2021.07.27 2021.08.04|店舗デザイン
店舗の外観は利便性が高い上でおしゃれが前提
「お店の外観が決まりません。どのように考えたら良いでしょう?」
「お店の外観に関するポイントを教えてほしいです」
というお客様への記事です。
この記事で伝えていること↓
・店舗の外観の役割
・外観を考えていく上でのポイント
これまで数多くのお店作りに携わった、IDEAL(の中の人)が、どこよりも分かりやすくお伝えしていきますね。
先に冒頭の質問にお答えしましょう。
お店の外観は、お店としてのコンセプトをしっかり定めた上で考えていかなければなりません。
「こんなお店にしたい」という軸がなければ、どんなお店なのか表現できなくなるためです。
コンセプトを定めた上で、やることは1つ。
外観の役割をしっかり理解しておくことです。
ここから先は『店舗開業における外観の考え方とデザイン設計のポイント』について解説していきます。
お客様には「外観の考え方をしっかり身につけ、店舗デザインへの活かせる人」と、なっていただきますね。
目次
店舗は『外観=利便性とおしゃれ』が基本
繰り返しますが、店舗の外観を考えていくには、まずはコンセプトをしっかり定めることです。
コンセプトがしっかり決まったのであれば、外観の役割を改めて理解しましょう。
お店における外観は、利便性を重要視しなければなりません。
ここで言う利便性とは、
・お店に入りやすい
・どんなお店なのか分かりやすい
といったことを指します。
後の項目にて詳しくお伝えしますね。
同時に「おしゃれな空間がこの先も広がっている」といったお店の世界観を、顧客に感じさせる役割を持つのです。
これら2つの要素があれば、高い集客力が期待できるでしょう。
店舗の外観を考えるポイント
店舗の外観は、2つのポイントを押さえるとスムーズに決まります。
それが以下のとおりです↓
・客層を明確にする
・入りやすい外観にする
・お店の世界観が伝わるような外観にする
それぞれ詳しくお伝えしますね。
外観を考えるときは①:客層を明確にする
「どんな人に来てほしいのか」をはっきりしておきましょう。
コンセプトがきちんと定まっていれば、自然と客層が見えてきます。
もし、まだ決められていないのであれば、細かいくらいに客層を絞っていきましょう。
客層を絞らない、言わば「誰でも利用できる」といったようにアピールすると、誰にも刺さらなくなり、結局集客できなくなります。
ですから客層は、細かく決めていくことが大切なのです。
たとえば、以下のように絞っていきましょう↓
・20代男性会社員
・高級住宅街に住む裕福層
・未就学児を子育て中のママ
・30代〜40代の中間管理職
など。
細かいくらいに客層を絞っていくことで「ここは私のためのお店だ」と人々に抱かせることができ、結果的に集客力が高くなっていくのです。
外観を考えるときは②:入りやすい外観にする
お店の外観は、入店するのに躊躇しないような見た目にしましょう。
外観は、お店の第一印象です。
マイナスな第一印象になってしまってはいけません。
入りやすい外観にするには、顧客に安心感を与えるよう工夫しましょう。
たとえば、以下のようなアイデアがあります↓
・看板で何のお店か分かるようにする
・お店の中が少しでも分かるようにする
・平均的な料金を入り口付近に載せるとベター
もう少し具体的にお伝えすると↓
・店内が分かる写真を展示する
・電飾や動きのある看板を設置する
・キャンペーンやお得情報を設置する
・イチオシメニューが分かる看板や旗を設置する
・本日のおすすめメニューなどを入り口に設置する
・取り扱っている商品の空瓶や材料の一部などを飾る
などが挙げられます。
重要なのは、どんな客層がターゲットなのか、が分かるような外観にすることです。
たとえば、裕福層がターゲットなら、敷居の高さや、重厚感を与えるような外観が挙げられます。
また、ファミリー層がターゲットなら、明るく自然な空間が漂うような見た目にするなど。
コンセプトで決めたターゲットが「居心地が良さそう、安心できそう」と抱かせる外観を目指しましょう。
外観を考えるときは③:店舗の世界観を伝わるような外観にする
外観は、店内に広がる世界観が伝わるよう作り上げなければなりません。
なぜなら、内装と外観に一貫性を持たせなければ、違和感しか感じられないお店になってしまうからです。
たとえば、外観が自然豊かなナチュラルな雰囲気を感じさせているのに対し、きらびやかでゴージャスな内装だと「思ってたのと違う……」と、顧客に違和感を抱かせてしまいます。
そのため外観と内装は、統一感あるデザインを意識しましょう。
店舗デザインは外観が命!実は内装よりも重要です
なぜなら、外観は、お店の第一印象だからです。
人は、最初の印象で見たものを判断します。
それは、お店においても同じことです。
お店の外観デザインが悪いと、入店するのは難しいでしょう。
たとえ、どんなに素晴らしい商品や空間を提供していたとしても、顧客は入店してくれません。
なぜなら、お店の見た目が良くないからです。
それほどまでに、お店の外観は集客に大きな影響を与えるのです。
店舗デザインの外観と内装は統一感を持たせよう
先ほどもお伝えしてますが、外観は、店内の内装との一貫性を持たせることが重要です。
内装と外観に一貫性を持たせるには、いずれもコンセプトに沿ってデザインを設計していく他ありません
たとえば、以下のようなイメージを持ってデザインを設計していきましょう↓
・ゴージャスな空間を演出するなら、高級感が漂うようなデザイン
・レトロな空間を演出するなら、懐かしい雰囲気を抱かせるようなデザイン
・古き良き高級和風な空間を演出するなら、敷居の高さを感じさせるデザイン
・ナチュラル空間を内装で演出するなら、外観は緑や木材を取り入れたデザイン
どんな客層がターゲットなのか。
ターゲットが快適だと感じるような空間はどんな空間か。
その上でコンセプトを可視化し、お店として提供することはどんなことかを考えていきましょう。
そしてどんな商品、どんな空間、どんな時間を過ごせるのか、を顧客に伝わるような外観と内装を目指しましょう。
まとめ:店舗の外観は内装以上に集客力に直結する
「お店の外観ってどうやって決めていけばいいの?」というお客様へ、外観作りの考え方についてお伝えしてきました。
お店外観は、お店の顔であり、顧客第一印象を与えます。
集客に直結するほどに、重要な役割を持っているのです。
だからこそ、内装ばかりだけでなく、外観にもこだわりを演出しましょう。
そのためにはコンセプトをしっかり決めていくことが大切です。
もし「どうしてもお店のレイアウトや外観が最後まで決められない!」ということであれば、店舗開業に強いデザイン施工会社に相談する、というのも一つの手です。
中でもIDEALであれば、お客様の「こんなお店にしたい」という考えを、ひとつひとつ汲み取ってデザインに落とし込むことができます。
お客様の考えを汲み取れる理由は、これまで多くの店舗開業に携わってきたからです。
これから初めてお店を作り上げるのに、しっかりとデザインを考えるのは簡単なことではありません。
ですが「こんな風にしたい」というお考えがあるのは理解できます。
IDEALは、その「こんな風にしたい」を、再現できるのです。
ぜひ一度、相談されてはいかがでしょう。
監修者
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IDEAL編集部
日本全国の美容室・カフェ・スポーツジム等の実績多数!
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