2021.06.09  2021.05.27|新規開業ノウハウ

ニューノーマルでカフェや喫茶店でのワークスペースは需要が高い

ニューノーマルでカフェや喫茶店でのワークスペースは需要が高い

「ニューノーマルで飲食店の在り方が変わった?」
「テレワーカーが増えたので、ワークスペースを設置するのはアリですか?」
というお客様への記事です。

この記事で伝えていること↓
・ニューノーマルに合わせて、ワークスペースが増えている理由
・ニューノーマルに合わせて、飲食店のこれからの”在るべき姿”

これまで数多くのお店作りに携わった、IDEAL(の中の人)が、どこよりも分かりやすくお伝えしていきますね。

先に冒頭の質問にお答えしましょう。

コロナの影響でニューノーマル化した今では、飲食店の”在り方”も変わってきています。
その理由は、テレワーカー、ノマドワーカーが増えてきたからです。

今回は『ニューノーマルに合わせて、飲食店の”在り方”がどう変化していくべきなのか』を解説していきますよ。

お客様には「飲食店の新しいカタチを理解し、内装デザインへの活かし方がちゃんと分かっている人」と、なっていただきますね。

ニューノーマルによる店舗の変化:ワークスペースが増えている理由

ニューノーマルによる店舗の変化:ワークスペースが増えている理由

「ニューノーマルになって、店内にワークスペースを設置する飲食店が増えた。なぜ?」

その答えは
「家だと集中できない」
「行き慣れたコワーキングスペースだと仕事が進まなくなった」
などのケースが増えたからです。

「カフェまたはファミレスで仕事をするテレワーカーやノマドワーカーが増えてきた」ということですね。

決して悪いことではありませんよ。
働き方が多様化してきたように『飲食店のカタチも多様化している』と理解しましょう。

であれば、今後経営を続けていくために飲食店として何ができるか。
その答えをお伝えしていきますね。

ニューノーマルに合わせた店舗作り:ワークスペースの設置で顧客獲得を目指す

ニューノーマルに合わせた店舗作り:ワークスペースの設置で顧客獲得を目指す

結論、仕事がしやすい空間として”ワークスペース”を設置しましょう。

飲食店における”ワークスペースの設置”は「コモディティ化していく」とも言われています。

「ファミレスで仕事をする」が、当たり前になっていくということですね。

言い換えるなら「イスとテーブルを並べているだけの飲食店ではいけない」ということですからね。

究極のことを言いますと、ワーカーにとって快適だと思える環境でなければ、顧客が集まらなくなります。

顧客が集まらなければ、売上は伸びません。
リピーターを増やして行かなければ、売上は伸びません。

では売上を伸ばすためにどうしたらいいのか。

その答えは『世の中のニーズを知る』ことでクリアになります。

テレワークやABWの取り組みで、働く場所が自由になってきました。
同時に「働く場所がない」と感じているテレワーカーやノマドワーカーが増えているのです。

であれば、飲食店も”自由化”してもいいのではないでしょうか。

”ただの飲食店”から『仕事もできる飲食店』へと変わっていっても。

内装だけでなく提供するサービスも重要

これからの飲食店は、”提供するサービスの変化”が求められます。

飲食店でありながらも「食事が楽しめて、かつ仕事もできてしまうような場」の提供が必要なのです。

それは飲食店の”内装”に限ったことではありませんよ。

テレワーカーやノマドワーカーが「利用しやすい」と思うサービス作りがカギです。

ニューノーマルに合わせた店舗作り:ノマドワーカーが利用しやすいサービス作りがカギ

ニューノーマルに合わせた店舗作り:ノマドワーカーが利用しやすいサービス作りがカギ

ニューノーマルに合わせて飲食店の在り方も変えて行きましょう。

具体的にはこうです↓

・サブスクの導入
・個室スペースの提供
・無料Wi-Fi&電源の提供

それぞれ詳しくお伝えしましょう。

ニューノーマルな飲食店①サブスクの導入

1つ目は、サブスクの導入です。

サブスクを導入するべき理由は、テレワーカーやノマドワーカーがリピーターに成りやすいから、です。

極端な話ですが、毎日通ってくれる可能性が高いんですよ。
なぜなら、”仕事をするために”、あなたのお店に訪れるからです。

たとえば
「毎月2000円払えば、食事+ドリンク飲み放題で、仕事がサクサク進む」
「毎月1500円払えば、2杯まで無料でコーヒーが飲めて、かつ仕事に集中できる」
など。

