2017.06.09 2020.08.04|店舗運営ノウハウ
【花屋経営で集客アップを目指すために】花と一緒に贈れるプレゼントも提案しよう!
多くの女の子たちが将来の夢に取り上げるのが花屋です。花を贈られて嫌な女性はいないという格言もある通り、女性には人気があります。しかし、実際には多くの店舗が集客に苦労しており、経営難に陥っていることもあります。
華やかなイメージがある中で、1か月に何回も訪れるリピーターを作るのも難しい花屋での集客アップを目指すにはどうしたらいいか、ここでご紹介していきます。
目次
子供の頃から花は高価なイメージが根付いている
花は高価なイメージが付いています。
お客様が初めて花を購入するきっかけになるのが、母の日におけるカーネーションやバラがメインとなりますが、これを花束としてプレゼントするとなると数千円にも上り、とても学生の子供たちには手が届きにくいものになってしまいます。
多くの子供たちは大型スーパーの特売スペースで売られている商品や実際の花屋での値段を目の当たりにし、自分たちの小遣いでは買うのは難しいものになると予想しています。
このことから、やがて成長して大人になるに連れて花は高いものだという認識が付いて回ることがあります。このネガティブな着眼点をポジティブに変えていくことで、もっと花を身近に感じてもらう必要があります。
手に入れやすいように特定の日にはワンコイン制で少量の花束から販売したり、花の名前と花言葉を言えたら1000円以下の商品で、高校生以下に限り半額になる子供向けのイベントを開催するなど、
大人では満足できない商品を子供向けに提供するようなアイデアを考えていきましょう。
集客のライバルは花屋ではなく他業種店
花屋での集客を挙げるにはライバル店に勝たないといけません。
確かに花を購入したいと決めているお客様には他の花屋がライバルになりますが、プレゼントとして考えた場合、花はメインではなくオプションとして位置づけされていることが多くあります。
「花束+他のプレゼント」ということがあり、誕生日やお別れ会などでも、先に花を渡したりすることが多く、後からメインのプレゼントを渡したりしています。
このことからも花を渡すことがそれほど重要視されていなくなっている傾向があるのです。
これには、花は鮮度が命なので、形に残すことが容易ではなく、仲間内でもプレゼントを企画するようなイベントは開催するものの、実際には「花をもらってもなあ」「かさばって移動が大変だし…」
といった思いから花よりも形になる雑貨などをプレゼントとして用意したりします。
このことからも、花屋のライバルは他の雑貨店にも及んでおり、プレゼントとして包装するようなお店は広義でライバルになり得ます。
特定の日には事前に予約できるサービスで差を付けよう
お客様が花を買う理由を考えてみると、最も多いのが母の日で、次いで女性の誕生日や入退院、卒業や退社・転勤などの別れの際など、特定の人へ対しての贈り物として扱われています。
このようなイベント日には花を購入する手続きをしなくてはならず、意外に忘れてしまうケースも少なくありません。
しかし、これらは前もって把握できることであり、急きょ購入するようなものではありません。
そこでお花を事前に購入することが分かっておけば、店舗側からお客様にお知らせすることで花の購入し忘れがないように周知させておくサービスが展開できます。
仕事などで忙しい日常を送っているお客様からすれば、つい忘れたなんてことは普通に考えられます。
花束はその日まで前もって用意するわけにもいきませんので、花束を当日までに予約しておけるサービスがWEB上で簡単に行うことが出来れば、お客様の満足度も向上することは間違いありません。
もちろん、その為には事前にお客様情報を自店舗で登録してもらう必要も出てきます。
特典を利用して 顧客情報を登録してもらう
花屋というのは基本ラッピングや花束を作ります。ここではお客様に待ち時間が生じてしまいます。この時間を利用して自店舗の会員情報を登録してもらいましょう。
個人情報には登録に抵抗がある人も少なくありません。やはり特典を付けるメリットを掲示しておきます。
割引クーポンを発行したり、家族の誕生日や入園・入学、卒園・卒業など、事前に花束のプレゼントを企画する予約を連絡するなど、利用に当たってのサービス内容をしておけば、会員情報を登録しやすくなります。
また、それ以外にも予約をしてもらうと、割引制度を用いるなど会員登録に特典を活用していきます。
また、シンプルでデザインの良いショップカードを用意しておくことで、財布の中やカードケースに収納する際に目立つので、常にお客様に宣伝する効果もあります。
花と一緒に贈れるプレゼントも提案する
DMを利用して特別な一日となるクリスマスやホワイトデーなどの記念日はもちろん、WEB上で特別な記念日を選択し、友人や彼女の誕生日、付き合った記念日や結婚記念日など、変動しない特定の日を登録できるようにします。
プレゼントで困る人へ向けて、花束のアイデアを店舗側から提供し、お客様が悩むことのないように心がけます。
花束のイメージ画像をアップしておき、今回の花と一緒に贈るとポイントが高い、他のプレゼントを提案するなどしておけば、お客様の満足度も向上し、集客アップを図ることが可能となります。
監修者
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IDEAL編集部
日本全国の美容室・カフェ・スポーツジム等の実績多数!
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