2021.08.04|店舗デザイン
スポーツジムの内装がおしゃれだと利用客数の増加に効果あり!?
「スポーツジムを開業したい。おしゃれな内装にしたいけどどうしたら良い?」
「おしゃれな内装のスポーツジムって、ユーザーは増えるのでしょうか?」
というお客様への記事です。
この記事で伝えていること↓
・スポーツジムの内装が集客力に直結している理由
・スポーツジムの内装をおしゃれにするポイント
これまで数多くのお店作りに携わった、IDEAL(の中の人)が、どこよりも分かりやすくお伝えしていきますね。
先に冒頭の質問にお答えしましょう。
スポーツジムの内装をおしゃれにしたいのであれば、まずはどんなユーザーに来てほしいのか、を絞り込みましょう。
なるべく絞り込むことで、ユーザーに「わたしのためのジムだ」と抱かせ、リピート率をUPさせるためです。
「こんな人に来てほしい」と、1人に絞り込むくらいに客層を定めましょう。
そうすることで、顧客満足度をUPさせることにも繋がります。
ここから先は『スポーツジムの内装が、集客力と関係している理由と、内装作りのコツ』について解説していきます。
お客様には「集客力の高い内装について理解し、スポーツジム開業への活かし方がちゃんと分かっている人」と、なっていただきますね。
目次
- スポーツジムの内装は集客力と密接に関係している
- スポーツジムの内装をおしゃれにするならターゲットを絞ろう
- スポーツジムの内装をおしゃれにするポイント①:ターゲットが女性の場合
- スポーツジムの内装をおしゃれにするポイント②:ターゲットが男性の場合
- スポーツジムの内装をおしゃれにするポイント③:ターゲットがシニア層の場合
- スポーツジムの内装をおしゃれにするポイント
- スポーツジムの内装をおしゃれにしよう①:配色
- スポーツジムの内装をおしゃれにしよう②:照明
- スポーツジムの内装をおしゃれにしよう③:BGM
- スポーツジムの内装はおしゃれだけじゃない!清潔感と安心感を与えよう
- まとめ:スポーツジムの内装をおしゃれにして集客力を上げよう
スポーツジムの内装は集客力と密接に関係している
結論、スポーツジムの内装は、集客力に直結しています。
理由は、内装によってユーザーの集中力が左右されるからです。
ユーザーにとって魅力的な内装ですと「集中しやすい」「快適にトレーニングできる」と、ユーザーに抱かせることができます。
魅力的な内装とは、ユーザーが集中しやすい環境を指します。
より集中しやすい環境を提供することで「このジムでないといけない」と、ユーザーに感じさせることができるのです。
それが結果的にリピーター獲得につながります。
スポーツジムの内装をおしゃれにするならターゲットを絞ろう
スポーツジムの内装をおしゃれにすることで、より集客力が高まります。
集客力を効果的にUPさせるには、ターゲットをできるだけ絞りましょう。
ターゲットごとに、集中しやすい環境や好みの環境が異なるからです。
ここでは
・女性がターゲットの場合
・男性がターゲットの場合
・シニア層がターゲットの場合
と分けて、それぞれ解説していきますね。
スポーツジムの内装をおしゃれにするポイント①:ターゲットが女性の場合
女性の場合は、以下を押さえましょう↓
・清潔感
・安心感
・さわやかさ
・非日常感
具体的なアイデアとしては、
・開放感を維持
・明るめの空間
・パステルカラーの配色
・ジムらしくない可愛らしい内装
などです。
女性目線を取り入れた内装作りができるか、がポイントです。
女性がターゲットの場合、集中しやすい環境にするには、スッキリした内装作りを心がけましょう。
女性が喜ぶ要素(色やロゴ、アメニティなど)を取り入れるよう意識すると良いですね。
女性が心身共に、ウキウキするような内装を目指しましょう。
スポーツジムの内装をおしゃれにするポイント②:ターゲットが男性の場合
男性がターゲットの場合は、以下を押さえましょう↓
・防音
・清潔感
・暗めの照明
・個人スペース
・スタイリッシュな空間
ジムを利用する男性の多くは、筋トレが目的です。
男性が筋トレをする目的を考えながらデザイン設計をすると良いですよ。
たとえば、男性がなぜ筋トレをするのかというと
・モテたい
・かっこよくなりたい
・メンタルを鍛えたい
・いざというときに大切な人を守りたい
などが挙げられます。
こうしたように「このジムでトレーニングすると、夢に近づける」というベネフィットを示せるような内装を目指すと良いですよ。
そうすることで、男性ユーザーにとってより集中しやすいジムになります。
