2021.05.20 2021.05.26|店舗運営ノウハウ
スポーツジムにワーキングスペースを導入した際に見込まれる効果とは?
「スポーツジムにワーキングスペースを入れるのはどうだろう。需要あるだろうか」というお客様への記事です。
この記事で伝えていること↓
・ジム×ワーキングスペースのニーズ
・ジム×ワーキングスペースの効果×4
・ジム×ワーキングスペースを開業するポイント
これまで、ジムを含む多くの店舗開業に携わってきたIDEAL(の中の人)が、どこよりも分かりやすく、見やすくお伝えしますね。
先に冒頭の質問にお答えしましょう。
極論を言うと「今後、最も需要が高くなるタイプのジムになるのでは」と予想されています。
なぜなら「運動したいけど、仕事が忙しくて時間が取れない」という人が多いからです。
「なぜ、需要が高くなるのか」
「本当にジム×ワーキングスペースが良いのか」
当記事でこれらの疑問をクリアできればと思います。
お客様には『ジムとワーキングスペースの可能性について、ちゃん理解している人』になっていただきますね。
目次
- ”ジム×ワーキングスペース”のニーズは高くなる!?
- ジム×ワーキングスペースの効果は4つ
- ジム×ワーキングスペースの効果①日頃の運動不足を解消できる
- ジム×ワーキングスペースの効果②オンとオフが切り替えやすくなる
- ジム×ワーキングスペースの効果③周囲との交流が生まれやすくなる
- ジム×ワーキングスペースの効果④クリエイティブな発想が生まれやすい
- ジム×ワーキングスペースを開業するポイント
- ジム×ワーキングスペース作りのポイント①ターゲットと立地のマッチング度を高くする
- ジム×ワーキングスペース作りのポイント②仕事場とジムそれぞれに”窮屈さ”を感じさせない空間にする
- まとめ:『ジム×ワーキングスペース』はこの先もニーズが見込まれる
”ジム×ワーキングスペース”のニーズは高くなる!?
フリーランスの増加や働き方の多様化で、仕事する場所を自由に選べるようになりました。
そんな中で今後予想されるのは、”働きやすい場”を探すのと同時に「人々は”ベネフィットを得られる場”を探すようになるのでは」ということ。
「運動する時間が取れない……でも美ボディにしたいな」
「仕事しながら〇〇ができる場があるといいな」
↑これらが、今後見込まれる世の中の流れだと予想されています。
そう考えると、ジムとワーキングスペースの併設は「ニーズがあるな」と感じませんか。
であれば、どうやってそのニーズを高めていくか。
ニーズを高めるには、ターゲットに「ジム×ワーキングスペースを利用することで得られる”未来”」を上手にアピールすれば良いのです。
”未来”とはベネフィットのこと。
ジム×ワーキングスペースのベネフィットを理解し、アピールの材料を集めていきましょう。
ジム×ワーキングスペースの効果は4つ
効果とは、ベネフィットです。
つまり「このジムを利用すると、こんな風になりますよ」と同じこと。
”ジム×ワーキングスペース”の効果は、以下の4つが挙げられます↓
・日頃の運動不足が解消できますよ
・オンとオフが切り替えやすくなりますよ
・周りと新しい交流が生まれやすくなりますよ
・クリエイティブな発想が生まれやすくなりますよ
それぞれ詳しくお伝えしますね。
ジム×ワーキングスペースの効果①日頃の運動不足を解消できる
1つ目の効果は、日頃の運動不足が解消しやすくなる、というベネフィットです。
作業中に「あー、なんだか体を動かしたいな」と思ったとき、運動できるエリアがすぐそばにあればアクションが取りやすくなります。
仕事する場と運動する場が、同じ施設内にあるからこそ実現できることですよね。
いくら仕事が溜まっている人でも、”体を動かせる環境”に身を置けば、運動するようになります。
ジムとワーキングスペースが1つのフロアにあれば、運動するためにわざわざ外出する手間が省けますからね。
ジム×ワーキングスペースの効果②オンとオフが切り替えやすくなる
2つ目は、オンとオフが切り替えやすくなる、というベネフィットです。
ジムとワーキングスペースを併設することで、”運動する時間”と”仕事をする時間”と分けて行動できるようになります。
「〇〇分までは仕事をして、以降は筋トレをしよう」というイメージです。
こうしたメリハリがつきやすくなる理由は、環境そのものがそうさせているから。
