2020.10.29|店舗デザイン
女性専用スポーツジムの内装は”かわいく”、”おしゃれ”に
「女性専用スポーツジムの内装はどう決めれば良い?」という疑問にお答えする記事です。
結論から言いますと、女性専用のスポーツジムは「かわいい!」あるいは「おしゃれだな」と感じさせるような内装にすると好印象を与えられます。
その理由は、『かわいい』と『おしゃれ』な印象は一見、スポーツジムらしくないからです。
シンプルな内装よりも「ジムっぽくなくてかわいい、おしゃれ!」というギャップが、多くの女性にとってプラスに働きかけてくれます。
同時に、辛いと感じる運動に対して「楽しい!」と感じるようになり、モチベーション維持の手助けにもなります。
せっかくですから、ぜひ利用される多くの女性がウキウキするような”ジムらしくないスポーツジム”を作り上げましょう。
そこで今回の記事では、
・女性目線を取り入れた内装
・女性が喜ぶ要素
・女性の気持ちを上げる配色
をお伝えしていきますね。
また、当記事の最後にIdealが施工を担当した事例をご紹介しております。
心身共にウキウキするような女性専用スポーツジムの内装作りについて、知識を身に着けられた後に事例をご覧いただけますと、より理解が深まります。
是非ご参考下さい。
目次
女性目線を取り入れた内装を心がける
女性専用のスポーツジムを手掛けるのですから、女性ウケの良い内装にすることは必須です。
女性目線を取り入れた内装を心がけることを意識してデザインを設計していきましょう。
なぜなら女性は、洞察力や察知力が男性よりも優れているからです。
『感性が良い』とも表現できますが、目で見て感じたものを繊細に受け止める力が強いので、
・女性に優しい
・女性に受け入れられる
ような要素を盛り込んでデザインを設計することがポイントです。
スポーツジムにおいて求められる具体的な”女性目線”とは以下の通りです。
・清潔感と安心感
・視線を気にせず集中できるか
・1人で利用しても不安を感じないか
順に詳しく解説しますね。
清潔感と安心感
1つ目の女性目線としての要素は、清潔感と安心感です。
清潔感と安心感が、ひと目見て感じられるか。
そうでなければ、女性客はお客様のジムのリピーターになるには一歩引いてしまいます。
なぜなら女性は、初めてスポーツジムを利用する際、少なからず緊張感を抱いているからです。
はじめての利用で多少の緊張感を抱く中で、不衛生な空間だとジムに対して無意識に不信感を抱いてしまいます。
ジム全体で掃除が行き届くよう、清潔感と安心感を与えられるような内装であることは大前提だと心得ましょう。
視線を気にせず集中できるか
2つ目の要素は、周りの視線を気にせず運動に集中できるかという点です。
いくら女性専用だとしても、視線や様子が気になるような密接度の高い空間だと中々集中できません。
力を入れた時の崩れた顔は、たとえ女性同士だとしても見られたくないもの。
自分自身を含め、他人の汗の匂いだって気になります。
気になる要素がいくつもあると運動に集中できません。
プライベートな空間にせずとも、人との距離感が保てるようなスペースを確保する工夫をしましょう。
1人で利用しても不安を感じないか
3つ目の要素は、1人で利用しても不安を感じないかという点です。
外観や内装をひと目見て「1人でも安心して利用できますよ」と明るい空間を演出するような内装にしましょう。
例えば、
・飾り気のないシンプルな作り
・パステルカラーで統一されたデザイン
などの工夫をすると良いでしょう。
多くの女性は、1人でスポーツジムを利用するとなると大きなエネルギーを使います。
それほど一大決心なことなのです。
その一大決心を尊重するためにも、緊張感や不安感を与えるような外観や内装にするのはオススメしません。
多くの女性が嬉しくなるような、具体的な内装案については後ほどお伝えしますね。
女性に嬉しい設備は忘れない
女性専用スポーツジムを手掛けるのに、こだわるべきは内装デザインだけではありません。
女性にとって嬉しい「これがあって良かった」と思ってくれるような設備を設けることを忘れてはいけません。
具体的には以下のような設備です。
・パウダールーム
・ロッカールーム
・シャワールーム
上記3点についてより詳しくお伝えします。
