2020.10.20|店舗デザイン
ヨガ・ピラティススタジオはデザインされたお洒落な内装を!

「ヨガやピラティススタジオの内装デザインはどう決めれば良い?」という疑問にお答えする記事です。
結論から言いますと、ヨガ、ピラティスの内装は、お洒落かつ印象に残りやすいデザインにしましょう。
なぜなら、ターゲットに合わせたお洒落な空間は、利用客の記憶に残るほど強い印象を与えられ、リピーターになる確率が上がるからです。
ヨガ・ピラティススタジオの内装と聞くと、
・ヨガマットを複数設置できる開放感ある間取り
・清潔感を感じられる広々した空間
といったシンプルなイメージが多いですよね。
ですが、お客様のコンセプトを上手に表現することで独自性が生まれ、ファンが付きやすいスタジオになります。
開業後の経営に良い影響を与えられるよう、ヨガ・ピラティススタジオとして必要な要素を取り入れながら、お客様のコンセプトを演出する内装を設計しましょう。
そこで今回の記事では、
・ヨガ・ピラティススタジオに必要な要素
・ヨガ・ピラティススタジオの内装イメージ
についてお伝えしますね。
また、本記事の最後にIdealが施工を担当した事例をご紹介しております。
ヨガ・ピラティススタジオの内装デザインについて知識を身に着けられた後に事例をご覧いただけますと、より理解が深まります。
是非ご参考下さい。
目次
ヨガやピラティススタジオに必要な要素は?

内装デザインを決める前に、ヨガ・ピラティススタジオに最低限必要な要素が何なのかを整理することからはじめましょう。
要素とは、以下の通りです。
・開放感を感じる十分な広さと清潔感
・心身共にリラックス効果がある空間
順に解説します。
開放感を感じる広さと清潔感
1つめの要素は、開放感と清潔感です。
・3~5人が同じ場にいてもヨガするのに充分なスペースがある広さ
・清潔感を感じられる空間
は、スタジオの内装において最低条件です。
また、ヨガをするスタジオ以外にも配慮することを忘れないようにしましょう。
・受付
・更衣室
・収納スペース
上記それぞれに対するスペースは、スタジオほど広くできません。
ですが、統一されたデザイン性や清潔感を保つことは重要です。
心身共にリラックス効果がある空間作り

2つめの要素は心身共にリラックスできる空間であることです。
ヨガ・ピラティススタジオの利用客は、
・心を鍛えたい
・キレイになりたい
・丈夫な体作りをしたい
といった願望があります。
これらの願望、希望を叶えつつも、不快感を与えない空間づくりが重要なのです。
利用客がヨガスタジオで不快だと感じるのは、
・汚い、不衛生な印象
・他の利用客との距離が近くて気になる
といった瞬間です。
これらの不快感を与えないような空間作りを意識しましょう。
必要な要素を加味して内装をイメージしてみよう

より具体的な内装作りを手掛けるために、ヨガ・ピラティススタジオにとって必要な要素を汲み取りながら設計できます。
例えば、
・よりリラックスできる空間にしたい
・より心穏やかにヨガを堪能してほしい
・ヨガやピラティスを通して元気になってほしい
といった場合、それぞれに合うよう以下の内装案が挙げられます。
・オーガニックな雰囲気を感じるスタジオ
・明暗を工夫し落ち着き感あるスタジオ
・明るくポップな雰囲気があるスタジオ
順に詳しく解説します。
オーガニックな雰囲気なスタジオ
1つ目の案はオーガニックな雰囲気を感じられる内装案です。
人々の目に映る景色に、緑を添えてみましょう。
緑を取り入れるだけで、ヨガスタジオのイメージがガラリと変わりますよ。
オーガニックな雰囲気は、緑や花、木の温もりを取り入れることで演出できます。
少しでも自然素材、オーガニックさを演出した内装は、リラックス効果も期待でき、よりヨガに専念できる空間に仕上がります。
明暗を利用した落ち着きのあるスタジオ

2つ目の案は、明暗を利用した内装案です。
ヨガのような呼吸を意識した動きで必要なのは、集中力です。
薄暗い空間は、眠る時に近いリラックス効果を与えられるだけでなく、集中力を格段に高める効果もあります。
落ち着いた雰囲気は、
・照明を薄暗くする
・間接照明を使用する
などの工夫をすることで演出できます。
明るくポップで元気がでそうなスタジオ
3つ目の案は、明るく、ポップな内装案です。
明るい印象は同時に、緊張感を与えず、気軽さを感じられます。
初めてヨガを体験する人やとにかく楽しむことを目的にするのであればポップな空間が好まれるでしょう。
明るい雰囲気は、
・明るめの照明
・壁や天井を白に統一
・黄色やオレンジ色で元気になれるような印象を与える
など、特に照明と配色を工夫することで元気になれそうな雰囲気を演出できます。
ヨガスタジオでもコンセプトによって内装も様々

