2021.10.09 2021.09.30|店舗デザイン
安心してトレーニングができる非接触型のスポーツジムの内装デザイン
「コロナ対策を意識したスポーツジムを開業したい。どうしたら良い?」
「人との接触を最低限に抑えたスポーツジムにするには、どうしたら良い?」
というお客様への記事です。
この記事で伝えていること↓
・非接触型の新しいスポーツジムの仕組み
・非接触型ジムに適した内装デザインについて
これまで数多くのお店作りに携わった、IDEAL(の中の人)が、どこよりも分かりやすくお伝えしていきますね。
コロナ禍でのスポーツジム開業に不安を抱える人は少なくありません。
だからといって開業を諦める必要はありませんよ。
コロナ禍だからこそ「人々がどんなジムを求めているのか」を知ることで収益UPのヒントが得られるかもしれません。
その施策の1つとして今回挙げるのが、”非接触型のスポーツジム”です。
ここから先は『非接触スタイルを意識したジムの仕組みと内装デザインのコツ』について解説していきますね。
新しいスポーツジムの在り方の1つとして理解を深め、店舗デザインへの活かしていきましょう。
目次
非接触型のジムとは
コロナ感染の不安の中、感染防止対策を徹底するべく人との接触を抑えるための施策が、あらゆる場所で試みています。
スポーツジムも例外ではありません。
たとえコロナ禍でも、
・筋力を付けたい
・運動不足を解消したい
・身体のラインをきれいにしたい
といったニーズが無くなるわけではありません。
その点、スポーツジムの需要はまだまだ見込まれることでしょう。
そうした中、”非接触型のスポーツジム”が増えてきています。
非接触型のジムであれば、
・コロナ感染防止対策になる
・スタッフの人件費を最小限に抑えられる
・利用客も経営側も、接客による時間的コストを減らせる
といったメリットが得られます。
結果的に、効率の良いオペレーションが可能になるでしょう。
その点だけでも、スポーツジムとして大きな価値があるのではないでしょうか。
非接触型スポーツジムを実現するためのポイント
ここから先は、非接触型のスポーツジムにするための具体的な方法をお伝えしていきます。
それが以下のとおりです↓
・完全個室化する
・24時間稼働させる
・すべてIT化
それぞれ詳しくお伝えしていきますね。
非接触型のジムの仕組み①:完全個室化にする
できる限り、完全個室化にしましょう。
個室化、または貸し切り状態にすることで、他の利用客との接触を抑えられます。
個室化、あるいは貸切化を実現するには、
・完全予約制にする
・1日の利用者数の制限を設ける
・1人当りの利用時間に制限を設ける
・個室を複数設ける(それ相応の敷地面積が必要)
などの施策が必要です。
利用客もトレーニングに集中しやすくなるでしょう。
経営側としても、個室化、または貸切化にすることで、利用中の感染防止対策を徹底しやすくなります。
非接触型のジムの仕組み②:24時間稼働させる
可能であれば、24時間営業する”常時オープンスタイル”にしましょう。
理由は3つです↓
・多様化したニーズに応えるため
・営業時間の設定による混雑を避けるため
・昼前や夕方など、利用客の集中を避けるため
24時間オープンさせることで、結果的に利用客の数にばらつきが生まれます。
それが結果的に”非接触”につながるのです。
同時に、24時間営業のジムであれば、さまざまな業種や生活スタイルに対応できます。
忙しい現代人のニーズに応えられているジムと言えるでしょう。
非接触型のジムの仕組み③:すべてIT化
すべてをIT化することで、非接触型がより実現しやすくなります。
具体的な流れとしては、以下のようなイメージです↓
1:アプリで予約&決済
2:ジムに入店、アプリで部屋番号などをチェック
3:室内ではモニターを通してトレーナーからレクチャー
アプリで予約と決済、モニターでレクチャーといったスタイルにすることで、まったく誰にも接触しないカタチでジムオペレーションが可能になります。
非接触型ジムの内装デザインの考え方
