2021.06.15|店舗運営ノウハウ
顧客が意識する「3密」「換気」「消毒」に店舗ができることとは?
「コロナ禍でも安心して来店してほしい。店内はどうしたらいい?」
「どうしたら顧客に”このお店は安心です”ってアピールできるでしょうか?」
というお客様への記事です。
この記事で伝えていること↓
・飲食店に対して顧客が気にかけること
・飲食店が徹底しないといけないこと
これまで数多くのお店作りに携わった、IDEAL(の中の人)が、どこよりも分かりやすくお伝えしていきますね。
ここから先は『コロナ禍における、飲食店の在り方』を解説していきますよ。
お客様には「顧客が飲食店に望んでいることがどんなことか、きちんと理解している人」と、なっていただきますね。
目次
なぜ顧客が「3密」「換気」「消毒」を意識するようになったのか
その答えは、コロナに感染したくないから、です。
つまり、安心して食事をしたいからですね。
自分自身がコロナに感染したくないでしょうし、大切な人に感染させたくない。
だから、
・3密
・換気
・消毒
を意識するようになってきました。
これらは、飲食店を利用するのに、選ぶ基準にもなってます。
言い換えるなら
・3密
・換気
・消毒
が、徹底されていない飲食店は、利用されなくなってくるのです。
「3密」「換気」「消毒」についてそれぞれ解説
ここでは、飲食店における
・3密
・換気
・消毒
について、解説していきますね。
飲食店はコレで選ばれる時代です①3密回避を徹底しているか
まずは、3密を回避している飲食店であるか、です。
まだまだコロナの不安が消えません。
ですから『密閉、密集、密接』を回避した店内でないといけませんよ。
[密閉とは]
密閉とは「換気をしよう」ということ。
具体的な方法は、以下が挙げられます↓
・高機能換気設備を導入する
・窓やドアを対角線上に空けておく
・1時間に2回以上、数分の換気を心がける
など。
換気については、この後の項目で詳しくお伝えしますね。
[密集とは]
密集とは「不特定多数の人が、同じ場所に集まらないようにしよう」ということ。
たとえ少ない人数だったとしても、距離を空けなければなりません。
具体的な方法は、以下が挙げられます↓
・人数制限
・テーブル数を減らす
・ソーシャルディスタンスを保つ
など。
[密接とは]
密接とは「お互いが『近い距離にいない、触れない、話さない』ようにしよう」ということ。
具体的な方法は、以下が挙げられます↓
・テーブルを離す
・パーテーションを設ける
・顧客にマスク着用を義務付ける
・マスク無しでの会話を控えてもらう
・対面にならないようにテーブルを配置する
など。
これら↑を踏まえた上で、人と人との距離を適度に保つことが、今の飲食店に求められています。
飲食店はコレで選ばれる時代です②換気が徹底されているか
2つ目は、換気の徹底、です。
具体的な方法は、以下が挙げられます↓
・隣同士の窓を開けない
・窓同士が対角線上になるよう空ける
・高機能換気設備を導入して換気レベルをUPさせる
・換気効率UPのために、メンテナンスや掃除を定期的に行う
など。
換気を徹底する理由は、コロナ対策だけではありませんよ。
そもそも換気をする理由は、
・除湿するため
・新鮮な空気を店内に入れるため
・店内にこもったニオイを外に出すため
・店内に溜まった空気中の有害物質を、外に出すため
です。
換気は『汚れた空気とキレイな空気を入れ替えるため』に行うんでしたよね。
汚れた空気のままですと、
・頭痛
・鼻水
・のどの痛み
などの『シックハウス症候群』を引き起こす場合があります。
飲食店ですと、食材や料理のニオイがこもりやすくなります。
ですので、十分な換気ができるようにしましょうね。
飲食店はコレで選ばれる時代です③店内外でのアルコール消毒が徹底されているか
3つ目は、アルコール消毒の徹底、です。
お店の出入り口や、トイレ周辺に指先用のアルコール消毒機を設けましょう。
利用客自身が消毒できるようにするためです。
また、飲食店でアルコール消毒をするなら、以下の場所挙げられます↓
・イス
・メニュー
・テーブル
・カウンター
・タッチパネル
・照明のスイッチ
・呼び出し用のベル
・スタッフ休憩スペース
・厨房の調理器具、設備
・飛沫防止用のパーテーション
・エレベーター、ボタン(あるなら)
・出入り口のドア、ドアノブ、レバー
・トイレのドア、便器、洗面所、蛇口レバー
・各テーブルの調味料や小物類(箸、爪楊枝も)
・券売機、レジ周り(釣り銭トレー、カードリーダー)
つまり、飲食店内にあるすべての場所、モノですね。
店舗へ入店されるお客様もマスク着用を義務
飲食店を利用する顧客に、マスク着用を義務付けましょう。
「マスクの着用をしていない方は、入店NGです」
「口に食事を運ぶとき以外は、なるべくマスクをしてください」
と言ったようにアピールするのも1つのアイデアです。
「極端かつ強引なやり方では?」と感じる方もいるかもしれませんね。
ですが、食事の場ですと、どうしても飛沫を防ぎきれません。
コロナの感染を防ぎながらも、飲食店としての営業を続けるのであれば、このような形で顧客にアプローチするほか無いのです。
店舗で実施するコロナ対策が顧客へ安心感を与える
結論、コロナ対策を徹底できてさえいれば、飲食店は経営を続けられるのです。
ですから、
「数分おきにアルコール消毒していますよ」
「こんな風にコロナ対策をしていますよ」
「こんな換気設備を使ってますよ」
と、アピールしていきましょう。
こうしたアピールは、顧客に安心感を与え、来店につながるようになるでしょう。
”安心”を与えられる店舗が生き残る時代
コロナの不安は、まだまだ消えません。
だからこそ『”安心””安全”を提供できる飲食店』でなければならないのです。
そうでなければ、極論、この先も生き残れなくなってしまいます。
ですから、積極的に「このお店はコロナ対策を徹底しています」とアピールしましょう。
顧客に“安心”を示すことも、今の飲食店の絶対条件とも言えます。
まとめ:コロナの影響もあり、人々は”安心”を飲食店に求めている
「コロナ禍でも安心して来店してほしい」というお客様へ、必要な対策と、”安心”をアピールすることの重要性についてお伝えしてきました。
感染対策がきちんとされていない飲食店ですと、顧客に信頼されなくなってしまいます。
これからの飲食店に求められるのは、味と接客サービスだけではありませんからね。
同時に、“安心”も求められる、と理解しましょう。
もし「どうしてもコロナ対策に合ったレイアウトが決められない!」ということであれば『”コロナに負けない飲食店作り”に強い施工会社に相談する』というのも一つの手です。
中でもIDEALであれば、お客様の「こんなお店にしたい」という考えを、ひとつひとつ汲み取ってデザインに落とし込むことができます。
お客様の考えを汲みとれる理由は、これまで多くの飲食店オープンに携わってきたからです。
これから初めてお店を作り上げるのに、しっかりとデザインを考えるのは簡単なことではありません。
ですが「こんな風にしたい」というお考えがあるのは理解できます。
IDEALは、その「こんな風にしたい」を、再現できるのです。
ぜひ一度、相談されてはいかがでしょう。
監修者
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IDEAL編集部
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