”運動する人”と”仕事をする人”同士が行き来する、というのも要因です。
ですから「運動もしないといけないな」と、利用客に意識させることができるのです。
ジム×ワーキングスペースの効果③周囲との交流が生まれやすくなる
3つ目は、周囲との交流が生まれやすくなる、というベネフィットです。
シェアオフィスやコワーキングスペースと同じイメージです。
新しい交流が生まれることで、仕事の幅が広がるかもしれません。
ちょっとした会話からコミュニケーションが生まれ、運動+仕事仲間が増えるかもしれませんよ。
ジム×ワーキングスペースの効果④クリエイティブな発想が生まれやすい
4つ目は、クリエイティブな発想が生まれやすくなる、といったベネフィット。
「なんだか、アイデアがポンポンと思い浮かぶな」といったイメージです。
理由は、運動することで脳がリフレッシュされるからです。
”運動=疲れる”と思われがちですが、疲れているのは体であって、脳は疲労回復されています。
脳の疲れがリセットされるので、思考力と集中力がUPし、クリエイティブな発想がしやすくなるのです。
ジム×ワーキングスペースを開業するポイント
”ジム×ワーキングスペース”といった新しいタイプのジムを開業するなら、以下を押さえましょう。
・ターゲットと立地のマッチング度を高くする
・仕事場とジムエリアともに、”窮屈さ”を感じさせない空間にする
それぞれ詳しくお伝えします。
ジム×ワーキングスペース作りのポイント①ターゲットと立地のマッチング度を高くする
『ターゲットと立地のマッチング度』と、表現してますが、要するに
・ターゲットをよく絞り込みましょう
・そして、ターゲットが集まるであろう立地を選別していきましょう
といったことです。
コツは、
「”〇〇な人”に利用してほしいな」
「”〇〇な人”が、通いやすい場所はどこかな」
「”〇〇な人”が、集まりやすい場所はどこかな」
と絞っていけばOK。
世の中全体でニーズがあったとしても、利用客が集まらないような場所にジムをオープンさせてしまっては集客できません。
集客ができなければ、売上はUPしませんからね。
たとえ、どんなに良いジムができあがったとしても、です。
ですから、ジム×ワーキングスペースの開業は、ターゲットと立地をよく意識しましょう。
ジム×ワーキングスペース作りのポイント②仕事場とジムそれぞれに”窮屈さ”を感じさせない空間にする
ワーキングスペースとジムスペース、それぞれ”余白”を意識してレイアウト設計をしましょう。
どのスペースも「なんか狭苦しいな」と感じさせては、居心地が悪いと抱かせてしまいます。
ですから、ジムとワーキングスペースを併設するなら、できるだけ広い物件が必要です。
あるいは、1日の利用人数に制限を設ける、または、完全予約席にするなどして”余白作り”を意識しましょう。
できるだけ利用客に「狭くて作業しづらい、運動しづらい」と抱かせない空間作りが大切です。
まとめ:『ジム×ワーキングスペース』はこの先もニーズが見込まれる
「仕事ができるジムってどうなの?需要あるかな」というお客様へ、ニーズが高くなるであろう理由と開業するときのポイントをお伝えしました。
ジムを利用したいと考える人々は「自分は変わりたい」という潜在的な願望を持ちつつも「時間がないから無理」と諦めてしまっている人が意外にも多くいます。
そのような人たちをターゲットにでき、適切に集客できればその先のニーズを大きく期待できるでしょう。
そうして
「ここは自分のためのジムだ」
「ここでしか集中して取り組めない」
と、利用客が思ってくれれば、集客に成功したジムと言えます。
「ジム×ワーキングスペースの可能性については理解できました。ですが上手く設計できるか不安です」
そのように感じられるのであれば、ぜひIDEALにご相談ください。
少しでもお客様の不安を減らすことができるかもしれません。
ジムの開業に強いIDEALであれば、
・必要な手続き
・内装デザインの設計、施工
を代行することが可能だからです。
お客様の理想とする、新しいタイプのジムが出来上がるよう、一つ一つ丁寧に対応致します。
まずは一度、ご相談してみて下さい。
監修者
-
IDEAL編集部
日本全国の美容室・カフェ・スポーツジム等の実績多数!
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