2020.12.24  2021.01.04|店舗デザイン

ヨガやピラティスの教室に利用できるレンタルスタジオの内装

ヨガやピラティスの教室に利用できるレンタルスタジオの内装

「ヨガかピラティス教室を開きたいけど、どんな内装にしたら良い?」という疑問にお答えする記事です。

結論、ヨガやピラティス教室の内装を決める前に『ヨガとピラティスに必要な要素が何か』を理解しましょう。
ヨガとピラティスを根本から理解することで、内装作りに関わるヒントが見えてくるようになります。

当記事では、
・ヨガ、ピラティスの目的と違い
・ヨガ、ピラティススタジオに必要な要素
・ヨガ、ピラティススタジオにふさわしい環境

について、お伝えしていきます。
ヨガ、ピラティスへの理解を深め、内装デザインを決める糸口をつかめるよう、まとめております。

ヨガやピラティスについて理解しよう

ヨガやピラティスについて理解しよう

ヨガ、ピラティス教室の内装デザインが上手く決まらない場合は、まずは基本に戻ってみましょう。

ヨガ、ピラティスの目的と違いを、根本から理解し直してみるのです。
見直すことで「あ、そうすればいいのか」と、後からひらめくこともあります。

・ヨガとピラティスの目的
・ヨガとピラティスの違い

について理解を深めていきましょう。

ヨガとピラティスの目的

まずは、ヨガ、ピラティスを利用する目的を理解することからです。

名前は違いますが、いずれも以下のような
・精神統一
・心身を鍛える
・心の安定を図る

など、心と身体を”ポジティブな状態に保つため”に鍛えることが目的です。

ヨガとピラティスの違い

ヨガとピラティスの違い

ヨガとピラティスの違いは以下の通りです。

[ヨガ…イメージは修行
・瞑想で心やメンタルを鍛える
・心の安定を維持するのが最終ゴール
・基本の呼吸法…腹式呼吸

[ピラティス…イメージはストレッチ
・骨格を整えて体幹を鍛える
・解剖学に基づいたゆったりとした動き
・筋肉を”引き締める”あるいは骨盤や骨を”正しい姿勢に保つ”などに導くのが最終ゴール
・基本の呼吸法…胸式ラテラル呼吸

ヨガ、ピラティスともに共通する部分と違う部分を理解したところで、内装デザインを決めていくヒントをお伝えしていきますね。

ヨガとピラティスのイメージと内装のイメージを合わせよう

ヨガとピラティスのイメージと内装のイメージを合わせよう

ヨガとピラティスの内装デザインは、それぞれに抱くイメージを可視化することで出来上がっていきます。

可視化するには、
・ヨガに必要な要素
・ヨガ教室を開きやすい環境
・ピラティスに必要な要素
・ピラティスを開きやすい環境

を、具体的に形として捉えるようにしましょう。
それぞれ詳しくお伝えしていきますね。

ヨガ教室に必要な要素

ヨガ教室に必要な要素は以下の通りです。

・静かな空間
・落ち着ける空間
・周りの動きが気にならないほどの広さを確保

ヨガは『瞑想や無心になれるような空間作りを、いかに演出できるか』が重要です。

ヨガ教室としてふさわしい環境にするには

ヨガ教室としてふさわしい環境にするには

ご自身でヨガ教室をオープンする場合、大まかに以下の3パターンに分けられます。

・自宅をヨガスタジオにする
・アパートやマンションを借りてヨガスタジオを開く
・レンタルスタジオを利用してヨガスタジオを開く

いずれの場合でも、ヨガ教室にふさわしい環境として以下の点を抑えましょう。

・開放感があるか
・エアコンがあるか
・窓が開けられるか
・荷物置き場を確保できるか
・外の音がそんなに気にならないか
・ターゲットがいるエリアかどうか
・和室またはフローリングで6畳以上は必要
・床にヨガマット(×人数)を置いても色々なポーズを取れる