ここから先は、非接触型スポーツジムの内装デザインについてお伝えしていきます。
内装デザインで押さえるべきポイントは、以下のとおりです↓
・清潔感を保つ
・導線を意識する
・ターゲットに合わせたデザインスタイルにする
それぞれ詳しくみていきましょう。
非接触型ジムの内装①:清潔感を保つ
まずは、清潔感を保つ内装にしましょう。
そのために、壁材と床材は、掃除、メンテナンスがしやすい素材を選びましょう。
清潔感がないジムでは、トレーニングに集中できません。
床や壁がキズだらけなジム、あるいはシャワールームやトイレが暗く、不衛生なジムでは、リピート率が下がってしまいます。
清潔感があることは大前提です。
たとえおしゃれな内装に仕上げたとしても、不衛生だと感じればジムの印象も悪くなります。
そのため、スポーツジムの内装は、掃除がしやすく、かつ汚れが目立ちにくい素材を選びましょう。
非接触型ジムの内装②:導線を意識する
非接触型のスポーツジムでは、利用客とスタッフの導線を意識しましょう。
たとえば
・利用客が使うエリア=スタッフは最小限行き来する導線にする
・スタッフが行き来する通路に、利用客が出入りしないようにする
・移動を遮らないようトレーニングマシンやインテリアを配置する
などの工夫を施しましょう。
そのためには、動きを具体的にイメージすると良いでしょう。
スタッフの動きと利用客の動きをイメージすることで、適切な導線が見えてきます。
非接触型ジムの内装③:ターゲットの好みに合わせたスタイル
ジムの内装は、ターゲットの好みに合わせたデザインにしましょう。
たとえば、以下のようなアイデアが挙げられます↓
[美意識が高い女性の場合]
・ナチュラル系
・美を連想させる装飾や配色(白、ゴールド、シルバー)
[筋トレ目的の男性]
・スタイリッシュ
・重厚感ある装飾や配色(黒、グレー系)
ジムの雰囲気が、利用客の集中力UPに影響すると言っても過言ではありません。
そのため、これらを意識することで、利用客がジムのファンになる可能性が高くなるでしょう。
リピート率UPが期待できます。
まとめ:”非接触型”という新しいカタチのジム
「コロナ対策を意識したスポーツジムを開業したい」というお客様へ、非接触型を意識した新しい施策と内装デザインのポイントについてお伝えしてきました。
こうした新しい在り方がスポーツにも生まれた理由は、人々のニーズが変わってきているためです。
逆に言えば、ニーズに応えられないままでは、この先の収益UPは難しくなるでしょう。
今までの経営スタイルを新しく変えることに、不安を感じるのは理解できます。
ですが、ニーズが変わってきている中で収益UPを目指すのであれば、人々のニーズを汲み取らなければなりません。
ニーズを汲み取り、それらに応えられるよう進化していく。
そのようなスポーツジムが、収益UP、事業拡大につながるのかもしれませんね。
色々とお伝えしてきましたが、お客様の理想とするスポーツジムができあがるよう、まずよくコンセプトを練られることをオススメいたします。
もし「どうしてもレイアウトが決められない!」ということであれば、スポーツジムの開業に強いデザイン施工会社に相談する、というのも一つの手です。
中でもIDEALであれば、お客様の「こんなジムにしたい」という考えを、ひとつひとつ汲み取ってデザインに落とし込むことができます。
お客様の考えを汲み取れる理由は、これまで多くのスポーツジムオープンに携わってきたからです。
これから初めてジムを作り上げるのに、しっかりとデザインを考えるのは簡単なことではありません。
ですが「こんな風にしたい」というお考えがあるのは理解できます。
IDEALは、その「こんな風にしたい」を、再現できるのです。
ぜひ一度、相談されてはいかがでしょう。
監修者
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IDEAL編集部
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