2018.12.05  2020.06.08|新規開業ノウハウ

カフェの改装をするには?大切な4つのポイント

カフェの改装をするには?大切な4つのポイント

夢だったカフェを開くことになったけれど、内装や設備をどう改装すればいいかわからない。そんな人多いのではないでしょうか。自分のデザインや感性を表現し、かつ実用的な設計をするのは簡単ではありません。ですが、一から自分で考えたデザインやコンセプトを完成させるのは楽しいものです。


自分のお店を自分で作り上げるのが開業の醍醐味といえます。はじめの一歩でつまずかないように、カフェを改装する際に重要な4つのポイントを紹介します。

【ポイント1】コンセプトがブレないよう配慮する

カフェの内装は一貫したコンセプトで統一する必要があります。家具や照明のデザインをバラバラにすると違和感が生まれ、心地よい雰囲気を作ることができなくなってしまいます。和風なら和風、洋風なら洋風といったようにデザインを統一しましょう。自分の表現したいデザインを考えつつ、冷暖房やレジなどの実用的な部分も配慮することが重要です。


一方、デザイン性を重視しすぎて実用的な部分をおろそかにすると、ゆったりと過ごしにくい環境になってしまうので注意が必要です。両方のバランスを考慮しましょう。

【ポイント2】分煙への配慮をしたカフェにする

カフェは飲食店ですので、喫煙席と禁煙席を分ける配慮をしたほうがよいでしょう。喫煙者、非喫煙者双方が気持ちよく過ごせる環境作りが大切です。ですが、完全にきっぱりと分けてしまうと店内の景観を損ね、お客さんから不満の声が上がる可能性があります。カフェの中には日当たりのよいところや奥まった席などさまざまな条件の場所が存在します。


例えば奥まった場所を喫煙席にして区切ってしまうと、そういった席が好きな非喫煙者や、日当たりのよいところで過ごしたい喫煙者にとってはあまり過ごしやすい環境とはいえません。完全に分煙してしまうのではなく、換気設備を充実させることに力を入れるなどして、できるだけお客さんが好きな環境で過ごせるよう配慮するとよいでしょう。

【ポイント3】サービス内容に応じた動線にする

お客さんとスタッフ両方が動きやすい動線を考えて内装工事をすることも重要です。フルサービスの店なら、スタッフがお客さんのもとへスムーズにドリンクや料理を運ぶことができるような動線を配慮する必要があります。お客さんの要望にすぐスタッフが応えられるよう、スタッフ目線の動線を考えましょう。


セルフサービスを含む店を作る場合は、お客さんが動きやすいような動線にする必要があります。お客さん同士がぶつからないよう通路の幅を考え、サービスが滞らないような気配りある内装を心がけましょう。

【ポイント4】原状回復のことも考慮する

テナントの場合、もしカフェを閉めて退去することになれば改装する前の元の状態に戻さなくてはなりません。そうなったときのためにも、壁を傷つけたり元あった設備を壊したりしないように注意しましょう。自分の感性を表現することはカフェの運営では大切なことですが、乱暴な改装は退去時に負担になる可能性があります。


借りたものをちゃんとした形で返すのは当然のことです。不動産会社とトラブルにならないよう、改装時には原状回復する場合のことも考えましょう。

カフェらしさを失わない改装をしよう

カフェに改装する際に重要な4つのポイントのうち、最初に押さえておくのは一貫したコンセプトを定めることです。デザインに統一性がないと違和感が出てしまい、居心地の悪い空間ができてしまいます。また、コンセプトを決める際は分煙にも配慮しましょう。喫煙席と禁煙席を分けることだけを考えず、換気設備を充実させることで内装の幅が広がり、お客さんの満足度も上がります。


さらに、お客さんの動線を考えた店舖作りを心がけましょう。フルサービスの店かセルフサービスの店かによって多少変わりますが、どちらにしてもお客さんが過ごしやすい環境作りが大切です。最後に、お店を閉めて退去する場合のことも考えて、これら3つのポイントを実践するとよいでしょう。


お客さんやスタッフのことを考えるのも大切ですが、今後のこともよく考えてカフェの改装を行いましょう。

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監修者

IDEAL編集部

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