2021.10.07 2021.10.12|店舗運営ノウハウ
アフターコロナでのフィットネス施設の課題とは
「これからフィットネス施設を開業するのは適切ではないでしょうか」
「アフターコロナでもフィットネス施設は需要あるでしょうか」
というお客様への記事です。
この記事で伝えていること↓
・コロナ後のフィットネス施設の課題
・コロナ後も成功し続けるための考え方
これまで数多くのお店作りに携わった、IDEAL(の中の人)が、どこよりも分かりやすくお伝えしていきますね。
先に冒頭の質問にお答えしましょう。
コロナの不安が続いるからといって、フィットネス施設の開業を諦める必要はありません。
世の中のニーズを汲み取り、ニーズに上手に応えられるフィットネスジムであれば、その後も成長し続ける可能性が高くなります。
そのためには、
・アフターコロナのフィットネスの課題を知る
・課題解決のための施策をできるだけ取り入れる
・ニーズに変化がないか、常にリサーチし続ける
といった努力が不可欠だと理解しましょう。
ここから先は『アフターコロナに待ち受けるフィットネス施設の課題と、クリアするための考え方』について解説していきますね。
目次
アフターコロナにおけるフィットネスの課題とは
結論、アフターコロナでフィットネスが抱える課題とは、以下が挙げられます↓
・マスクをしながらの運動
・複数人で利用するときの感染対策の徹底
・デジタルマーケティングに進出できるか
それぞれについて分かりやすくお伝えしていきましょう。
アフターコロナの課題とは①:マスクをしながらの運動
1つ目は、マスクを付けながら運動することに対する点です。
マスクを付けながら運動すると、身体にさまざまな弊害が起こります。
たとえば
・熱中症のリスクが高まる
・呼吸が浅くなりやすい
・呼吸が浅くなることで、肩こりなどの影響が起こりやすい
などが起こりえます。
これらを解消するための1つの施策が『スポーツマスク』です。
スポーツマスクは、ランニングやエアロビクスなどの「有酸素運動をするときに着用する」ことを目的として、開発されたマスクになります。
マスク着用を推奨し、かつ安全に運動してもらうには、スポーツマスクを利用客自身に用意してもらう必要があります。
あるいはフィットネスとして販売または提供しなければならなくなるでしょう。
となると、スポーツマスクの確保をし続けなくてはいけない状況になると予想できますね。
アフターコロナの課題とは②:感染予防を意識しながらの複数人での運動
2つ目は、複数人の利用中での感染予防を徹底する、という点です。
フィットネスとしての感染対策は、おもに以下が挙げられます↓
・対人接客を減らす
・キャッシュレス化
・完全予約制にする
・マスク着用を推奨
・発熱時は利用させない
・利用人数の制限を設ける
・1人当りの利用時間を制限する
・換気、アルコール消毒の徹底
・ソーシャルディスタンスを保つ
・過度な声出しをしない、させない
・マシン利用時やレクチャーの際は対面を避ける
・握手やハイタッチなどのスキンシップを取らない
こうした感染対策を行っている旨、あらかじめ利用客にアピールする必要があります。
アフターコロナの課題とは③:デジタルマーケティングへの進出
3つ目は、デジタルマーケティングへの進出が欠かせない、という点です。
具体的には、以下の施策が必須になっていくとされています↓
・オンラインレッスン化
・SNSで定期的な情報発信
・アプリによる予約&決済システム
オンライン化や、システムによるIT化を進めることで、フィットネス経営としての効率化が実現しやすくなります。
たとえば、
・人手不足を解消できる
・経営管理に集中しやすくなる
・さまざまなニーズに応えられ、顧客満足度UPが見込める
といったメリットを得られるでしょう。
また、SNSで発信し続けていくことで、フィットネスの存在がより身近に感じられます。
初心者が抱くフィットネスへの抵抗感も抱きにくくなるでそう。
アフターコロナで成功するにはオンラインとオフラインの融合がカギ
これからフィットネスを開業、経営していくのであれば、ぜひオンラインとオフラインを融合したカタチで運営していきましょう。
オンライン化とオフライン化を融合させることで、今後より多様化するニーズに応えやすくなります。
利用客のその日の都合で、直接フィットネスに行く。
あるいは、自宅でオンラインレッスンを受ける。
このように「都合に合わせながら利用できる」といった選択肢があることが、今後求められるニーズと言えます。
まとめ:アフターコロナを見据えたフィットネスを作り上げよう
「アフターコロナでも生き残れるフィットネスクラブを開業したい」というお客様へ、アフターコロナに待ち受けるフィットネス施設の課題と、クリアするための考え方についてお伝えしてきました。
これからフィットネスを開業する上で、今までと経営スタイルを変えるのは、不安を感じることでしょう。
ですが、生活スタイルが多様化している中、事業継続を目指すのであれば、人々のニーズを汲み取らなければなりません。
ニーズを汲み取り、それらに応えられるよう進化していく。
そのようなフィットネスが、収益UP、事業拡大につながるのかもしれませんね。
いずれにしても、まずはフィットネスクラブのコンセプトをよく練られることをオススメいたします。
その上でもし「どうしてもフィットネスの内装デザインが決められない!」ということであれば、ジムやフィットネスに強いデザイン施工会社に相談する、というのも一つの手です。
中でもIDEALであれば、お客様の「こんなフィットネスにしたい」という考えを、ひとつひとつ汲み取ってデザインに落とし込むことができます。
お客様の考えを汲み取れる理由は、これまで多くのジム、フィットネスオープンに携わってきたからです。
これから初めてフィットネスを作り上げるのに、しっかりとデザインを考えるのは簡単なことではありません。
ですが「こんな風にしたい」というお考えがあるのは理解できます。
IDEALは、その「こんな風にしたい」を、再現できるのです。
ぜひ一度、相談されてはいかがでしょう。
監修者
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IDEAL編集部
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