ヨガ・ピラティススタジオの内装作りにおいては、コンセプトをいかに表現、演出するかが重要です。
なぜならコンセプトを表現した内装=ターゲットの求める空間であるからです。
コンセプトやターゲットに合わせたスタジオの内装デザイン案を、2つ例にしてイメージしやすいよう紹介しますね。
コンセプト例①本格的なヨガを堪能したい
1つ目の例を「本格的なヨガを堪能したい」とします。
コンセプトとターゲットから、内装デザインを以下のように決められます。
[ターゲット]
・20代~30代の女性
・心身ともに鍛えたい
・本格的なヨガを堪能したい
[内装コンセプト]
本場インドの雰囲気を感じられるアジアンテイストな空間
といったイメージです。
何をもって、”本格的なヨガ”と感じてもらうのか。
この例の場合は、ヨガのルーツでもある”インド”がポイントです。
アジアンテイストな空間の中で施されるヨガスタジオであれば、それだけで他のスタジオとの差を感じられますね。
コンセプト例②気軽にヨガで心身を整えたい
2つ目の例を「気軽にヨガで心身を整えたい」とします。
コンセプトとターゲットから、内装デザインを以下のように決められます。
[ターゲット]
・30代~40代の女性
・気軽に利用したい
・心や体の歪みを整えたい
[内装コンセプト]
お家にいるような雰囲気でフラットに楽しめる空間
といったイメージです。
何をもって、”気軽”でかつ”心身を整えられる”と感じてもらうのか。
この例の場合は、”お家にいるような雰囲気”がポイントです。
コンセプトとして演出しやすいアイデアで、アットホームな空間であればより多くの人々に受け入れやすくなります。
リピーターが多くつくスタジオにするためにお洒落で差別化する

ヨガ・ピラティススタジオを開業するのであれば、いかにリピータを確保するかに力をいれましょう。
「売り上げの8割は2割のリピーターによるものだ」と、パレートの法則でも言われている通り。
リピーターをいかに保つかはその後の経営に大きく関わります。
リピート率を上げるためには、お客様のスタジオのファンになってもらう他ありません。
そのためには、お客様の決めるコンセプトを上手に表現、演出することです。
ヨガスタジオとして必要な要素を加味しただけの内装では、他のスタジオと差別化しているとは言えません。
スタジオ内が記憶に残る良い印象であれば、その分リピ―ターになる可能性が多いに上がります。
利用客がファン、リピーターとして今後もお客様のスタジオを利用し続けてもらうために、コンセプトを上手く表現、演出できた内装デザインにしましょう。
ヨガ、ピラティススタジオはコンセプトの差別化が大切

新しくヨガ・ピラティススタジオを開業したいお客様へ、内装デザイン案についてお伝えしました。
ヨガ・ピラティススタジオは一見、シンプルな内装をイメージされますが、照明や装飾一つでガラリと印象が変わります。
お客様にしか提供できないものをいかに表現するか。
他のヨガスタジオとの差別化をそもそもするのかしないのか。
するのであれば、違いをどう演出するのか。
その後の経営に大きく関わる分、一番力をいれるべきだからこそ、内装はトコトンこだわりましょう。
そのためにもお客様のイメージを、惜しみなく内装工事業者に伝えることが大切です。
ここで、Idealが施行を担当しましたヨガスタジオの事例を1つご紹介します。
Idealは、与えられた空間を存分に活かしつつ、お客様の提供したい空間を丁寧に形にしていきます。
お客様の希望や理想を根本から理解した上で、必要な手続きを含め、内装デザインから施行までを代行します。
コンセプトやターゲットを細かく汲み取ることはもちろん、急な提案にも臨機応変に対応することがIdealの強みです。
お客様の思い描くヨガ、ピラティススタジオが出来上がるよう、悩みを一つ一つ丁寧に対応、解決させていただきます。
まずは一度、ご相談してみて下さい。
監修者
-
IDEAL編集部
日本全国の美容室・カフェ・スポーツジム等の実績多数!
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