2019.01.09 2020.09.09|店舗デザイン
整骨院のインテリアの選び方
整骨院を開業する人は集客について慎重に考える必要があります。無骨な店舗にしてしまうと、思うように利用者が増えないかもしれません。
女性患者の利用が多いことも、考慮した店舗づくりをしなければなりません。そこで、重要になるのは「整骨院が癒しを与えられるサロン」という意識づけです。
今回は、そのような整骨院にするにはどのようなインテリアを選べば良いのかを解説し、ニーズに合わせたプラスアルファについても紹介します。
目次
整骨院は清潔感と明るさで入りやすい印象を
整骨院は治療する場所なので、しっかりとした施術のスキルがあれば問題ないと思っている人もいるでしょう。しかし、患者は施術のスキルだけで整骨院を選ぶのではありません。
特に女性患者の選択は、店舗の雰囲気にも大きく左右されます。清潔感と明るいインテリアで入りやすい雰囲気を作ることが大切です。
白が清潔感を感じやすい色としては代表的であり、青系も爽やかな色ということで同様の効果を得られます。また、入り口から見えやすい受付カウンターを明るい印象にして、第一印象が良くすることもポイントです。
顧客が最も長くいることになる施術スペースは、開放感を持たせるようにしましょう。
リゾート風インテリアでリラックス空間作り
整骨院に来る顧客にリラックスしてもらうには、サロンのような雰囲気を出すことが大切です。それが難しいと感じるなら、リゾート風のインテリアを配置すると良いでしょう。
たとえば、バリ風のインテリアであれば木や麻を使ったものが多く、色はダークブラウンなどの茶系がメインになります。葉が大きな観葉植物も置くと南国の雰囲気が出やすいです。
北欧風のインテリアの特徴は、シンプルでありながらも華やかで、自然を想起させるデザインであることが挙げられます。色の使い方としては、白地をベースとして緑系や赤系などの温かみのあるカラーを用いることが多い傾向です。
プライバシーを守る仕切り選びのポイント
来店する顧客は体に悩みを抱えています。それを他の顧客に知られるようなリスクがある整骨院には安心して行けないでしょう。そのため、治療をする空間にはプライバシーを守れる仕切りを設けることが大切です。
具体的な手段としては、カーテンで仕切る方法と半個室にする方法があります。
前者はカーテンレールやカーテンを用意するだけで良いので、費用を抑えられることなどがメリットです。
後者は隙間から見えたり声が漏れたりしにくいので、プライバシーを守りやすくなるメリットがあります。費用や機密性についてよく考え、どちらにするのか選びましょう。
着替えや化粧直しのためのスペースを用意
施術を行う際にくつろいだ状態になってもらうことを目的として、着替えを用意している整骨院が増えています。
また、タイトなジーンズなどは動きを加えにくいので、治療しやすくなることもポイントです。また、施術中にメイクが乱れた場合、退店前に化粧直しをする女性患者も少なくありません。
そのため、着替えや化粧直しに使える部屋があると便利と感じてもらえることが多いでしょう。集客アップのために用意しておくのが望ましいです。
部屋の形式としては、カーテンで区切った試着室のような簡易なタイプや、椅子やテーブルなどを置いた完全な個室タイプなどがあります。
インテリアで女性も入りやすい整骨院を演出
激しいスポーツで骨がゆがんだ人や事故に遭って腰を痛めた人など、整骨院に治療に訪れる人はさまざまです。
また、そのような重い症状の治療だけでなく、体のメンテナンスをしてもらえるサロン的な位置づけとして認識する人も多くなってきました。
集客をアップさせたいなら、産後のケアも含めて女性の利用が増えてきたも理解したうえで、院内の演出について工夫することが重要です。
開業の準備をするときはインテリアなどに気を配り、整骨院を多くの人にとってくつろげる空間にすることを心がけましょう。
監修者
-
IDEAL編集部
日本全国の美容室・カフェ・スポーツジム等の実績多数!
> IDEALの編集者ポリシー
店舗づくりをプロデュースする「IDEAL(イデアル)」が運営。
新規開業、店舗運営のお悩みや知りたい情報をわかりやすくお届けいたします。