2017.04.03  2020.08.02|店舗運営ノウハウ

【仕組みと5つの事例を紹介】売上を上げるには季節に応じたキャンペーンを取り組もう!

【仕組みと5つの事例を紹介】売上を上げるには季節に応じたキャンペーンを取り組もう!

正月の元旦に始まり、2月の節分とバレンタインデーなど、12月のクリスマスまで季節ごとにイベントが開催されています。

この季節ごとのイベントに乗っかる形で、自店舗でも集客を上げることが出来ます。

バレンタインデーの時にはチョコなど製菓系がイベント目白押しですが、飲食店や食品雑貨店以外でも集客を得ることが出来ます。その仕組みをここでご紹介していきます。

季節イベントで集客アップを図る

季節イベントでは多くのお客様を迎え入れることが可能となります。

一見関係ない業態でも、キャンペーンを実施して集客アップに繋げることが可能となります。

バレンタインデーの集客方法

バレンタインデーは女性から男性へチョコレートを渡すというのが、従来の主旨でありましたが、現在は友チョコであったり、チョコ以外のプレゼントであったりと、時代とともに徐々に変化しています。

このようなバレンタインデーに強いのが、製菓を専門に扱う業態であったり、スーパーの催し場での専門コーナーであったりします。関係なさそうな「がっつり食べる飲食店」ではどうでしょう。

スイーツを普段からメニューに用意している店舗は何とか出来そうですが、別にスイーツで集客を図らなくてもいいのではないかともいえます。

バレンタインデー週間とイベントを打って、女性客と男性客が同伴する場合、カップル以外でも可能として、合計代金の○○%OFFやドリンクサービスなど、お得感をメインに打ち出します。

また、飲食以外でも同様の同伴キャンペーンを行ったり、チョコレートを無料配布するなどして普段と違うことを実施して集客を高めてください。

バレンタインデー当日だけに限定してしまうと、男性客は照れくさくなり、余計に来店しなくなります。

しかし、週間と称していれば、いつ来店しても自分が意識しているとは見受けられずに済みますので、男性客が来店しやすくなります。男性のプライドや見栄を考慮して行うと効果的です。

春は来店数を増やして、夏前の先行投資を実施

3月~4月には卒業・入学・就職・転勤など出会いと別れのシーズンです。さらに桜の季節でもあるので、1年で華やかな時期といえるでしょう。

新生活キャンペーンを実施し、桜にちなんだ新商品や季節商品を展開し、1か月くらいのスパンでキャンペーンを行ってください。スタンプカードを活用して、来店3回でノベルティなどの景品や割引を行いましょう。

週間キャンペーンほどお得感を出す必要はありませんが、ここからゴールデンウイーク明けから、6月の梅雨の時期へとかけて集客が減る傾向にある中で、先行投資として自店舗を周知させる目的も含んでいます。

寒い冬から暖かくなり、春先はお出かけシーズンでもありますので、ここで集客を逃さず、夏のボーナスまで消費者の懐が厳しい、連休から6月までの集客を見込んでおきます。

納涼グッズをノベルティで集客効果を狙う夏

夏の季節は暑い時期ですので、アイスクリーム屋などは爆発的に集客が見込めます。飲食店では涼しさを感じられる料理やかき氷などが人気ですね。

飲食店以外では、納涼グッズをプレゼントするなど、暑さを吹き飛ばすキャンペーンなど、一回の来店で大きなお得感を出す販促活動を実施してください。

納涼グッズには自店舗の名称が入ったノベルティにし、オフィスや自宅に置いてもらうことで、宣伝になるようなものが効果的でしょう。

夏は暑いからといって集客が鈍くなることもなく、むしろ家の冷房代を節約しようと出かける世帯が多くなっています。冷たいドリンクをサービスしたり、顧客満足度を向上していってください。

他業態とも連携しやすい秋のキャンペーン

秋は行楽シーズンともいうこともあって、多くの人がお出かけをする季節となります。

秋は様々なキャンペーンを行いやすいので、運動会など体を動かすことに抵抗がない時期とも重なり、スポーツクラブでは入会者を増やすきっかけになります。

1か月限定で入会金サービス(割引)のキャンペーンを取り、多くの入会者を募りましょう。

また、近隣の店舗と競合してキャンペーンを行ってみたり、販促チラシやショップカードを他店舗に置いてもらい、他業態のお客様を呼び込みましょう。

秋は読書、食欲、スポーツ、行楽、芸術などが言葉に出てきますので、他の業態との連携がとりやすくなります。

ライバル店が多い冬は集客方法を間違えないように

冬はクリスマスと正月という2大イベントが待ち受けています。ボーナス時期でもあり、消費者の金銭感覚が一番マヒしていることがうかがえます。その分ライバル店が多く、販促活動を怠ると、一気に集客率が減少してしまいます。

特別なキャンペーンをするようで、実際にはお客様のことを考えて販促する必要があります。例えばピザなどの宅配は、トナカイやサンタクロースの格好をして届けに来ます。

これって誰が喜ぶものか疑問に思ったことはないでしょうか。

子供も喜ぶかもしれませんが、相手の親の立場からすれば、もの凄く寒い時期の夕方、子供の為にいつまでも玄関を開けっ放しにしておくのも困りますし、宅配ドライバーも可哀想で気が引けます。

その格好で来るからといって集客効果が上がるとは言いにくい面がうかがえます。

消費者が喜ぶのは商品であり、サンタからのプレゼントという名目で、サイドメニューの詰め合わせを少しでもサービスする方が一層の集客効果があります。

子供が一番喜ぶのは届けに来てくれるスタッフよりも、ピザの箱を開ける瞬間です。

まとめ

このことからも、お客様が本当に喜ぶ内容を考えてからキャンペーンを実践することで、本来の集客効果が見込めて、売り上げアップにつながります。

季節イベントを盛り込むには、消費者目線になって、どうすれば集客効果が見込めるかを検討し、お客様が喜ぶ内容を実施しましょう。

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監修者

IDEAL編集部

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