2018.04.26 2020.09.09|店舗デザイン
インテリア上手く活用し魅力的な店舗内装にする方法
インテリアの選び方は、飲食店の魅力に直結する要素のひとつです。お店のコンセプトに合ったインテリアを選ぶことは、魅力的な雰囲気を作り上げるためにもとても大切です。
また、インテリアの選び方とお店のコンセプトが合致しているために、集客に大成功している例もたくさんあります。
この記事ではコンセプトの重要性からはじまり、インテリアの上手な選び方を解説し、さらに魅力的な店舗内装を作るための方法についてご紹介します。
まずはどんな雰囲気にしたいのかを決める
「飲食店を開業したい」と思い立ったら、「インテリアは何を置こうか?」などと一足飛びに考えてしまう人がいます。
しかし、ひとまず冷静になって、「どんなお店の雰囲気を作り上げたいのか?」ということを繰り返し考えて、決定することをおすすめします。
お店の雰囲気とコンセプトは切っても切れないものであるため、熟考を重ねる必要があります。
そして、お店のコンセプトが決定したら、その後にインテリアデザインについて考えてみましょう。
そうすることによって、コンセプトとお店の雰囲気がしっかりとマッチした飲食店が完成する可能性が高くなります。
理想の雰囲気を実現してくれるインテリア
お店のコンセプトを実現してくれるインテリアを選ぶことによって、理想の雰囲気を作り上げることができます。
例えば、格調高く高級なイメージのお店にしたい場合は、黒や茶などの暗めで木目調のインテリアを選ぶことがポイントです。暗めのトーンの木目調のチェストなどは、高級感や重厚感を表現してくれます。
次に、飲食店などで落ち着きと食欲増進を図りたいのであれば、アースカラーを基調としたインテリアがおすすめです。
飲食店は「食事をする場」というだけでなく、癒しやゆっくりと過ごせる時間を求めて利用する人もたくさんいます。
そのため、落ち着いた雰囲気のある飲食店は、どんな時代でも一定のニーズがあるといえます。ソファなどにアースカラーを取り入れてみると、店舗のアクセントにもなります。
インテリアにアースカラーを取り入れることが難しいのであれば、植栽などを用いるなど工夫をしてみましょう。
また、店舗内装を親しみやすいデザインにしたい場合には、暖色やパステルカラーを基調にインテリアを選んでいきます。
暖色・パステルカラーを意識的に取り入れた店舗内装は、ファミリー層などの利用を促す効果があります。照明やチェア、クッションなどに暖色・パステルカラーを意識的に採用していきましょう。
店舗内装を考える時には動線も意識しよう
インテリアについて考えるときには、デザインだけでなく動線もしっかりと意識しましょう。
動線には主にお客さまが通る動線と、スタッフが通る動線の2種類があります。店舗の動線については、双方が「使いやすい」と感じる動線を設計する必要があります。
まず、お客さまは飲食店で食事をするだけでなく、トイレに行ったり、会計をしたりします。
そういったシーンで、お客さまとスタッフが交差することがないかどうかという点を考えてみることがポイントです。
次に、スタッフが料理を運ぶときのことをイメージしてみましょう。お皿や体がぶつかるようであれば、それは明らかに席数の取り過ぎです。
事故を防ぎ、仕事の効率を上げるためにも、スタッフが通る動線は簡素化することが求められます。(※1)
魅力的だと思う店舗内装を研究してみる
インテリアデザインに力を入れて成功している飲食店はたくさんあります。そのため、飲食店等を開業する前には、それらの店舗内装を研究してみることが大切です。
例えば、スターバックスはたくさんの人が魅力的と感じ、リピーターが多いコーヒーショップの代表格です。
スターバックスのインテリアとして最初に目に留まるのが、可愛らしいペンダントライトです。スターバックスには木目調の素材が意識的に取り入れられていますが、
それだけでは質素な空間になってしまう可能性があります。しかし、ここにデザイン性に優れたペンダントライトを入れることによって、
空間がぱっと華やぎます。店舗の色彩をアースカラーに統一して、落ち着いた雰囲気を演出している点も魅力的です。(※2)
また、インテリアデザインについて考えるときには、豊富なインテリアを取り揃えたDIESELに行ってみるのもおすすめです。
DIESELはロックでありながら心地良い空間が演出されているということで、多くの人に人気があります。
店舗の内装で悩んだときや、インダストリアルなデザインにしたいときは、DIESELで研究をしてみてはいかがでしょうか。
すべてを決めるのはコンセプト
インテリアデザインに関する細かいテクニックはたくさんあります。しかし、何よりも重要なのは、最初に決めるコンセプトです。
明確なコンセプトがなければ、飲食店はまず成功しないと考えてよいでしょう。
店舗の内装工事が実際に始まってからコンセプトを変更するのはとても難しいといえます。そのため、お店のコンセプトを決めるために、多くの時間を費やす必要があります。
コンセプトが決定したら、インテリアを選んでいきましょう。インテリアを選ぶときには、実際に成功している飲食店を見て、店舗内装の研究を重ねる方法がおすすめです。
監修者
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IDEAL編集部
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