スポーツジムの内装をおしゃれにするポイント③:ターゲットがシニア層の場合
シニア層の場合は、以下を押さえましょう↓
・清潔感
・明るい空間
・開放的な空間
・みんな一緒にできるという雰囲気
シニア層がジムを利用する場合、理由の多くは「健康でい続けたい」です。
この先も心と体が健康でいられることを連想できるような内装作りを心がけましょう。
スポーツジムの内装をおしゃれにするポイント
スポーツジムの内装をおしゃれにするための具体的な方法をお伝えしていきましょう。
ポイントは3つです↓
・配色
・照明
・BGM
それぞれ分かりやすくお伝えします。
スポーツジムの内装をおしゃれにしよう①:配色
ターゲットに合わせた配色を選びましょう。
ターゲットごとに内装の配色を意識することで、よりユーザーに寄り添った内装作りが実現できるからです。
色には、心理的効果があると言われています。
色 イメージ1 イメージ2
白= 純粋、清潔、神聖、正義 空虚、無
グレー= 落ち着き、大人、真面目 抑うつ、迷い、不信
黒= 高級感、重厚感、威厳 恐怖、絶望、不吉、悪、死
赤= 情熱、活力、興奮、高揚 怒り、暴力、警戒
橙= 喜び、活発、陽気、明るい、暖かい ー
黄色=愉快、元気、軽快、希望、無邪気 注意、注目
緑=安らぎ、癒し、調和、安定、若々しい、健康、やさしい ー
青= 知的、落ち着き、信頼感、誠実、爽快感 悲哀、冷たい、孤独
紫= 上品、優雅、妖艶、神秘、高貴 不安
ピンク= 可愛い、幸福、愛情 ー
伝つくラボより引用
たとえば女性専用のスポーツジムなら、白、黄色、水色、ピンクのいずれかを取り入れた内装が良いでしょう。
女性に好印象を与える色合いになります。
特にパステルカラーをメインカラーにすると優しい印象になるため、女性にハッピーな印象を与えられますよ。
スポーツジムの内装をおしゃれにしよう②:照明
ジムの照明もこだわりましょう。
ジム内の明るさは、集中力を維持するための大切な要素の1つです。
ジムの照明度合いは、ターゲットによって異なります。
女性やシニア層がターゲットなら、明るさを保ちつつ、目に優しい照明を取り入れましょう。
男性がターゲットなら、トレーニングするのに支障がない程度の暗さが適しています。
かと言って間接照明は適していません。
集中力を削いでしまい、リラックス効果を高めてしまうからです。
広さにも寄りますが、照明はなるべく1〜2に絞り、かつ狭い範囲で分散するよう設置しましょう。
スポーツジムの内装をおしゃれにしよう③:BGM
ジム内に、音楽(BGM)を取り入れることでユーザーの集中力を上げる効果が期待できます。
BGMがあることで、よりおしゃれな雰囲気を演出できますよ。
ただし、ユーザーが不快に感じないよう配慮する必要があります。
程よい音量と、やる気が自然とみなぎってくるような選曲を意識して取り入れるようにしましょう。
ユーザーにとって質の良いトレーニングができるよう、ぜひBGMを取り入れましょう。
スポーツジムの内装はおしゃれだけじゃない!清潔感と安心感を与えよう
スポーツジムの内装は「おしゃれであれば良い」というわけではありません。
最低限必要なのは、清潔感と安心感です。
ジムの内装をひと目見て、清潔感と安心感を抱けるか。
不衛生な印象をユーザーに与えてしまうと、ユーザーはジムのリピーターになるには一歩引いてしまうでしょう。
初めてジムを利用する人は、多少の緊張感を抱いて訪れます。
不衛生な空間だと、ジムに対して無意識に不信感を抱かせてしまいますよ。
従ってスポーツジムの内装は、おしゃれである以前に、清潔感と安心感を与えられるような空間を目指しましょう。
まとめ:スポーツジムの内装をおしゃれにして集客力を上げよう
「スポーツジムの内装をおしゃれにしたい」というお客様へ、ターゲットを絞ることの重要性と、内装作りのヒントをお伝えしました。
ジムを利用する人々は「自分は変わりたい」という潜在的な願望があります。
その気持ちを「後押しするんだ、応援するんだ」という意識を持つことで、自ずと”集中力とモチベーションを上げる内装”へと仕上がるのです。
「ここは自分のためのジムだ」
「ここでしか集中して取り組めない」
と、ユーザーが思ってくれれば、集客に成功したジムと言えるのです。
リピート率の高いスポーツジムへと成長できるよう、こだわりを持って内装を設計しましょう。
監修者
-
IDEAL編集部
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