2020.12.03|店舗運営ノウハウ

店舗経営に欠かせない!集客はオンラインを駆使しよう!

店舗経営に欠かせない!集客はオンラインを駆使しよう!

「オンラインで集客してみたいがどうやってやればいい?」という疑問にお答えする記事です。

結論から言いますと、
・OtoO(オートゥーオー)の仕組み
・オンラインで集客する仕組みと方法

を理解することで解決されます。

人々が何かを調べるのにスマホで検索することは最早一般的ですね。
お店を探す、選ぶのもネット検索がメインです。

ということは、極論、ネット検索の結果に出てこないようなお店は『人々の目に留まらない』ということ。

そもそもの話、人々にお店の存在を知られなければ商売になりませんよね。
そこで当記事では、お店の経営に欠かせないオンラインでの集客方法についてお伝えしていきますね。

”OtoO(O2O)”の基本を理解しよう

飲食店でも美容院でも、お店の集客方法で覚えておくべきなのが、OtoO(オートゥーオ
ー)です。

OtoOとは、簡単に申しますと、Online(ネットで見つける)からOffline(実店舗への来店)へ顧客の流れを作る考え方のこと。

分かりやすいのは『電子クーポン』です。

自社サイトや、自社アプリまたはぐるなびなどの”ポータルサイト”を通して、電子クーポンを顧客に与え「このクーポンで実際にお店で買うと割引できるよ」と謳い、来店してもらうシステムですね。

OtoOで集客するメリットは2つ

OtoOで集客するメリットは2つ

OtoOで集客するメリットは以下の通りです。

・新規顧客が獲得しやすい
・分析、改善がしやすい

2点について順に解説します。

メリット1:新規顧客の獲得しやすい

1つ目のメリットは新規顧客を獲得しやすくなる点です。

オフライン(チラシやポスティング)よりも、不特定多数の人に知ってもらえるからですね。

電子クーポンなどで「新規顧客OO%OFF」などで「来店した方がお得感だ」という印象を与えることで来店効果が期待できます。

メリット2:分析、改善がしやすい

2つ目のメリットは分析、改善がしやすい点です。

OtoOの方法であれば「Facebookに載せたクーポンだとイマイチだけどInstagramに載せたクーポンの顧客は伸びてるな」など、分析しやすいということです。

