2017.11.02 2020.08.04|店舗運営ノウハウ
【飲食店の外装で他店と差別化】選ばれるお店になるためのポイントまとめ
飲食店経営に成功するためには料理の味と接客などのサービスが重要です。しかし味やサービスがよくても、お客様が入店してくれないことには始まりません。
集客のためには宣伝を行うことも入店効果が期待できる対策の1つになりますが、まずは外装を工夫することが大切です。外装はお客様の入店動機に直結する要素です。
そこで飲食店の外装を検討するにあたってデザインのポイントや注意点、小物の活用などについてお伝えします。集客につながる外装に仕上げて飲食店経営を成功させましょう。
飲食店の外装は入りやすさが最重要!
飲食店の外装は店の顔であり広告塔の役割も果たします。そのため、どんな外装にするかは集客に直結する重要なことだといえます。
どのような外装にするかのポイントは「何のお店なのかを明確にすること」「コンセプトをわかりやすく伝えること」です。どんなに味がよい飲食店でもお客様が入店してくれなければそれを伝えることは難しいでしょう。
また何のお店なのかがはっきりわからないお店には安心してお客様が入っていくことができません。まずは入店に直結する外装を目指すことが大切になります。お客様目線で入りやすさを優先して外装を決めましょう。
外装デザインで抑えておきたいポイント
お客さんが入店しやすい外装の主なポイントは3つあります。
1つ目はコンセプトに沿った外観にすることです。ファミリー向けであれば健康的でさわやかな印象の外観、高級さを売りにするのであれば高級素材や間接照明を使った外観にするなどの工夫が必要です。
2つ目は間口を広く全体的に明るい外装にすることです。間口の広さや明るさは安心感を与える効果が期待でき、入店を促すことにつながるでしょう。
3つ目は看板の位置と大きさです。大きな看板にすればどんなお店かがわかりやすくなります。通行人の目線に入りやすい位置に看板を掲げれば目に付きやすくなるはずです。
看板の位置や大きさについて大家さんと徹底的に交渉して有利な条件を引き出すことが最も重要なポイントといえるでしょう。
A看板を有効活用しよう!
外装以外にもお店の存在やメニューを伝えることができれば、集客に役立ちます。そのためにはA看板の活用がおすすめです。A看板とは可動式の看板で置いた状態を横から見ると「A」の字に見える看板のことです。
目線に近いA看板を置くことで、おすすめメニューを写真やイラストつき表示して効果的に入店を促すことができます。可能であれば音楽や映像を流すのも効果的でしょう。
ただし店舗前のスペースにA看板の設置ができない物件もありますので設置できるかどうか事前に確認しておく必要があります。
外装で注意したい2つのポイント
集客につながる外装を検討する場合に注意したいポイントは2つあります。
1つは他店と差別化できる外装にすることです。せっかくよい外装に仕上がっても周囲のお店やライバル店と同じような外観だと目立たず生まれてしまいます。集客効果が落ちてしまうことも考えられますので差別化を意識することが大切です。
もう1つは遠くからでもよく見える外装にすることです。視認性の高い配色の外観にすることで、お客さんの目に留まる確率が高くなり集客効果が及ぶ範囲を広げることができます。これら2つの点に注意して効果的な外装に仕上げましょう。
外装に負けない商品とサービスで勝ち残ろう!
飲食店を経営するにあたっては集客に成功して入店数が増加することが重要です。
しかし、それだけでは飲食店経営を長期的に続けていくことは難しいでしょう。飲食店はリピーターを多く確保することも重要なポイントであることはいうまでもありません。
立派な外装ができあがったとしても肝心の料理の味が期待外れだったり接客サービスが悪かったりすればお客様はリピーターになってくれず2度と来てくれないでしょう。味とサービスに力を入れることも忘れないようにして飲食店経営を成功させましょう。
監修者
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IDEAL編集部
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