2017.04.05 2020.08.02|店舗運営ノウハウ
顧客満足度向上で客数アップ!新規顧客を獲得するために必要な3つの施策
店舗の運営を円滑に行うためには、新規の顧客を増やすことも大切です。なかなか新規顧客を集客するのは大変なのですが、販促方法を上手に活用すれば新規顧客を増やして、収益を向上させることが可能となります。
ここでは新規の顧客を増やすために必要なことをご紹介していきます。
目次
消費者に周知させる
いくら新規顧客を増やそうとして、何も考えずにホームページを更新させたりしても、消費者が自店舗を知るきっかけにはなりません。消費者にとって自店舗を周知させるきっかけ作りから始めないといけません。
新規顧客限定キャンペーンを実施
自店舗を知るきっかけになるのは、やはり限定キャンペーンを銘打つことです。新規顧客に限り、何か商品を割引したり、記念品を渡したりするなど、お得感を出す施策を考えます。
この施策を周知させるにはチラシが効果的です。新聞折り込みチラシを配布することによって、多くの世帯にきっかけを作ることが可能となります。しかし、新聞折り込みチラシを配布しても、実際には集客につながるわけではありません。
反響率というのはものすごく低い数値で、売り上げを上げるには来店してもらった新規顧客をリピートさせることで、初めて可能となるのです。
しかし、行ったことのないお店というのは、誰しもが興味を抱くものです。その好奇心を利用して自店舗に来店してもらいます。
チラシにキーワードを入れる
チラシには「限定」「新規顧客」「サービス」といったキーワードを入れて、チラシを見た人の目を惹きつけるようにします。特にチラシは主婦層が一番見る機会が多く、主婦が好きな言葉である上記のキーワードを盛り込みましょう。
地域情報誌やポスティングを実施
新聞購読をしていない世帯も増えています。そのような世帯は経済的な負担を避けたり、ネットで収集できる情報で十分まかなっています。
しかし、新規顧客としての開拓は可能といえますので、無料で配布している地域情報誌やタウン誌に広告を入れておき、ポスティングで配布するなど、新規顧客がコストをかけないで情報をGETできるようにしていきましょう。
販促活動にノベルティを実施する
新規顧客を狙うのに、ノベルティを渡すことも効果的です。ノベルティとは、企業が自社の宣伝を目的とした記念品を無料配布することで、会社のロゴや商品名が入った品物を渡しています。
このノベルティを新規顧客限定にし、チラシに公開することで多くの集客を見込むことが出来ます。
既存客との差異化を図るためではないので、このような場合、既存客から不満が出てきます。それを防ぐためにも、既存客には別途クーポンを配布するなど、新規顧客と既存客の両方から集客を見込めるようにしましょう。
口コミを広めてもらう
新規顧客を集客する上で必要になることはまだあります。それは店舗の評判です。新規開店でもない限り新規顧客は口コミでそのお店に行くか判断することがあります。
その商品を実際に扱った人の意見やお店の雰囲気などは、来店した人ではないと分からないでしょう。一度入店してしまうと、何か購入しないと出にくいと感じる人も少なくはありません。
そのような新規顧客は口コミで調べてから来店するケースが多くなっています。実際にスマホが普及するにあたって、インターネット上では多くの口コミサイトが存在しています。
全国規模の大きい店舗を扱っているサイトや地域限定のサイトまで数多くあります。その中でも地域限定の口コミサイトに不評が掲載されているようでは集客効果が低下してしまいます。
口コミを広めてもらうには既存客の力が必要です。その店舗に来店して商品を購入しているのは既存客であり、リピーターです。
リピーターを作るためには
リピーターを多く作るには既存客の再来店意欲を高めることです。新規顧客と違って既存客というのは、一度来店しているので、自店舗の雰囲気や内装、従業員の接客対応などはある程度把握しています。
この既存客の満足度が高くなると、再来店率が向上し、リピーターになってもらえます。サービス業の売上の割合で見ると、新規顧客は2割でリピーターは8割を占めるといわれています。
リピーターを増やすことは単純に売上向上につながり、口コミが増えて新規顧客の獲得にもつながっていきます。
リピーターの増やし方
リピーターを増やすには、顧客満足の向上は避けては通れません。再来店意欲を高めるには、「あのお店良かった」と思ってもらえるお店作りをしていきます。
顧客満足度はCSと呼ばれ、サービス業において必要不可欠な要素です。
このCSを向上してくには、自店舗の「あるべき姿」を目標(PLAN)とし、実際に実行(DO)して、その目標を確認して自店舗の現状がどうなっているか確認し(CHECK)、改善・修正(ACTION)していく、PDCAサイクルを取り入れていきます。
理想の店舗(あるべき姿)からズレが生じていると、ギャップとなります。このギャップを修正していくことがPDCAサイクルの基本的な姿です。CSの向上を目指して取り入れていきましょう。
まとめ
新規顧客を増やしていくには、ノベルティを実施し、販促チラシにキーワードを入れて周知を図り、既存客の再来店意欲を高めるためにCSを向上していくことが求められます。
その結果、口コミで自店舗の評判が広まり、新規顧客の集客効果も向上していきます。
監修者
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IDEAL編集部
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