2021.09.30|店舗運営ノウハウ
テイクアウト需要に応えた店舗作り!SNSやテイクアウト用の容器が顧客を呼び込む!
「テイクアウトはこれからも需要あるのでしょうか」
「テイクアウトサービスを考慮した店作りのポイントを知りたいです」
というお客様への記事です。
この記事で伝えていること↓
・テイクアウトに合わせた店作りのポイント
・テイクアウトサービスが持つ、飲食店への可能性
これまで数多くのお店作りに携わった、IDEAL(の中の人)が、どこよりも分かりやすくお伝えしていきますね。
先に冒頭の質問にお答えしましょう。
テイクアウトの需要は、今後も伸びていくと考えられています。
理由は、まだまだ不安が消えないコロナの感染を避けるためです。
かと言って、コロナが落ち着けばテイクアウトは需要がなくなるのか、と聞くとそうではありません。
ここから先は『テイクアウトの需要が今後も伸びていく理由と、これから飲食店として取り組むべきこと』について解説していきますね。
目次
- 今後もテイクアウトの需要は高くなる?
- テイクアウト需要に合わせた店作りとは
- 飲食店としてやるべきこと①:テイクアウトコーナーを作る
- 飲食店としてやるべきこと②:ドライブスルーを取り入れる
- 飲食店としてやるべきこと③:テイクアウト対応のアプリを導入する
- 飲食店としてやるべきこと④:SNS映えを狙ったテイクアウト容器を用意する
- 飲食店としてやるべきこと⑤:顧客管理、対応の方法を改めて考える
- テイクアウトで新規顧客の獲得とイートイン需要の創出が期待できる
- テイクアウトが持つ可能性①:新規顧客の獲得につながる
- テイクアウトが持つ可能性②:イートイン利用につながる
- まとめ:テイクアウト需要を見据えて飲食店の在り方を見直そう
今後もテイクアウトの需要は高くなる?
テイクアウト需要は、たとえコロナの不安がなくなっとしても、高くなっていくと考えられています。
理由は、以下のとおりです↓
・頻繁に外食できない
・自炊する手間を省きたいから
コロナの不安がなくなると、外食の機会が増えるのでは、と予想されます。
ですが、それが一時的なものにすぎません。
家事、育児、仕事が減るわけではないため、外食にかける時間はそこまで増えないのではと考えられます。
その分、仕事の帰り、買い物のついでにテイクアウトを利用する機会が増えると予想されています。
また、自炊の手間を省きたいといニーズは一定数います。
テレワークが増え、家にいる時間が増えることで、自炊する機会が増えたのは事実。
ですが、ずっと自炊では負担に感じてしまいます。
テイクアウトできる飲食店が増えれば、自炊するときもあれば、テイクアウトするときもある、食事スタイルにも多様性が見られるでしょう。
そのため、テイクアウト需要は、コロナ後も伸びていくのでは、と予想できます。
テイクアウト需要に合わせた店作りとは
テイクアウト需要に伴い、今後お店として取るべきアクションをお伝えしていきましょう。
具体的には、以下のとおりです↓
・テイクアウトコーナーを作る
・ドライブスルーを取り入れる
・テイクアウト対応のアプリ導入
・SNSに映えるテイクアウト容器
・顧客管理、対応の方法を改める
それぞれについてお伝えしていきます。
飲食店としてやるべきこと①:テイクアウトコーナーを作る
テイクアウトコーナーを設けましょう。
店内の一部を、テイクアウト専用のスペースとして扱うのです。
たとえば、
・メニューを容器に詰めて並べるスペース
・テイクアウト専用の注文、受け取りスペース
などのスペースを確保しておきましょう。
店内飲食を兼ねている飲食店であれば、テイクアウトスペースは設けるべきです。
「ここはテイクアウトができるのか」
「テイクアウト商品はどこで注文するのか」
といったように、顧客に対して利便性を図るためです。
テイクアウト専門店であれば、商品を受取るまでの待機スペースがあると良いでしょう。
飲食店としてやるべきこと②:ドライブスルーを取り入れる
可能な限り、ドライブスルーを取り入れるのもアリです。
店内に入らずとも、注文できるスタイルは、時間が惜しい人々にとって大きなニーズとなりえます。
店内でテイクアウトを注文するのと同時に取り入れることで、安定した集客が見込まれるでしょう。
飲食店としてやるべきこと③:テイクアウト対応のアプリを導入する
テイクアウトに対応できるアプリを導入することも検討してみましょう。
アプリを通してサービスを受けるニーズが増えてきているため、新規顧客が獲得しやすくなります
