2020.12.15 2020.12.18|新規開業ノウハウ
飲食店を開業までに揃えたい5種類の情報
「飲食店を開業したいけど、どんな情報を知っておいたほうが良いのか」という疑問を解決する記事です。
当記事では、これから飲食店をオープンしたいお客様へ、今から知っておくべき、揃えておくべき情報5種類をまとめております。
情報を集めながら開業手続きを進めていくよりも、ある程度事前に知識を蓄えた上で、開業手続きを進めるのがスムーズかつスマートです。
たとえ予備知識があったとしても、開業までの間にトラブルが0(ゼロ)になる確約はできません。
ですが、まったく情報がない状態で開業を進めるよりも、予備知識がある方が「え、そうだったの?」という状態を最小限に抑えられるかもしれませんね。
目次
飲食店の開業までに必要な情報は5種類
飲食店のオープンするのに、知っておくべき情報とは以下の通りです。
①コンセプト決め
②物件の選び方
③資格、許可の必要性
④内装や家具の決め方
⑤助成金や補助金の存在
順にお伝えしていきますね。
飲食店開業のための情報①コンセプト決め
1つ目は”コンセプトを決める”ということを知っておくことです。
コンセプトとは、5W2Hを決めるステップになります。
[5Wとは]
What…何を売るのか
Whomどんな人に売るのか
Where…どこで売るのか
When…いつ営業するのか
Why…どうしてこのお店なのか
[2Hとは]
How…どのようにして売るのか
How much…いくらで売るのか
「自分のお店を持ちたい!」と考える多くの人々は、商品や営業時間をメインに考えて、それきりで終わりにすることが多いです。
そうではなく、上記の5W2Hのように、細かいくらいに”お店の基本設定”を決めていくようにしましょう。
お店の土台作りとして重要な基礎になるからです。
5W2Hが決まっていないと、コンセプトがブレてしまい、ファンになってくれる顧客が増えなくなります。
飲食店開業のための情報②物件の選び方
2つ目は”物件の選び方”知っておくことです。
これからお店をオープンしたいと考える場合、
・スケルトン物件
・居抜き物件
いずれかの状態から探すことが多くなります。
理由は、
・費用を抑えられる
・新しく建物を立てる必要が無い
からです。
スケルトン物件も居抜き物件も、メリットデメリットがあります。
ご自身の状況(資金面、コンセプト面など)を見て、条件に合う物件を見つけましょう。
そのためには、ネット上で物件情報を見るだけでなく、不動産などオフラインでも物件探しをすることです。
飲食店開業のための情報③資格、許可の有無
3つ目は”資格や許可が必要かどうか”を知ることです。
飲食店を開業するのに、必須な資格や保健所や自治体から許可をもらわなければならないケースが存在します。
例えば、
・食品衛生責任者
・菓子製造許可(手作りパンを提供する場合)
・防火管理者(店内の収容人数が30人以上の場合)
などが挙げられます。
ご自身の提供する商品や販売スタイルから、
・開業までに必須な資格
・自治体からどんな許可が必要なのか
を、よく確認しましょう。
飲食店開業のための情報④内装や家具の決め方
4つ目は”内装や家具の決め方”を知ることです。
店内の外観、内装作りは、ほとんどの場合、飲食店開業に強い専門の施工業者にお願いすることになります。
なぜなら、電源の配線、水道、ガスの配線、壁、天井、床材を敷くなどの作業は、これから初めて飲食店をオープンする人が自分にでやりきるには限界があるからです。
どうしても専門家の力を借りなくてはならない場面が出てきます。
『お店の外観、内装作りをお願いする業者を探す』というステップがあることを理解しましょう。
ご自身で施工業者を選ぶとなると、業者の公式WEBサイト、比較サイトや口コミサイトから探すことになるでしょう。
膨大な情報の中から、ご自身に合った施工業者を見つけるコツは、
・地域で絞る(お店のエリアから遠い場所にある施工業者を避けるため)
・気になった業者から問い合わせをする(1つに絞らず複数業者へ)
・問い合わせでやり取りした雰囲気や対応を見る
で、判断していきましょう。
飲食店開業のための情報⑤助成金や補助金について
5つ目は”助成金や補助金がもらえるか”を知ることです。
飲食店の開業をすることで、国や自治体から助成金または補助金を貰える場合があります。
助成金や補助金の存在を知らずに、お店のオープン後に知った時「助成金の対象じゃなくなってしまった…」なんてケースもよくあります。
ご自身のお店が助成金を貰えるかどうかを知るには、
①インターネットで「飲食店 助成金 補助金」と検索してみる
②助成金や補助金の種類、受給条件を確認する
とこれだけです。
助成金や補助金をもらうための条件がいくつかありますが、融資と違って返済する必要がありません。
できることなら、今後活用したい手段の一つになることでしょう。
飲食店開業はしっかりと準備した上でおこないましょう
飲食店をオープンするのであれば、まずはしっかりと準備した上で進めていきましょう。
飲食店の開業がスムーズな人とそうでない人の違いは、予備知識があるか、無いかだけです。
「お店を開こう!」と思い立ってからすぐに行動するよりも、まずは”情報収集”。
これがお店作りの第一段階です。
飲食店の開業をスマートに進めるには予備知識が不可欠
飲食店をオープンしたいお客様へ、事前に知っておくべき、揃えておくべき知識や情報についてお伝えしてきました。
飲食店の開業までに知っておくべきことは以下の通りでしたね。
①コンセプト決め
②物件の選び方
③資格、許可の必要性
④内装や家具の決め方
⑤助成金や補助金の存在
これらの情報を集め、自分の中に落とし込んだその時が、開業までの第一歩となります。
ご自身が納得のいく飲食店を作り上げるためにも、情報収集を行っていきましょう。
「飲食店オープンまでにそろえておくべき情報は理解しました。それでもお店作りが上手くいくか不安です」
そのように感じられるのであれば、ぜひIdealにご相談ください。
少しでもお客様の不安を減らすことができるかもしれませんよ。
飲食店の開業に強いIdealであれば、
・必要な手続き
・内装デザインの設計、施工
・広告やWebサイト作成
を代行することが可能だからです。
お客様が目指す飲食店が出来上がるよう、悩みや疑問点を一つ一つ丁寧に対応致します。
一度、ご相談してみてはいかがでしょう。
監修者
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IDEAL編集部
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