2021.09.01 2021.09.06|店舗デザイン
美容クリニックの押さえておきたい内装デザインのポイントを解説
「美容クリニックを開業したい。内装デザインはどう考えたら良い?」
「美容クリニックの理想的な内装デザインを教えて下さい」
というお客様への記事です。
この記事で伝えていること↓
・美容クリニックの内装デザインの考え方
・美容クリニックの理想的な導線作り
これまで数多くのクリニック作りに携わった、IDEAL(の中の人)が、どこよりも分かりやすくお伝えしていきますね。
美容クリニックの開業が増えている中「どんな内装が良いのか?」「内装デザインのポイントは何?」とお悩みの開業医も少なくありません。
ただ単に、おしゃれでゴージャスなクリニックにするだけでは、他のクリニックと差別化しにくくなります。
そこで今回は『理想的な美容クリニックの内装デザイン』について解説していきますね。
目次
理想的な美容クリニックの在り方
結論、美容クリニックは、誰もが落ち着いて過ごせる空間を目指しましょう。
美容クリニックの利用者が広がっているとは言え、そこまで一般的に利用されているわけではありません。
特に初めて美容クリニックを訪れる患者は、少なからず緊張しています。
その緊張感を少しでもほぐせるような空間であることが、美容クリニックの理想です。
患者の気持ちが落ち着き、心地よく過ごせるような内装を目指しましょう。
そのためには、あまりにゴージャスで非日常的な空間である必要はありません。
あくまで身近に感じられるような、カフェのようなナチュラルな空間を目指すと良いでしょう。
そうすれば、待ち時間の間、患者はリラックスして過ごせるようになります。
美容クリニックの内装デザインが持つ特徴
美容クリニックの内装デザインの特徴を押さえましょう。
おもに以下が挙げられます↓
・清潔感と安心感
・心が落ち着く空間
・カフェのようなおしゃれな空間
それぞれ詳しくお伝えしますね。
美容クリニックの内装の特徴①:清潔感と安心感
まずは清潔感と安心感です。
美容クリニックは、この2つが無ければ成り立たないと思っても良いほどに重要な要素になります。
清潔感と安心感を演出するには、開放的な空間であること、そしてクリアな空間を保つよう心がけましょう。
そのためには、掃除が行き届いていることはもちろんです。
また、配色や照明の色、照度をこだわると良いでしょう。
色には、人に心理的効果を与えることがあります。
色の持つ効果を意識しながら内装デザインを考えていきましょう。
美容クリニックの内装の特徴②:心が落ち着く空間
美容クリニックは、患者が落ち着く空間作りを心がけましょう。
患者の緊張感を和らげることで、そのクリニックに対する抵抗感を抑えることができます。
また、居心地の良さを実感できれば、その後もリピーターになってくれることも期待できますよ。
美容クリニックの利用者の多くは、美意識の高い女性です。
そのため、女性にとって居心地の良い空間、そして「なんだか落ち着ける場所」を目指しましょう。
美容クリニックの内装の特徴③:カフェのようなおしゃれな空間
美容クリニックは、カフェのようなおしゃれな空間作りを目指すと良いでしょう。
なぜなら、誰もが落ち着ける空間を演出しやすいからです。
中には、高級感や重厚感を感じさせる美容クリニックもありますが、却って緊張感を抱かせてしまう可能性が高くなります。
患者に穏やかに過ごして欲しいのであれば、できるだけナチュラルでおしゃれな空間が望ましいです。
患者にくつろぎの時間を与えたいとお考えでしたら、カフェのような内装を意識してみてください。
美容クリニック内の導線を意識しよう
美容クリニックの内装では、導線を意識してデザインを設計していく必要があります。
患者とスタッフ、どちらもストレスがかからない導線にし、クリニック内を人が移動しやすいようにしましょう。
また、担当医師やスタッフが何をしているか見やすくするよう工夫すると、患者が安心できます。
できれば他の人の目に触れないよう配慮しよう
美容クリニックは、患者が他の人の目に触れないようレイアウトを工夫しましょう。
もともと美容クリニック=敷居が高い、というイメージが強いです。
そのため、完全予約制のクリニックや、予約をとった後、他の患者の目に触れないよう施術するクリニックが多いのが現状です。
大規模なクリニックでたくさんの患者を施術するよりも、小規模に抑えて設計するのも良いでしょう。
規模を小さくすることで、患者は他人の目を気にせずスタッフと話すことができます。
このように細かい配慮をする上で、患者のストレスフリーを実現できる美容クリニックと成りえますよ。
美容クリニックが成功する立地
結論、美容クリニックは、都市部に近づくほど需要が高まります。
もし、都市部での開設が難しければ、ターゲットとなる患者が通える範囲で商圏を絞っていくと良いでしょう。
同時に、競合がどのくらいあるかリサーチしましょう。
たとえ都市部に良い物件があったとしても、集客は見込めるかもしれませんが、
・ライバルが多い
・賃料が高すぎる
など、需要と供給のバランスが悪くなるようであれば、考え直す必要があります。
立地を見極めることは非常に難しいと感じることでしょう。
ですが、少しでも理想的な立地を見つけるには、クリニックのコンセプトをしっかり決めておく必要があります。
まとめ:美容クリニックの内装デザインはコンセプトがあってこそ
「美容クリニックの内装デザインって、どうやって設計していけばいい?」というお客様へ、押さえるべきポイントをお伝えしてきました。
美容クリニックを開業するときは、クリニックの内装デザインに強いデザイン会社を選ぶことが多いです。実績が多いことから、信頼度は高いと言えるでしょう。
ですが、重要なのは、いかにコンセプトを汲み取れるか、にあります。
いくら実績が多いデザイン会社であったとしても、お客様のコンセプトを汲み取れなければ、ただの「クリニックっぽい」内装に仕上がりかねません。
かといって、デザイン性の高さのみを謳っている業者に頼むと、高級感やトレンド感は実現できるかもしれませんが、患者にとって居心地の良い空間になるか、と言ったらそうとは限りません。
そのため、飲食店やアパレルショップなどを含めた、施工事例が豊富な業者を選ぶと良いです。
なぜならその土地の特性、客層を見極められ、かつコンセプトを汲み取れるスキルが大いに期待できるからです。
いずれにしても、お客様の理想とするクリニックができあがるよう、よくコンセプトを練られることをオススメいたします。
その上で、クリニックや飲食店作りに強いデザイン施工会社に相談、すると良いでしょう。
中でもIDEALであれば、お客様の「こんなクリニックにしたい」という考えを、ひとつひとつ汲み取ってデザインに落とし込むことができます。
お客様の考えを汲み取れる理由は、これまで多くの飲食店、クリニックオープンに携わってきたからです。
これから初めてクリニックを作り上げるのに、しっかりとデザインを考えるのは簡単なことではありません。
ですが「こんな風にしたい」というお考えがあるのは理解できます。
IDEALは、その「こんな風にしたい」を、再現できるのです。
ぜひ一度、相談されてはいかがでしょう。
監修者
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IDEAL編集部
日本全国の美容室・カフェ・スポーツジム等の実績多数!
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