女性に嬉しい設備①パウダールーム
女性に嬉しい1つ目の設備は、パウダールーム(化粧室)です。
一般的には、
・鏡
・イス
・化粧台
を設ければ良いと思われがちです。
が、より女性が喜ぶようにもう一工夫するよう意識してみましょう。
[化粧室にもうひと工夫]
・観葉植物など雑貨を飾る
・綿棒やコットンを設置する
・ホテルのように化粧水や乳液を設置する
・ヘアアレンジ用にアイロンやコテを設置する
・お化粧がしやすいようにミラーライトを設ける
など、少し贅沢な内容かもしれませんね。
ですが『スポーツジムを利用する女性の荷物が減る』というメリットを与えられます。
女性に嬉しい設備②ロッカールーム
2つ目の設備は、ロッカールーム(更衣室)です。
スポーツジムとしてロッカールームを設けることは一般的ですね。
女性が喜ぶよう工夫するとしたら以下のようなものが挙げられます。
[更衣室にもうひと工夫]
・狭すぎずゆとりある空間
・ジム全体の雰囲気に合わせた配色
更衣室は工夫しづらい印象ですが、女性がウキウキするような配色を意識することで好印象を与えられます。
女性に嬉しい設備③シャワールーム
3つ目の設備は、シャワールームです。
更衣室同様一般的に設置されていますが、女性が喜ぶ要素としては以下のものが挙げられます。
[シャワールームにもうひと工夫]
・脱いだウェアを置ける箇所を設置
・常に清潔感を感じられるような空間
・シャンプーやボディーソープは可愛らしい容器に
シャワールームにもかわいらしい要素を盛り込んで、どこでも女性の気分が上がるよう工夫しましょう。
女性に好まれる色合いを考慮しよう
女性専用のスポーツジムにおいて、女性に好印象を与える最も効果的な要素とは色合いです。
多くの女性に好まれる、
・白
・黄色
・水色
・ピンク
などを用いながら、統一感を感じられる内装にしましょう。
色の心理効果については以下の通りです。
色 イメージ1 イメージ2
白= 純粋、清潔、神聖、正義 空虚、無
グレー= 落ち着き、大人、真面目 抑うつ、迷い、不信
黒= 高級感、重厚感、威厳 恐怖、絶望、不吉、悪、死
赤= 情熱、活力、興奮、高揚 怒り、暴力、警戒
橙= 喜び、活発、陽気、明るい、暖かい ー
黄色=愉快、元気、軽快、希望、無邪気 注意、注目
緑=安らぎ、癒し、調和、安定、若々しい、健康、やさしい ー
青= 知的、落ち着き、信頼感、誠実、爽快感 悲哀、冷たい、孤独
紫= 上品、優雅、妖艶、神秘、高貴 不安
ピンク= 可愛い、幸福、愛情 ー
伝つくラボより引用
興奮作用のある赤やオレンジを使用する場合は少し注意が必要です。
パステルカラーなどの優しい印象の色合いにすると、女性へよりハッピーな印象を与えられます。
女性専用スポーツジムは色合いと設備で勝負
女性専用スポーツジムを開業したいお客様へ、女性が喜ぶ内装デザイン案について伝えしました。
「女性が喜ぶ要素はなにか」と聞くと一見難しそうな印象です。
が、従来あるような筋トレを目的としたようなスポーツジムから一歩引いてイメージすると閃きやすくなります。
具体的には、さわやかさとかわいさを兼ね備えたギャップ感を感じるスポーツジムにすることを意識しましょう。
つまりは『スポーツジムらしくしなくても良い』のです。
ここで、Idealが施行を担当しました事例をご紹介します。
お見せした事例では、スポーツジムらしくない新しいスタイルを感じさせる空間に仕上げました。
Idealは、与えられた空間を存分に活かしつつ、お客様の提供したいものを丁寧に形にしていきます。
お客様の希望や理想を根本から理解した上で、必要な手続きを含め内装デザインから施行までを代行します。
コンセプトを汲み取ることはもちろん、急な提案や変更にもできるだけ臨機応変に対応することがIdealの強みです。
お客様の思い描く女性専用スポーツジムが出来上がるよう、悩みを一つ一つ丁寧に対応、解決させていただきます。
まずは一度、ご相談してみて下さい。
監修者
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IDEAL編集部
日本全国の美容室・カフェ・スポーツジム等の実績多数!
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