[ヨガ教室の内装デザインのヒント]
・静かな空間にする
・グレアレス照明か間接照明を使用する
・自然素材を取り入れる(観葉植物や木材など)
・瞑想するのに違和感を感じさせない空間にする
・落ち着く効果のある配色を意識する(グレーや緑、アースカラーなど)

などの要素を取り入れてると、よりヨガにふさわしい空間に仕上がります。

ピラティス教室に必要な要素

ピラティス教室に必要な要素は以下の通りです。

・集中力が続くような空間
・”楽しさ”を感じさせるような空間
・周りの動きが気にならないほどの広さを確保

ピラティスは『顧客が楽しさを感じつつ集中して取り組める空間作りを、いかに演出できるか』が重要です。

ピラティス教室としてふさわしい環境にするには

ピラティス教室としてふさわしい環境にするには

ご自身でピラティス教室をオープンする場合、大まかに以下の3パターンに分けられます。
(ほぼヨガスタジオの場合と同じです)

・自宅をピラティススタジオにする
・アパートやマンションを借りてピラティススタジオを開く
・レンタルスタジオを利用してピラティススタジオを開く

ピラティス教室にふさわしい環境として以下の点を抑えましょう。

・開放感があるか
・エアコンがあるか
・窓が開けられるか
・荷物置き場を確保できるか
・ターゲットがいるエリアかどうか
・壁一面に大型の鏡を取り入れられるか
・床にマット(×人数)を置いても色々なポーズを取れる

[ピラティ教室の内装デザインのヒント]
・明るい空間にする
・温かみを感じさせる雰囲気にする
・グレアレス照明か自然光を取り入れる
・自然素材を取り入れる(観葉植物や木材など)
・ピラティスをするのに違和感を感じさせない空間にする
・癒やし効果のある配色を意識する(緑やオレンジ、アースカラーなど)

などの要素を取り入れてると、よりピラティスにふさわしい空間に仕上がります。

ヨガやピラティス用のレンタルスタジオを利用してもOK

ヨガやピラティス用のレンタルスタジオを利用してもOK

もしお客様が「これだ!」と思える物件に出会えない場合の対策もちゃんとあります。
あえてヨガ向け、ピラティス教室向けのレンタルスタジオを借りるという手です。

意外と盲点だったかもしれませんが、ヨガ、ピラティス開業者の中には『レンタルスタジオ』を利用するケースも増えてきています。

レンタルである分、内装デザインの自由度はかなり下がってしまう…という点はデメリットでしょう。
ですが、結果的に初期費用を抑えられ、内装工事にかかる手間がかなり省かれます。

その他にできることや集客に力を入れ「経営が軌道に乗るまではレンタルスタジオを利用する」といった、臨機応変に動くことも検討しておきましょう。

ヨガとピラティスの内装は”顧客が利用しやすい+居心地の良い空間”を意識してデザインしよう

ヨガとピラティスの内装は”顧客が利用しやすい+居心地の良い空間”を意識してデザインしよう

ヨガ、ピラティス教室を開業したいお客様へ、内装を決めていく考え方についてお伝えしてきました。

ヨガ、ピラティス教室の内装は、それぞれに抱くイメージに合わせた上で、利用客が取り組みやすいような空間に仕上げていくことが求められます。

環境を整えるのに、様々な要素をクリアしなければなりません。
良いと思える物件が見つからなければ、レンタルスタジオを利用することも検討しましょう。

「ヨガ、ピラティス教室の内装やレンタルスタジオについては理解できた。できることなら内装デザインをちゃんと決めたい」

そのようなお気持ちがあるのでしたら、Idealにご相談してみてはいかがでしょう。
お客様の不安や悩みを解決しながら、スタジオ作りが進められるかもしれません。

ヨガやピラティススタジオの開業に強いIdealであれば、
・必要な手続き
・内装デザインの設計、施工

を代行することが可能です。
お客様の理想とするヨガ、ピラティス教室が出来上がるよう、一つ一つ丁寧に対応致します。

まずは一度、ご相談してみて下さい。

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監修者

IDEAL編集部

日本全国の美容室・カフェ・スポーツジム等の実績多数!
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