2017.04.28  2020.08.03|店舗運営ノウハウ

繁盛店に共通する集客力のある店舗の作り方とは!?

繁盛店に共通する集客力のある店舗の作り方とは!?

誰にでも思わず入りたくなる店に出会った経験はあると思います。
その反対に行っては見たものの入るのを躊躇ってしまった店もあると思います。

思わず入りたくなる店、入るのを躊躇う店、その違いはどこにあるのでしょうか。
違いを知って魅力あふれる店舗づくりをしてみましょう。

入りたくなる店は入り口がわかりやすい

前もってネットなどで調べて行った場合でも、たまたま歩いていた場合でも、入りたくなる店の入口は、簡単に見つかるようになっていて、広くなっています。

店のドアは、季節によっては冷暖房が必要になり閉めなければいけない場合もありますが、一番良いのは、ドアがすでに開いていることです。

そしてガラス張りになっていて、その店でどんなものを売っているのか、どんなサービスを提供しているのかがすぐわかるようになっていることも大切です。

また、入り口付近が汚れていたり、ゴミが落ちていたりすると、入るのを躊躇ってしまいます。
入り口付近は特に手入れが必要です。

何を売っているかが一目でわかるショーウインドー

店舗のショーウインドーは、店舗内にどのようなものを売っているのかを示す効果的な手法です。アパレルショップ、雑貨店、ギフトショップなどでよく使われます。

でも、ショーウインドーをただの飾り窓にしてしまってはもったいないですね。飾りのセンスを持ちながらも店舗の中で何を取り扱っているのかがよくわかるものにすると効果があがります。

ユニークなのが、レストランで使われているショーウインドー。
プラスチックで作った料理が並び、そのレストランでは何を作っているのかが一目でわかりますね。

たぶんレストランでこのようなショーウインドーを使っているのは世界で日本だけだと思いますが、このショーウインドーのおかげで、

日本語のメニューが読めない外国人でも、どの店に入ればよいか、そしてその店で何を注文すればよいかが簡単にわかるようになり集客効果の大きな手法だと言えます。

歩く人を惹きとめる立て看板

ポールサインなどの大きな看板は、遠くからも見え人を惹きつける役割を果たしますが、立て看板を店の前に立てておくと、更に人目を惹きやすくなります。

立て看板には具体的にどんなものを売っているのか詳細を書きます。値段を記入するともっと効果的です。

立て看板で大まかの情報を確認できれば、顧客は入る前に、「だいたいこんなものが売られているんだな」「こんなサービスを受けられる」と理解でき、自分の求めているものや予算に照らし合わせて、それほどためらわずに店舗内に入ることができます。

特にその店舗が飲食店だったら、日替わりメニューなどを手書きで書いておくと、その日限りという新鮮さがあり親近感が湧きます。

清潔できちんとし、適切な照明が使われている

店舗内の状態は、外からではわかりにくい点があります。ですから、外観の魅力に誘われて入った場合でも、店舗の中が汚かったり、きちんとしていなかったりすると、不愉快になり出て行ってしまう可能性が高くなります。

せっかく入ってきてくれた顧客により長くいてもらい購買に結び付けるためには、店舗内が清潔で、きちんとしていることが大切でしょう。でないと、「入りにくい店」と同様に顧客の入らない店になってしまいます。

店舗内を清潔できちんとするには、いつも定期的に清掃を心がけ、要らないものが置いてないことを確認します。商品がどんなにきれいに陳列棚に並べてあっても、要らない段ボール箱などが置いてあったりすると興ざめです。

また、店内の照明も大切です。小売店なのに薄暗かったり、居酒屋なのに明るすぎたりでは、ムードが損なわれてしまいます。その店にいることが心地よくなるような照明のアレンジを心がけてください。

求めている雰囲気がそこにある

あるショッピングモールに2つのマッサージ店があります。(エステと言うほどの物ではないので、マッサージ店と呼びます。)
1つはいつもお客で賑わっている店、もう一つはお客がほとんどいない店です。

この2つの店は同じ配色を使っていますから、たぶんチェーン店なのでしょう。ただし、店舗のレイアウトなどは店のオーナーに任されているようです。

お客で賑わっている店を観察してみると、店自体はガラスで囲まれていますから外から中が見えるのですが、実際にマッサージを受けるところには個室でドアやカーテンが付いています。入り口近くに受付があり、きれいな花も飾られています。

一方、お客がほとんどいない店は、マッサージを受ける個室にはドアもカーテンもなく、外から丸見えです。店内には花も飾ってないし、全体的に殺風景です。

マッサージのスキル面では、それほど差はないのかもしれませんが、お客はスキルだけでなく、雰囲気でも満足したいのです。

心理的に作用する店員の態度

最後に、店舗のデザインとは直接関係ないのですが、店員の態度も集客の大きな要因になります。店に入ったとたんに、店の中に立っている店員全員に注目され声をかけられた経験は誰にでもあると思います。

そんな雰囲気の中では、買わなくてはいけないようなプレッシャーに押されて、買い物を楽しむことができません。その反対に店員がみんな忙しそうに見えるところでは、入りやすさがあります。

もちろんぶっきらぼうな態度は店員として好ましくありませんが、あまり丁寧すぎるとか世話を焼きすぎる店には、お客は入るのを躊躇うものです。

また、せっかく入ってもすぐに出ていってしまいます。

まとめ

思わず入りたくなるような店舗作りには、入り口の状態、ショーウインドーのアレンジ、立て看板の利用、店舗内の雰囲気づくり、そして店員の態度などが大切な要素になります。

こうした要素を考慮に入れながら、お客が入るのを躊躇わない、また入ってもすぐに出て行かず、最終的には購買に結び付くような店舗づくりを考案してください。

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監修者

IDEAL編集部

日本全国の美容室・カフェ・スポーツジム等の実績多数!
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