2018.03.05 2020.09.09|店舗デザイン
ワインバーの内装のタイプや費用相場について
これからワインバーを始める経営者の中にはどんな内装のバーにしようかと悩んでいる人もいるでしょう。内装はバーの雰囲気を決定づけ集客にまで影響を与える重要な経営要素です。
そのため、ワインバーの内装デザインは慎重に決める必要があるでしょう。
そこでワインバーの内装についてさまざまな系統があることをご紹介したうえで、こだわるべきポイントや個室設置のメリット、そして内装の改装工事費用などについてお伝えします。
よくあるワインバーの内装の系統
ワインバーの内装はコンセプトの違いによって系統も変わってきます。落ち着いた雰囲気のシックな系統のバーもあれば、未来的な異空間を演出したサイバー系統のバーもあります。
またシルバーメタルのスツールなどを使ってスタイリッシュに仕上げる場合もありますし色彩を工夫することでカオス空間を創り出す場合もあります。
さらにはモダン系やレトロ系、セレブリティ系などの内装にするという選択肢もあります。
選択肢が多くて迷ってしまうと感じるかもしれませんが、ワインバーのコンセプトを先に決めそれに沿って内装を決めるとよいでしょう。
ワインバー内装でこだわるべきポイントは?
ワインバーに来店するお客様は現実から離れた特別な雰囲気を求めていることが多いといわれています。
くつろげる空間を演出することがポイントです。具体的には3つのポイントにこだわるとよいでしょう。1つ目はカウンターのデザインです。
ワインバーの顔になるものともいわれています。カウンターの幅は50センチメートル以上のものを選ぶようにしましょう。
2つ目は座席の間隔です。狭くしてしまうと居酒屋と変わらない雰囲気になってしまい居心地が悪くなる可能性があります。
1人でもワインをゆっくり楽しめるように客席間隔はイスの中心から60センチメートルは必要です。(※1)
3つ目は間接照明。間接照明を効果的に使うことによって現実世界とは違う特別な空間を演出しやすくなります。カウンターバックも間接照明にすることをおすすめします。
条件次第では個室を設けるのが効果的!
店舗サイズに余裕がない場合、客席はカウンター席とテーブル席というケースが多い傾向です。しかし立地条件や店舗サイズによっては個室を設けることを検討してみるとよいでしょう。
特に高級住宅街など富裕層がよく利用するワインバーの場合は個室があると喜ばれます。
周りの音を気にしないでゆっくり話をしながらワインを楽しめるワインバーとしてリピーター確保に役立つ可能性があります。
また個室を利用してもらうことによって滞在時間が長くなり売り上げが伸びるメリットもあります。条件次第では個室のあるワインバーにしてみましょう。(※1)
ワインバーの内装に改装するのにかかる費用相場
ワインバーの経営を始めるにあたってはさまざまな準備が必要になります。なかでも内装は集客に大きな影響がありますので重要です。
またデザインだけでなく費用に関しても経営者としてしっかり把握して資金繰りをする必要があります。
居抜き物件を取得して改装する場合、一般的には200万~500万円程度はかかるとみておくとよいでしょう。
もちろんワインバーの内装工事にかかる費用は店舗の大きさや内装の豪華さによって大きく変わってきます。
複数の業者から見積もりをとってコストダウンを図り、コンセプトにあった内装工事を予算内でできるようにすることが経営者としての腕の見せどころです。
内装1つで雰囲気はガラリと変わる!
ワインバーといってもドアを開けて店内に入ったときに見える内装デザインによって印象は大きく変わります。またワインを飲んでいる間に感じる店内の雰囲気にも内装デザインは大きな影響を及ぼします。
どんな内装にするかによってバーの雰囲気も集客も一変してしまう可能性もあるでしょう。
ワインバーの経営者はコンセプトに合った内装やターゲット層に照準を合わせた内装になるように積極的に内装デザインに関わっていくことをおすすめします。
監修者
-
IDEAL編集部
日本全国の美容室・カフェ・スポーツジム等の実績多数!
> IDEALの編集者ポリシー
店舗づくりをプロデュースする「IDEAL(イデアル)」が運営。
新規開業、店舗運営のお悩みや知りたい情報をわかりやすくお届けいたします。