2017.06.13  2020.08.04|店舗運営ノウハウ

【飲食店の集客向上を目指す】ヘルシーメニューを定番化させて飲食店の集客力を高める方法

【飲食店の集客向上を目指す】ヘルシーメニューを定番化させて飲食店の集客力を高める方法

ヘルシー志向という言葉が女性を中心に広まっていますが、2015年12月から義務付けされたストレスチェックを背景に、ストレス社会による健康志向のメニューも重宝されています。

ストレスを緩和させる食材を使用して集客効果を図る手法をここでご紹介していきます。

ストレスチェックとは

従業員50人以上の企業を対象にしたストレスチェックとは、年に1回、従業員のストレスの状況について検査を実施することで、どの程度ストレスをため込んでいるかが本人に通知されます。

これは中々自分では分かりにくいストレス状況を気づかせ、従業員のメンタルヘルス低下を防ぐよう、企業側が改善を努めることが求められています。

ストレス効果のある料理を提供することで集客を図る

ここ近年のスマホが爆発的に普及したのを受けて、インターネットが身近になりました。誰でも情報社会に足を踏み入れやすく、SNSでの書き込みによって人との付き合い方にも変化が富み、情報量の多さからストレスとなることも多くなっています。

元々ストレス社会とも呼ばれており、このストレスが問題となって他の病気を誘発することもあって、心のケアというのも非常に重要になっています。

ストレスは発散させることが肝心なのですが、やはりリラックスして気持ちを落ち着かせることが重要ともいえます。

そこで、気持ちを落ち着かせる効果のある食材を取り入れた現代人の心をリラックスさせる対ストレス効果のある料理を提供することで、集客効果を見込んでいきます。

ストレスに効果のある健康志向のメニューを取り入れる

社会人は何かと忙しく、サラリーマンやOLはもちろんのこと、育児に勤しむ主婦にとってもそれは変わりありません。毎食というわけにはいきませんので、特に忙しいと感じる時間帯のランチに、月の定番として健康志向なメニューを取り入れます。

疲労回復には 豚肉やうなぎに含まれるビタミンB1

ストレスを緩和させるには疲労を回復させるビタミンB1と良質なタンパク質が有効です。ビタミンB1は豚肉に多く含まれています。

健康の定番といえば野菜の食物繊維ですが、豚肉は野菜との相性も抜群です。さらにうなぎもビタミンB1が含まれています。

うなぎといえば夏バテ防止に定評がありますが、うなぎには他の栄養素も多く含まれており、体の抵抗力を向上するにはうってつけといえます。近年は高価な食材となっていますので、メニューに取り入れるにはアイデアが必要となりそうです。

リラックス効果のある良質なタンパク質を含む卵や大豆

料理に必要不可欠なものである卵には、タンパク質が豊富に入っています。タンパク質はストレスを受けると放出されていき、ストレスに対抗できる要素が不足してしまいます。

卵には良質なタンパク質といえる必須アミノ酸が豊富に入っており、精神をリラックスさせる効果が見込めます。健康のお共といえる大豆も豊富なタンパク質が入っています。

大豆はホルモンバランスの崩れなどからくる日常のイライラを解消するにも効果があり、豆腐や納豆、豆乳などを利用したメニューを考案していきましょう。

抗ストレス効果のあるビタミンC

また、レモンやキウイに代表されるビタミンCにも抗ストレス効果が期待できます。ビタミンCにはストレスの抵抗力がある副腎に必要であり、人間は自分で生成することができないことから、食材から摂取するしかありません。

ビタミンCは免疫力向上や老化防止、美容にも効果がありますので、ストレス予防という枠だけでなく、その他の健康的・美容的な効果があるメニューとしても取り入れましょう。

販促キャンペーンと連動して取り組む

ヘルシー志向のメニューがありますが、それはあくまでもダイエット効果が見込めるものといえます。

社会的にストレスなどによって発症するうつ病などの認識が出てきたこともあって、リラックス効果があったり、イライラを緩和する効果のある食材を使用した料理が人気メニューとなっていくことが予想されます。

特にこのような知識は、一度は調べるものの、覚えていないことが多いため、テーブル上のメニュー立てに別POPを掲示しておき、ストレスを緩和させる効果のある食材や料理を紹介していきます。

ストレスチェックによって認識が深くなっていることも背景になり、多くの社会人はストレスという言葉に敏感になっていたりします。

仕事中に訪れるランチの場合は、イライラを感じていないお客様はほとんど皆無といえ、話題性という点でも期待が持てます。また、イラストなどを交えてPOPを掲載することで、見やすく、ストレス緩和を感じやすくなることも考えられます。

この定番メニューをチラシやDM、メルマガなどの販促活動とも連動してキャンペーンを行い、クーポンを添付することで周知させていくと、集客効果がダブルで期待できます。

まとめ

飲食店における売上の8割はリピーターが担っているといわれています。多くのリピーターを獲得するには定番メニューに健康志向を取り入れ、多くの社会人が葛藤しているストレスへの抵抗力を提供できるようにしておきましょう。

また、お客様の為になる取り組みというのは、ストレスが原因で嫌なニュースが多い世の中において、社会貢献にもつながることが挙げられ、店舗で働く従業員にとってもモチベーションの向上が期待できます。

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監修者

IDEAL編集部

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