また、アプリを利用することで、
・店舗案内につながる
・受け取りまでの待ち時間が減る
・従業員の接客対応コストの削減につながる
といったメリットが挙げられます。
アプリ導入に伴い、カード決済、予約注文など、システム連携すると良いでしょう。
飲食店としてやるべきこと④:SNS映えを狙ったテイクアウト容器を用意する
テイクアウトの容器にも注目してみましょう。
なぜなら、SNSを通じて集客効果UPが期待できるからです。
たとえば、
・環境に配慮したエコ素材
・女性向けの商品であれば、可愛らしいラッピング
など。
ターゲットに合わせて容器やラッピングを考えていくと良いでしょう。
SNSに映えるような容器にすることで、拡散効果が期待でき、お店の認知度UPが期待できます。
お店の認知度が上がれば、新規顧客の獲得とともに、リピーター獲得にもつながりやすくなります。
飲食店としてやるべきこと⑤:顧客管理、対応の方法を改めて考える
顧客管理、対応の方法についても考えていくと良いでしょう。
分かりやすく言いますと「顧客情報を管理システムの中で管理する、デジタル化する」という方法が挙げられます。
顧客管理をデータ化することで、SNSや公式サイトで有益性のある情報発信ができるようになります。
その理由は、ターゲットに合わせて内容を変えながら情報発信ができるためです。
たとえば、ビジネス街にある飲食店であれば、ターゲットは会社員。
住宅街付近にある飲食店であれば、ターゲットは、主婦層、子育て世帯になります。
ターゲットの興味を引く情報発信ができれば、効果的に集客力を挙げることにつながるのです。
顧客情報をデータ化し、管理しやすくすれば、ターゲットに合わせた商品開発も不可能ではありません。
お店の雰囲気が味わえない分、ターゲットに合った商品を提供することは、テイクアウトにしかできない強みでもあります。
テイクアウトで新規顧客の獲得とイートイン需要の創出が期待できる
テイクアウトが持つ可能性は、お店の業績に直結していると言っても過言ではありません。
なぜなら、
・新規顧客の獲得につながる
・イートイン利用につながる
と言った点が挙げられるからです。
それぞれの理由について、お伝えしていきましょう。
テイクアウトが持つ可能性①:新規顧客の獲得につながる
テイクアウト需要が、新規顧客の獲得につながる理由は、以下が挙げられます↓
・テイクアウト商品が、トライアルに成りえるから
・今まで利用したことが無い顧客にとって、テイクアウトは敷居が低いから
テイクアウトであれば、これまで興味が無かったお店のメニューに挑戦しやすくなります。
テイクアウトメニューに満足した結果、リピーターとして定着することも期待できるでしょう。
テイクアウトが持つ可能性②:イートイン利用につながる
テイクアウトの提供で、将来的に店内飲食を利用してもらうことにつながることも期待できます。
特に、初めてのお店であれば「気になるから買ってみよう」と、手軽に購入してもらえます。
テイクアウト商品に満足できれば、いずれ「直接そのお店で出来たてを食べたい!」と、店内飲食を利用してもらえるかもしれません。
うまく行けばSNSを通して認知度UPも期待できます。
そうなると、テイクアウトだけでなく、店内飲食の需要が高くなることも期待できるでしょう。
まとめ:テイクアウト需要を見据えて飲食店の在り方を見直そう
「テイクアウトってこの先も需要があるのでしょうか。お店の在り方も変えた方が良いのでしょうか」というお客様へ、テイクアウトの今後の可能性と、やるべきことについてお伝えしてきました。
テイクアウトの導入には、店内の改装や、システム導入など、手間とコストがかかります。
ですがその先の集客効果や人件費削減、業務効率化を見ると、お店の業績UPに必要な取り組みだとも言えます。
これから「テイクアウトサービスを取り入れたい」と考える開業者も増えてくるでしょう。
ですが、何もコンセプトを決めずに飲食店をオープンさせるのはNGです。
いかに、他と差別化し、経営をプラスにしていくか。
そのために”コンセプト”をきちんと設計できるか。
”コンセプト決め”という土台作りがしっかりできていないと、オープン当初が良くても、その先の経営プラスを維持できる可能性は低くなってしまいます。
コンセプトは細かいくらいに決め、計画的に飲食店を作り上げていきましょう。
監修者
-
IDEAL編集部
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