ひとつひとつ汲み取ってデザインに落とし込むことができます。
お客様の考えを汲み取れる理由は、これまで多くの飲食店オープンに携わってきたからです。
これから初めてお店を作り上げるのに、しっかりとデザインを考えるのは簡単なことではありません。
ですが「こんな風にしたい」というお考えがあるのは理解できます。
IDEALは、その「こんな風にしたい」を、再現できるのです。
ぜひ一度、相談されてはいかがでしょう。
監修者
-
IDEAL編集部
日本全国の美容室・カフェ・スポーツジム等の実績多数!
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