2017.08.02  2020.08.04|店舗運営ノウハウ

【売上アップの4つのポイント!】店舗改装で売上アップへつなげるために押さえておきたいポイント

【売上アップの4つのポイント!】店舗改装で売上アップへつなげるために押さえておきたいポイント

お店の内装や設備も消耗品のため、開業して何年も続けていくと、様々な問題が発生してきます。そんな時は店舗改装のタイミングかもしれません。

古くなった箇所を補修して綺麗に直す場合や、店内の雰囲気をガラッと変える場合もあるでしょう。世の中の流行が変わり、業態自体を変える必要も出てくるかもしれません。

大切な予算を無駄にせず、最大限に効果のある店舗改装ができるためのポイントをご紹介します。

補修・機械設備の入れ替え

お店は日々のメンテナンスによってとても長い期間、綺麗に保つことができます。そして木材や石材などの天然の物は経年劣化も1つの味わいになるかもしれません。

しかしどんなものにも寿命はあり、内装の仕上げ関係だけでなく、空調機器や厨房機器も年数が経つと壊れてしまいます。

今のままでも客入りがよく、使い勝手にも問題が無いようであれば、機器の補修や設備の入れ替えを検討すると良いでしょう。業務用機械関係の耐用年数は10年~15年程度の物が多く見られます。

また、下の階のテナントなどに水漏れが起きないように厨房の床下に行う「防水工事」というものも耐用年数は10年程度となります。そのため、機械関係の入れ替えのタイミングは10年程度が目安となるでしょう。

その他にも、日々の掃除では落ちなくなった汚れや、壁紙や塗装の剥がれなどの補修もその都度必要となってきます。

機械を入れ替えるとなると費用も膨らんでしまいますが、壁紙の張り替えなどは比較的費用も安く、張り替える面積が少なければ、半日程度の休業で完了する場合もあります。

大小含め5年に1回程度の補修工事や機械設備の入れ替え工事が発生すると考えておくのが良いでしょう。

店舗デザインの変更

店舗のデザイン変更を検討する場合、大きく分けて2つのタイミングがあると思います。

1つは補修で壁紙などを交換する際に折角なら雰囲気も変えたいと思う場合です。この場合、店内の造作物(カウンターや造り付けの棚など)は変えずに壁紙などを変えるだけであれば、

設計士やデザイナーに頼まず、直接工務店や施工会社に依頼するだけでデザインの変更が行えます。工事担当者と打合わせをする際に、サンプル帳などを持ってきてもらうと話もスムーズに進むでしょう。

もう1つのタイミングは、売上が落ちてきてしまった場合です。この場合は店内の雰囲気を変えるだけでなく、家具を入れ替えたり、席の配置を変更すると効果が現れやすいかもしれません。

椅子をゆったりめの物に入れ替えたり、テーブルのサイズを変えるだけで、お客様の滞在時間が延ばせたり、回転率が上がったりもします。

改装工事の予算としては、壁紙の張り替えや塗装の塗り直しなどであればお金を掛けずに、短期間で行うことができます。

最小限の投資でお店の雰囲気を変えることができ、これまで来店してこなかったような新たなお客様に出会うことができるかもしれません。

フルリニューアル

長くお店を運営していくと常連客が付いてくれる半面、目新しさを求めて来店されるお客様は減ってきてしまいます。そんな時に、お店の「鮮度」を取り戻すために、

今よりも良い素材を使って少し高級な料理を提供したい場合や、更なる集客アップを狙う場合などにフルリニューアルを行うお店が多く見られます。

フルリニューアルにはコストも時間も必要となるため、これまでの売上が良く予算面で余裕がある場合に実施すると良いでしょう。業態はそのままで価格帯やメニュー内容を変えたりして、

それに合わせて内装の雰囲気も変えたりします。新たな料理を提供するために厨房スペースを大きくしたり、新たにカウンター席を設けたりなど約1ヶ月程度の休業が必要になる場合もあります。

これくらい大掛かりな工事であれば、デザイナーや設計士に改装の相談をするのがオススメです。もう一度コンセプトから見直すことで費用や時間の投資が無駄にならずに済みます。

また、料理の内容を変えたい場合は、常連客が好んで食べる料理はそのまま残すなど、これまでのお客様にとっての定番料理を残しつつ、新たなお客様を捕まえるための工夫が必要になります。

業態変更

業態変更は、これまでのお店では満足のいく売上が立たず、新たな気持ちで再挑戦をしたい場合などに行うのが多く見られます。

費用を掛けたくない場合は、今の内装で壁紙や家具を入れ替えたり、看板やメニューなどを変えるだけでも業態変更が出来ます。新たな業態という事でメニューなどは一から考え直す為、改装にはある程度の時間が必要になるでしょう。

厨房機器に関しては、新たに必要になる物や、これまで使っていた物が不要になる場合があるので、厨房メーカーや中古厨房機器の取り扱い業者などに相談すると良いでしょう。

不要になった物など下取りしてくれ、新しく必要になる機器を安く導入するできる場合があります。

まとめ

ここまでに紹介したように、お店の改装工事にも様々なパターンがあります。改装をしようと決断した時のお店の状態や予算などに合わせて、一番効果的な改装をし、更なる売上アップに繋げていってください。

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監修者

IDEAL編集部

日本全国の美容室・カフェ・スポーツジム等の実績多数!
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