2019.01.15  2020.09.09|店舗デザイン

焼き鳥店の内装はカフェ風のデザインもアリ!費用の目安についても解説

焼き鳥店の内装はカフェ風のデザインもアリ!費用の目安についても解説

焼き鳥屋の内装を決める際には、まずカウンター席だけにするかテーブル席も設けるかを決める必要があります。レイアウトが決まったら、次はどのようなデザインの内装にするかを考えなくてはいけません。

どんな内装するかによって、お店を運営していくうえでの集客や経営方針にも影響が出てくるため、レイアウトやデザインは重要なポイントとなります。

今回は、焼き鳥屋に合う一般的な内装やオシャレな内装の紹介と、内装にかかる費用や工期の目安について解説していきます。

カウンター席とテーブル席の決め方は?

まず、考えるのはお店のレイアウトです。焼き鳥屋の場合、カウンター席のみで経営することも可能ですが、それに加えてテーブル席も設置するパターンもあります。

カウンター席のみの場合は、狭い空間でも営業できるため、繁華街など広い空間を確保しづらい場所でも出店することができます。

また、注文を取ったり料理を提供したりするのもすべてカウンター越しにできるため、スタッフの人数が少なくても対応することができるのが特徴です。

テーブル席も設置する場合には、ある程度の広さが必要になりますが、そのぶん多くの集客が見込めます。新年会や忘年会などの宴会にも対応できることも魅力です。

どちらのパターンにもそれぞれにメリットがあるので、それを踏まえてレイアウトを決めましょう。

純和風か和モダンか?カフェ風デザインもアリ?

焼き鳥屋に合う内装デザインで一般的なものは「純和風」なデザインか「和モダン」なデザインです。

純和風な内装デザインは落ち着いた雰囲気があり、万人受けしやすい傾向にあります。和モダンな内装デザインの場合、和風の良さは活かしつつ純和風よりも少しカジュアルなイメージになります。

また、ほかの焼き鳥屋と差別化を図り個性を出したいのなら、思い切って「カフェ風」の内装デザインにするのもオシャレです。

しかし、カフェ風とはいっても実際にカフェではないので間違われないよう、お店の外からでも焼き鳥屋であることが分かるように工夫する必要があります。

焼き鳥屋は照明で美味しく見せる工夫を

焼き鳥屋に限らず、飲食店では照明が重要になってきます。なぜなら、照明の色や明るさによって料理の見た目が大きく変わり、美味しそうに見えるかどうかが違ってきてしまうからです。

照明には大きく分けて2つあり、白っぽい光の「昼白色」とオレンジがかった色をした「電球色」に分かれます。

例えば、サラダなどの場合は昼白色の照明を使うとグリーンが鮮やかに映えて美味しそうに見えますが、焼き鳥には向いていません。

こんがりと焼けたお肉を美味しそうに見せるには電球色が向いています。さらに、昼白色よりも電球色のほうが食材を「温かそう」に見せる効果があります。

アツアツで提供したのに照明のせいで冷めているように見えてしまっては、焼き鳥の美味しさも半減してしまうでしょう。

焼き鳥屋の場合には電球色の照明を少し暗めにするのが、美味しく見せるコツです。

内装工事にかかる費用と工事期間の目安

内装工事にかかる費用としては、まずデザインや設計にかかる費用があります。デザイン会社によって少し異なりますが、一般的には施工費の「10~15%」が相場です。

次に、水道や電気などの工事も含む内装工事の費用ですが、店舗面積によって異なり1坪当たり「30万円~35万円」というのが相場でしょう。

カウンター席だけの店舗の場合、10坪以下の広さでも営業することができます。仮に10坪だとして計算すると「300万~350万円」となります。

カウンター席に加えてテーブル席も設置する場合、最低でも20坪程度は必要です。仮に20坪だとして計算すると「600万~700万円」となります。工事期間に関してはどちらの場合でも1カ月程度が目安です。

これよりも工事費を安く抑えたい場合には、前に使っていた人が居酒屋や和食店をやっていたような「居抜き物件」をそのまま使うことで、費用を減らすことができるでしょう。

また、元がカフェの物件も「カフェ風デザインの焼き鳥屋」にするのなら、内装をほとんど変えずに使うことも可能です。

内装にこだわって雰囲気の良い焼き鳥屋を目指そう

内装デザインは、お店のイメージを決定づけるためとても重要です。提供するメニューや狙っている客層に合わせて、ピッタリなものを選ばなくてはいけません。

自分の中でしっかりとイメージを固めておけば、条件に合う「居抜き物件」を見つけやすくすることもできます。

費用を算出するうえでも非常に大切なため、レイアウトやデザインはできるだけ具体的に決めておくことが大切です。料理の味や見た目も大事ですが、それをより魅力的に引き出せるような雰囲気の良い焼き鳥屋を目指しましょう。

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監修者

IDEAL編集部

日本全国の美容室・カフェ・スポーツジム等の実績多数!
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