2019.01.11 2020.09.09|店舗デザイン
ケーキ店の商品を美味しく見せる内装デザインとは?
ケーキ屋を繁盛させていくには、おいしいケーキを作るだけでなく内装デザインにも気を配る必要があります。そういわれると、オシャレな内装や清潔感のある内装にすれば良いと考えるのではないでしょうか。
オシャレさや清潔感もちろん重要な要素ですが、それだけでは十分とはいえません。内装デザインでは、ケーキとイメージを合わることがポイントになります。
そこで、今回はケーキ屋の内装について、決め方のコツを詳しく解説します。
目次
お店のデザインはケーキのイメージに合わせる
ケーキ屋の内装デザインは、商品のイメージに合っていることが重要です。お店のデザインとケーキのイメージがバラバラにならないように注意する必要があります。
なぜなら、イメージが合っていないと、来店したお客様に違和感を覚えさせたり、センスが欠けている印象を与えたりするからです。
極端な例としては、和を基調とする内装であるにも関わらず、洋風のケーキしか扱っていない店舗が挙げられます。さらに、イメージを合わせるだけでなく、ケーキを引き立てられる内装にするのが好ましいでしょう。
たとえば、全体的に色を多用すると目線が分散され、ケーキが目立たなくなってしまいます。あくまでも商品が主役であることを意識してください。(※1)
パッケージと内装を合わせてオシャレなケーキ屋に
パッケージと内装のイメージを合わせるのも大切なポイントです。一般的に、企業や店のロゴにはイメージカラーがあります。
パッケージと内装の両方に、そのイメージカラーを使用すると、店としての統一感が生まれます。店全体に統一感を出すことは、オシャレな内装デザインをするときの基本的なコツです。
お客様が雑誌やチラシなどでロゴを見たときに、パッケージや内装も同時に思い出してもらえます。多くのケーキ屋のなかで印象に残る店舗を作りたいなら欠かせません。
ただし、これらを全部素人が考えるのは難しいので、プロに相談するのもポイントといえます。(※2)
ポイントは一体感!看板とデザインをそろえる
看板と内装のイメージをそろえることも忘れてはいけません。それらのイメージに一体感を持たせておくと、ロゴをみたときと同様に、看板をみたときに店舗を想起しやすくなります。
しかし、内装デザインと看板に統一感がないケースは少なくありません。開業のためにとりあえず内装を急いで完成させ、その後に別のデザイン会社を探して看板を発注するとそうなりがちです。
デザイン会社が違うと、やはり仕上がりの印象もバラバラになりやすいので注意しなければなりません。そのような事態を避けるには、すべてを一つのデザイン会社に発注してトータルデザインを任せるのが良い方法です。
喫茶コーナーは販売ブースと雰囲気を変えて
ケーキ屋の場合、喫茶コーナーを作ることで客層の幅を広げる効果を期待できます。喫茶コーナーを設けるなら、販売ブースと雰囲気を変えることが大切です。
区別ができておらず、喫茶コーナーが販売ブースの一部のようなデザインになっていると、落ち着かないので利用しにくいと思われてしまいます。
テラス席を設けるなどの工夫をすることで、メリハリをつけやすいです。しかし、両者の色合いを店舗のイメージカラーで統一したい場合も多いのではないでしょうか。
使う色を同じにする場合は、壁材や床材を変えると、異なる空間として演出できます。(※1)
内装デザインにこだわってケーキをより魅力的にみせよう!
商品として扱うケーキのイメージは固まっていても、内装デザインについては決めかねている場合もあるでしょう。そのような人は、ケーキに合った店のコンセプトを考えるところか始めると良いです。
なぜなら、店のコンセプトが決まると、それに合ったイメージカラーや内装を芋づる式に決められるからです。
言い換えると、店のコンセプトを内装デザインによって視覚化できるということです。お客様に店のコンセプトが伝わりやすいというメリットが得られます。
ぜひ内装デザインにこだわって、ケーキをより魅力的に感じてもらいましょう。
監修者
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IDEAL編集部
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