つまり、お店で使われたクーポンの数から『オンラインのどこからの来店なのか』を確認す
ることが可能だということです。

分析がしやすいということは『より良い結果になるよう改善できるチャンスがある』ということでもあります。

オンライン集客では「このやり方が合っているのか」「もっと効果的な方法がないかな」と、常に改善の手を休めてはいけません。

なぜなら効果的な集客方法などは常に進化しているからです。

Facebookが流行ったと思ったらInstagramが流行りだしたり。
Twitterで広告してたら意外とLine広告の方が効果的だったり。

どのやり方が良いのか。
最善の方法は”常に移り変わるものだ”と心得ましょう。

オンライン上で集客できる方法6つ

オンライン上で集客できる方法6つ

オンライン上で集客できる方法は主に6つです。

①SNS
②Web広告
③Webサイト
④自社店舗アプリ
⑤ポータルサイト
⑥位置情報、MEO

順に解説しますね。

オンライン集客方法その①SNSで集客

オンライン集客方法その①SNSで集客

1つ目は、SNSを利用した集客方法です。

SNSを利用するとは具体的には以下のようなイメージです。

・お店のキャンペーン広告やクーポンを乗せる
・魅力的な写真や文字コンテンツを通してお店の雰囲気を紹介する

など。

ご存知でしたか?
ここ最近の人々(特に10代後半~20代)は、SNSを利用して調べ物をしていることを。

SNSの利用者数は、2020年の時点で約8,000万人となり、普及率約80%と驚異的な数字です。

ということは、スマホユーザーの約80%がSNSを利用していることになります。

『ググる(Google検索する)』よりも、SNSの検索窓で、お店の名前や「ラーメン 東京」などのキーワード検索をしている人が多数いるということです。

日常的に使われるFacebook、Twitter、Instagram、LINEなどを、お店の集客方法の一つとして利用するのは自然な流れかもしれません。

ぜひSNSを通して電子クーポンやキャンペーン告知を行い、来店へ繋げましょう。

参考資料:株式会社ICT総研より

オンライン集客方法その②Web広告で集客

2つ目は、Web広告を利用した集客方法です。

Web広告とはここでは『リスティング広告』または『デジタル広告』のことを指します。

リスティング広告もデジタル広告も、検索時のキーワードに基づいた広告を検索結果の画面に表示させる方法です。

例:
・Googleのリスティング広告
・Yahoo!のPPC広告

など。

例えば、お客様のカフェの情報を『Googleのリスティング広告』で設定とします。

人々が「カフェ 東京駅 有名」と検索したとき、検索結果の画面上、お客様のカフェの情報が表示されるという仕組みです。

つまり”東京駅近くのカフェに来店する可能性が高い顧客”に向けてアプローチできるということです。

見込み客を集客するのに効果的ではありますが、一般に費用が高い広告とされています。
クリックされた時だけ費用が発生するクリック課金制というカラクリだからです。

オンライン集客方法その③Webサイトで集客

オンライン集客方法その③Webサイトで集客

3つ目は、Webサイトを利用した集客方法です。

Webサイトとは、ここではお客様のお店の『自社サイト』のことを指します。

自社サイトが無いということは、ネット上に看板が無く、お店を知ってもらえないのと同じことです。

なぜなら『そのお店の公式サイト』があるのと無いのとでは、ユーザーにとって安心感や信頼感を与えれるか、そうでないかの差が生まれるからです。

自社サイトがあればお店の”ブランド”を確立させることにも繋がります。

オンライン集客方法その④自社店舗アプリで集客

4つ目は自社アプリを利用することです。

アプリ開発費や運営までのプロセスが必要ですが、自社アプリであれば、

・ネット販売
・情報発信機能
・SNSや自社サイトとの連動
・アプリ内でクーポン発券

など、あらゆる面で顧客にアプローチできます。

オンライン集客方法その⑤ポータルサイトで集客

オンライン集客方法その⑤ポータルサイトで集客

5つ目は、ポータルサイトを利用することです。

ポータルサイトとは、サービスや商品など同じカテゴリーを1つにまとめたサイトのこと。

例:『ぐるなび』や『ホットペッパー』など。

つまりポータルサイトの中に、お客様自身の店舗情報を入れてみるということです。

「比較しながら探したい」というユーザーにとってはメリットですね。
ですが、お店側から見ると、

・ライバルが多い
・価格面で比較される
・有名店や個性的なお店に埋もれてしまう

などのデメリットもあります。

ですがピンチはチャンスとでも言うように、競争があるからこそ、独自のアイデアがひらめく可能性に繋がるかもしれませんね。

オンライン集客方法その⑥位置情報、地図(MEO)で集客

6つ目は、位置情報、地図機能(MEO)で集客する方法です。

位置情報、地図機能での集客はMEO(Map Engine Optimization)と呼ばれています。

MEOで集客することで、
・Google や Google マップ から検索すると、お店を見つけやすい
・店舗情報(住所、電話番号、営業時間、写真)を掲載できるのでその情報を元にサイトに訪れたり、直接連絡できる

などの効果が挙げられます。

また「OO(お店の実名)」だけでなく「原宿 カフェ」などのキーワード検索でも結果として表示されるので、高い集客効果が期待できます。

オンラインでの集客は不特定多数のユーザーの目に触れることができる

オンラインでの集客は不特定多数のユーザーの目に触れることができる

上記1~6の集客方法でお伝えした通り、オンラインで集客することは不特定多数のユーザーの目に触れるということです。

多数のユーザーにお客様のお店を知ってもらう…①
お店の魅力をSNSや自社サイトで紹介する…②
割引クーポンなどで来店へと流す…③

上のように①~③のステップを経て『知ってもらう→来店してもらう』の流れを作れるのがオンライ集客です。

GoogleやFacebook、TwitterやYoutubeなどを通して、
・いつでも
・どこでも
・誰にでも

情報が届きやすい集客ができます。

オンライン集客はリピーター獲得にも効果的

オンライン集客はリピーター獲得にも効果的

オンライン集客は、不特定多数の層にアプローチするだけに留まりません。

ターゲットに合わせた『売上に繋がりやすい顧客=リピーター』にもアプローチできます。

例えば、顧客の好みに合わせて、広告の表示の仕方が変わる仕組み(おすすめの商品)や、記事を紹介するようなことが可能だからです。

オンライン集客をするのであれば、ただ単に不特定多数の人に知ってもらうだけでに留めるのはオススメしません。

より購買意欲のあるリピーター、つまりお客様のお店のファンが喜ぶようなコンテンツ作りを続けていく必要があるのだと心得ましょう。

『ファンとの繋がり方』を大切に考えることがベースでありお店の経営を支える”本質”でもあるからです。

オンライン上だけの集客だけではダメ

オンライン上だけの集客だけではダメ

オンライン集客についてお伝えしてきましたが、結論を言ってしまうと「オフライン集客にも目を向けてほしい」というのが本音です。

なぜなら、集客は、お店の商品やサービスに合わせて決めるべきだからです。

例えば、カフェといっても商圏からターゲットの多くが高齢者の顧客だったとします。
であれば、好ましい集客方法が「オンラインに限らなくても良い」というのは明白ですよね。

今でも新聞を読む方は大勢いらっしゃいます。

そうであれば、チラシ広告やフリーペーパーなどの紙媒体を利用した広告の方が集客効果が高い可能性がありますね。

また、サービスが地域に特化したものなら、地域の方にチラシ広告やフリーペーパーを利用することで集客効果も期待できます。

チラシや看板であれば、一目でサービスや商品を分かりやすく伝えられるのも大きなメリットです。

顧客に視覚的にもインパクトを与えやすいからですね。

「今どきはオンライン集客だ!」と考えるのは間違ってはいません。
が、大切なのは『どのやり方がお店に合うのか』を見極めることです。

オンライン集客に力を入れすぎて、お店の看板やチラシが良いものではない・・・ということにならないようにしましょう。

オンライン集客はお店に合わせて使い分けよう

オンライン集客はお店に合わせて使い分けよう

オンライン集客を知りたいお客様へ、OtoOの基本的な考え方と、6つのオンライン集客方法についてお伝えしてきました。

集客の目的は『お客様のお店を知ってもらうこと』『お店の魅力を伝えること』『お店に来てもうこと』です。

これらの要素を踏まえて、ご自身のお店に合わせた集客方法を取り入れるようにしましょう。

「オンライン集客については分かった。でもこれからお店作りに加えて、集客用に準備することが増えるのは不安…」

そのように感じられるのであれば、ぜひIdealにご相談ください。

Idealは「これからどうしよう…」というお客様の助けになります。
「こんなに沢山のことを進めるのは不安だ…」と感じるお客様の負担を減らすことができるかもしれません。

店舗作りに強いIdealであれば『必要な手続き、内装デザイン設計、施工、お店のWebサイト作り』までを代行することが可能だからです。

お客様の理想とするお店が出来上がるよう、悩みや疑問点を一つ一つ丁寧に対応、解決させていただきます。

まずは一度、ご相談してみて下さい。

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監修者

IDEAL編集部

日本全国の美容室・カフェ・スポーツジム等の実績多数!
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