2020.07.15|店舗運営ノウハウ

ECサイトは自社運営できる?外部委託が便利?それぞれの特徴を解説

ECサイトは自社運営できる?外部委託が便利?それぞれの特徴を解説

今は実店舗とECサイトを併用しているショップが多くなっています。新型コロナウィルスの世界的な流行により、ECサイトの必要性を実感したところもあるでしょう。

ECサイトは自社で運営することも、外部委託することもできます。「どちらにしようか迷っている」という人も多いことでしょう。

今回は、ECサイトを自社運営する場合と外部委託をする場合のメリット、デメリットをそれぞれ詳しく解説します。

ECサイトを自社運営することは可能?

ECサイトを自社運営することは可能?

ECサイトを自社で運営するには、ただサイトを作っておしまいというわけではありません。

商品を販売するために、商品管理、受注管理、入金管理、顧客対応からはじまり、商品の検品、梱包、発送といった作業が発生します。

また、売り上げをアップするためには、顧客管理、販促プロモーション、ブログやSNSの運営も必要です。さらに、帳簿作成といった経理作業もしなければなりません。

実店舗を運営するのと変わらない手間と人手が必要です。ECサイトを運営する人手を十分に確保できる店舗ならばいいのですが、サイトの立ち上げから運営を自分1人で行いながら、実店舗も切り盛りするのはかなり難しいでしょう。

また、「ECサイトは片手間に運営しよう」と考えていると、なかなか売り上げがあがりません。ですから、ECサイトを自社で立ち上げて運営するのは不可能ではありませんが、人手と労力が必要と考えてください。

「なんとかなる」と見切り発車してしまい、入金や発送ミスなどが起こると、実店舗の評判が大幅に下がります。2000年代初頭までは、ECサイトは実店舗のおまけ扱いでしたが、2020年現在では、実店舗と同じ感覚でECサイトを利用する人が多くなっています。

ミス以外に、実店舗とECサイトではできるサービスが大きく違う、梱包が汚い、商品の発送が遅いなどということが続けば、売り上げはもちろんのこと、評判まで落ちることでしょう。

「モール型ECサイトを利用すれば、それほど人手も知識も必要ないのではないか?」と考えている人もいるかもしれません。モール型ECサイトとは、「楽天」に代表される、複数のショップが集まったサイトです。

モール型ECサイトはすでにサイトのひな形が完成しているうえ、サイトの運営業者からサポートを受けることもできます。一から自分たちでサイトを立ち上げて運営するより管理が楽です。

経営者1人で斉藤運営しながら実店舗の経営もできるかもしれません。また、モール型ECサイト自体に知名度があるので、集客もしやすいでしょう。

その一方で、モール型サイトはライバルが周りにたくさんいます。楽天の出店数は5万店ですから、その中から自分のショップを見つけてもらうのは大変です。

また、モール型サイトはある程度ショップのデザインが決まっているので、他店と差がつけにくいのもデメリットです。

さらに、月々の利用料も必要になので、「外部委託するよりモール型ECサイトを利用した方が節約になるはず」と思って利用をし始めると、うまくいかないこともあるでしょう。

ECサイトの外部委託とは?

ECサイトの外部委託とは?

ECサイトの外部委託とは、サイトの作成から運営、管理まで専門の業者に委託することです。外部委託すれば、経営者は実店舗の経営に集中できます。

ECサイトの作成や運営を請け負う会社は、専門知識を備えたスタッフを揃えているので、見栄えがよく使いやすいサイトを作成し、更新もこまめにしてくれるでしょう。

顧客対応や入金管理も専門のスタッフが行ってくれるので、ミスが起こることもほとんどありません。その一方で、費用がかかります。

委託する内容や業者によって異なりますが、起ち上げから依頼する場合は、最低でも10万円以上は必要です。運営を任せる場合はさらに、月々数万円~の費用がかかります。

ECサイトの売り上げがあがらなければ、赤字になってしまうでしょう。また、ECサイトをまるごと外部委託してしまうと、扱っている商品の良さが顧客にうまく伝わらないこともあります。

その結果、「実店舗で見たら素敵な商品なのに、ECサイトで見たら今ひとつ」ということになり、売り上げアップが難しいケースもあるでしょう。

ECサイト運営委託会社はたくさんある。だけど…

また、ECサイトの委託を請け負っている会社はたくさんありますが、会社ごとにできること、できないことがあり、料金にも幅があります。

費用が安いところを選んだら、碌な管理をしてくれなかったというケースもあります。

「ECサイトを外部委託しようと思って会社を探したが、あまりにもたくさんありすぎて迷ってしまう」という方もいるでしょう。優良業者に出逢えるかどうかが、ECサイト運営の成功を左右するといっても過言ではありません。

ですから、外部委託をする場合は、時間をかけて業者の評判と実績を調べ、候補を絞ってから見積もりを取り、正式に依頼するという手順をふむのがおすすめです。

部分的に外部委託をするという選択肢

部分的に外部委託をするという選択肢

ECサイトを外部委託する際、すべてを任せてしまう必要はありません。ECサイト運営の委託を請負ってくれる会社の多くが、委託内容を選択できます。

一例を挙げると、サイトの立ち上げや更新といっIT関連の仕事だけ、在庫管理や梱包、発送といった物流だけを委託する形です。

「店舗にある程度人手や知識はあるが、どうしても特定の部分の知識や人手が足りない」というケースは珍しくありません。

足りない部分だけを委託すれば、費用も節約できますし、実店舗のスタッフがECサイトの運営に関わることで、実店舗とECサイトの内容が乖離しすぎてしまうのも防ぐことができます。

また、商品管理や梱包、発送といった物流に関する委託は、IT関連会社以外に運送会社なども行っています。委託する内容が決まっていれば、委託を依頼する業者もより選択肢が豊富になるのです。

自社スタッフも「自分の役割はここまで」と線引きができるので、業務に集中できます。現在は優秀で使いやすいソフトもたくさん出ていますし、ブログなどは無料サイトも豊富です。

ECサイトの運営を外部に委託するか自社で全て行うか迷っている人は、まず自社でできる業務を上げてみましょう。できる業務と外部委託しなければ無理な業務が明確になれば、業者選びも楽になります。

また、ある程度業者に委託しながらECサイトを運営していき、できる業務が増えていけば委託する内容を減らしていくこともできるでしょう。

モール型ECサイトではなく独自のECサイトを立ち上げたいが、そのための資金が不足しているという場合は、経済産業省が行っているIT導入補助金を利用する方法もあります。

IT導入補助金の内容や利用できる条件は毎年変わり、現在は2020年度版が適用にされています。詳しくは、経済産業省が運営しているサイトを確認してください。

IT導入補助金は中小企業や小売業者が、生産性向上に役立つITツールを導入する際の経費を補助する制度です。

対象はソフトウエアやサービス等の導入のほか、2020年度はPCやタブレット等のハードウエアをレンタルする費用なども対象になりました。

ですから、ECサイトの立ち上げの費用を確保したい場合は、条件を満たしているならば、IT導入補助金の利用も視野に入れてみましょう。最大でECサイト導入費用の4分の3を補助金で賄える可能性もあります。

委託か自社運営かは柔軟に考えて決断しよう

今やECサイトは実店舗の分身や支店と同じです。実店舗同様に経営をおろそかにすれば、売りだけでなく評判も落ちてしまいます。

ECサイトを立ち上げて運営する前に、店舗のスタッフでできること、できないことをはっきりとさせておきましょう。

そうすれば、外部委託する費用を抑えることもでき、まるごと委託するよりよりよいサイトが作れる可能性もあります。

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