サブスク登録することで、利用客がお店に通うベネフィットが大きくなります。

お店側としても、サブスクの売上が加わることで、毎月の収入が安定化するでしょう。

ニューノーマルな飲食店②個室スペースの提供

ニューノーマルな飲食店②個室スペースの提供

2つ目は、個室スペースの提供です。

お店側としては、改装が必要になる場合もあるでしょう。

ですが、テレワーカーやノマドワーカーにとって、集中できるスペースがある飲食店は、とても価値があります。

もし、個室スペースを提供するなら、ネット上で予約受付と決済ができるとベストですよ。

せっかく顧客が来店してくれたのに「個室スペースが空いてなかったから、やめよう」といったケースを防げます。

また、ネット上で事前に決済を済ませておけば、当日キャッシュの受け渡しが必要無いですよね。

現金管理のタスクが減りますし、コロナの感染リスクも防げます。

負担を減らしながらも、収益を確保できますね。

ニューノーマルな飲食店③無料Wi-Fiと電源の提供

3つ目は、無料Wi-Fiと電源付きテーブルの提供です。

テレワーカーやノマドワーカーにとって、無料Wi-Fiと電源付きテーブルは、もはや必須。

仕事を続けていると、途中でパソコンの充電が切れてしまうかも。
そもそもネット環境が整ってなければ、仕事ができないかもしれません。

ですから『無料Wi-Fiが使えて、かつ、電源付きのテーブルがたくさんある』

そんな飲食店を目指しましょう。

ニューノーマルに合わせて店舗自体に”新体制”が求められている

ニューノーマルに合わせて店舗自体に”新体制”が求められいている

『居心地が良く、かつ仕事に集中できる環境』を提供できる飲食店になれるか。

これ↑が、今後の飲食店に求められるカタチと言えます。

繰り返しますが、これからの飲食業界は、ニューノーマルに合わせて”多様化”しないといけません。

飲食店でありながらも、仕事もできる。

こんな風に”多様化”していくことが、今後生き残るために必要なことなのかもしれませんね。

まとめ:ニューノーマルに合わせて店舗も”多様化”していこう

まとめ:ニューノーマルに合わせて店舗も”多様化”していこう

「お店にワークスペースを置くのってどうなの?」というお客様へ、テレワーカーやノマドワーカーに合わせたお店作りのヒントをお伝えしてきました。

「テーブルの上にあるのは、料理ではなくパソコン」というのは、飲食店の理想から離れているかもしれませんね。

ですが「飲食店なのに快適に仕事ができる」
このような付加価値を付ける飲食店が、今後どんどん増えていくのは、ほぼ間違いないと言えるでしょう。

なぜなら、自由になった今の働き方が、以前のように元に戻るとは考えにくいからです。

であれば、飲食店の在り方も、”多様化”していくべきなのかもしれませんね。


色々とお伝えしてきましたが、お客様の理想的な飲食店を作るには、よーくコンセプトを練らなければいけませんからね。

もし「どうしても内装デザインが決められない!」ということであれば、飲食店に強いデザイン施工会社に相談する、というのも一つの手です。

中でもIDEALであれば、お客様の「こんなお店にしたい」という考えを、ひとつひとつ汲み取ってデザインに落とし込むことができます。

お客様の考えを汲みとれる理由は、これまで多くの飲食店オープンに携わってきたからです。

これから初めてお店を作り上げるのに、しっかりと内装デザインを考えるのは簡単なことではありません。

ですが「こんな風にしたい」というお考えがあるのは理解できます。

IDEALは、その「こんな風にしたい」を、再現できるのです。

ぜひ一度、相談されてはいかがでしょう。

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監修者

IDEAL編集部

日本全国の美容室・カフェ・スポーツジム等の実績多数!
店舗づくりをプロデュースする「IDEAL(イデアル)」が運営。
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