2020.07.17 2020.07.14|店舗運営ノウハウ
今こそ店舗販売からECサイトへ移行しませんか?
店舗での販売では来てくれるお客様は基本的に周辺に住んでいる人に限られていますが、インターネットでの販売に切り替えるとお客様は世界中から来てくれるようになります。
また、他にもトラブル対応や、在庫管理、経営方針の転換の面から見ても、ECサイトを解説して運営するメリットがあります。
もちろん、店舗販売を辞める必要はなく、店舗とECサイトの両方で販売していくことで、販売機会を最大限にできます。
目次
トラブル対応によるストレスが軽減される
トラブルがないのが一番いいことですが、万が一トラブルが発生してしまった場合でもお客様を目の前にして対応しなくていいのでストレスが軽減されます。
ECサイトでトラブルが発生した場合にはメールで問い合わせが来ることがほとんどです。
お客様も対面ではイライラしているストレスをスタッフにそのままぶつけてしまうこともありすが、メールでのクレームだと打ち込んでいるうちに少しは落ち着いて感情的にならずにすむ可能性が増えます。
トラブル対応のやり取りもメールとしてしっかりと記録に残っているので、言った言わないの問題に発展しても、証拠として提出できるので安心です。
また、よくある質問などのページを設定しておくことで、余計な問い合わせなども減らせるので、スタッフの対応にも余裕ができます。
トラブル対応をアウトソーシングできる
最近ではお客様のクレームやトラブル対応を代わりに行ってくれるサービスも出てきています。メールでの対応にすることで、そのようなサービスを受けられるようになります。
スタッフのストレスの元になるトラブル対応という業務をする必要がなくなるだけでなく、お客様もトラブル対応のプロに対応してもらうことでストレスを貯めることなくトラブル解決ができます。
また、トラブル対応にあてていた時間を他の業務に割くこともできるようになり、営業効率もアップできます。
スタッフの業務におけるストレスを軽減できる
お客様との対応をしていてストレスが溜まっているスタッフも多くいると思います。さらにトラブルなどが発生してお客様のストレスが末端のスタッフに対してぶつけられることがあります。
トラブルが発生して嬉しい人なんていませんよね。
そんな状況でお客様の対応をすることになるスタッフの負担は計り知れません。ECサイトにすることで対面での対応を無くし、少しでもストレスの軽減をできるようになります。
トラブルをデータとして活用できる
ECサイトで問題が発生するとお客様はメールで問い合わせてくることがほとんどです。
問い合わせデータがメールに残っているので、今後の対応に活かすことができたり、今後の商品開発の際に参考になるデータを集めることができます。
最近ではそのようなデータもビッグデータとして個人情報を隠した状態で購入してくれる企業もあるので、新たな収入源を手に入れられます。
在庫管理がとても楽に
ECサイトを開設することで在庫を全てオンラインでデータとして管理できるようになります。
保管してある在庫から売れた分の在庫がすぐに分かり、良く売れる商品や全く売れていない商品などもデータとして出力することもできるので管理が楽になります。
決算期にはいつもしていた、たな卸作業も必要なく、在庫データを取得するだけで終わります。
在庫管理を全てオンラインのデータで管理することができるので、時間をかけずに、しかも分かりやすく在庫管理することができます。
万引き被害にあわない
店舗販売と違い商品を店舗に並べる必要がありませんので、万引きの被害が発生することはありません。
しっかりと在庫を管理している倉庫に鍵を掛けたり、防犯カメラを設置するなどの最低限の対策で被害を防げます。また万引きされたかどうか分からずに、誤認逮捕などが起きてしまったらお店の評判を落とすことにもなるかもしれません。
また万引き犯を捕まえたとしても、警察に身柄を引き渡したり、万引き被害の詳細を警察の方に伝えたりする必要があるので、時間や手間がかかることになります。
万引きが起きるリスクを排除することで、事業運営に集中することができます。
売り切れを防ぐことができる
繁忙期などに在庫チェックを怠ってしまうと、せっかくの売れ筋商品が在庫ぎれになってしまう可能性もあります。せっかくの販売機会を逃してしまうことになってしまいます。
それを防ぐ為にもECサイトで在庫を管理しておくことで、常に売れ筋商品を把握でき売れ筋商品が売り切れてしまっているという状態を防ぐことができます。
他社に在庫管理をまるまる委託できる
最近では在庫管理から倉庫の管理、発送まで全てを任せることができるサービスを提供している企業もいくつかあります。
自社で倉庫を持つ必要がなくなると家賃の支払いがなくなったり、在庫管理や発送をする為に必要な人材に必要な人件費を支払わなくてよくなります。
浮いたお金で在庫を増やしたり新規の事業に進出したりと、より利益を追求できるような企業になる為にお金を使うことができます。
経営方針を転換する時にECサイトは非常に楽
実店舗で販売を行っている場合に比べてECサイト販売を行っている会社の方が、経営方針の転換がとても楽にできます。
事業を行なっていると業績の悪い事業からの撤退や、新しい事業を始めて販売機会の最大化を図ることがあります。事業を行なっていくにはそのような決断をなんども行なっていくことになります。
実店舗だと事業転換のときに内装の変更や、スタッフの対応手順の見直し、スタッフの新事業に対する研修など、やらなければいけないことがたくさんあります。
店舗の内装を変える必要がない
まず、経営方針を変換するとなるとお店の雰囲気や商品棚の変更など大掛かりな変更が必要になります。それにかかるお金ぼ莫大なものとなります。
いっぽうで、実店舗ではなくECサイトだったらサイトの雰囲気を変えるだけでいいので荷物の移動や商品棚の移動がないので体力的な消耗はありません。
ECサイトの雰囲気を変更するのも自分でも簡単にできますし、手の込んだものに変更したいけど技術がなければアウトソーシングなどで格安で依頼することもできます。
スタッフの対応手順を見直さなくていい
ECサイトでは、店舗での販売では必須のスタッフを雇う必要もありません。経営方針の転換で売る商品が変われば顧客の層も変わってスタッフの対応手順も変わってきます。
スタッフさんにとっても環境の大きな変化はストレスになるかもしれません。
末端のアルバイトの方にとっては経営方針の転換によってやりたいことじゃなければ、すぐにやめてしまうことになるかもしれません。
ECサイトであれば運営しているスタッフさんの業務は特に変わらないのでスタッフさんにとってもストレスが軽減できます。
スタッフの新事業に対する研修を行わなくていい
新しい商品が入ったらスタッフはその商品についての知識を付けてお客様に説明できる必要があります。
ECサイトでは商品の説明欄に一度だけ説明文を入力するだけで世界中のお客様にその商品について知っていただけます。
スタッフも商品について質問されてもすぐに答える必要はなく、しっかりと調べてから回答できるので、お客様も正しい情報をえられお互いにとって良いことだらけです。
店舗販売だけでなく、ECサイトも開設しよう。
トラブル発生時や、在庫管理、経営方針の転換をする時に、ECサイトの方が店舗で営業しているよりも負担が少なくおすすめです。
ECサイトだけで運営するのは家賃の削減にもなり、おすすめです。もしも、店舗販売をやめたくない場合でもECサイトを開設することで、経営がとても楽になります。
これを機にECサイトでの販売も検討してみてはどうでしょうか。
監修者
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IDEAL編集部
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