2021.10.15  2021.10.07|店舗デザイン

店舗デザインで重要な役割を担う「空間デザイナー」の仕事内容とは?

店舗デザインで重要な役割を担う「空間デザイナー」の仕事内容とは?

「空間デザイナーってなんですか」
「空間デザイナーって店舗デザインで言うとどんな役割?」
というお客様への記事です。

この記事で伝えていること↓
・空間デザイナーの仕事内容
・空間デザイナーのスキル
・空間デザイナーになる方法

これまで数多くのお店作りに携わった、IDEAL(の中の人)が、どこよりも分かりやすくお伝えしていきますね。

先に冒頭の質問にお答えしましょう。

空間デザイナーとは、商空間(店舗などの空間)や住空間(家などの生活空間)の空間を作り上げる人を指します。

特に店舗デザインにおいては、店作り=空間デザイナーの腕にかかると言っても過言ではありません。

空間デザイナーはとても重要な役割を持つのです。

ここから先は『店舗デザインにおける空間デザイナーの役割』について解説していきますね。

空間デザイナーの仕事内容

空間デザイナーの仕事内容

空間デザイナーの仕事内容について解説していきましょう。

ここでは、

・空間デザイナーの範囲
・店舗デザインにおける役割

に分けてお伝えしていきますね。

空間デザイナー=住空間と商空間に分かれる

空間デザイナーが活躍できるのは、おもに自宅などの”住空間”か、あるいは店舗などの”商空間”です。

顧客の希望をヒアリングして、顧客の理想とする空間を作り上げる役目を担います。

・安全面
・快適さ
・トレンド性
・おしゃれさ
などを踏まえて、顧客が理想とする空間を作り上げるプロが、空間デザイナーです。

店舗デザインにおける役割

店舗デザインにおける役割

店舗デザインでの空間デザイナーは、店内のトータルプロデュースをしていきます。

具体的には以下を担います↓

・店内のイメージやビジョンを具現化
・マーケティング要素を含んだデザインにする

店内イメージの具現化においては、依頼者の理想を汲み取る能力が求められます。

かつ、集客力UPのために、マーケティング要素を含めたデザイン性も求められるのです。

間接的に依頼者店舗の売上UPやリピーター獲得につながるよう、アシストできる能力も、空間デザイナーには求められています。

空間デザイナーに求められるスキル

空間デザイナーに求められるスキル

空間デザイナーに求められるスキルを具体的にみていきましょう。

・空間、色彩的センス
・プランニングスキル
・コミュニケーションスキル
・マーケティングスキル

それぞれ解説していきますね。

空間デザイナーのスキル①:空間、色彩的センス

まずは、空間的、色彩的センスです。

空間デザインの依頼を受ける際、依頼者にヒアリングしていきます。

たとえば
・予算
・内装のイメージ
・完成時期までの要望
など。

このとき、空間デザイナーは自分の空間センスや色彩センスを駆使してデザインを考えていきます。

できるだけ、依頼者の理想通りの空間になるようプランしていきます。

空間デザイナーのスキル②:プランニングスキル

空間デザイナーのスキル②:プランニングスキル

次にプランニングスキルです。

具体的な工事についてプランニングしていきます。

たとえば
・施工業者に依頼
・施工が終わるまでの流れ
・必要な材料、素材などの確認
など。

できる限りミスが起きずスムーズに進められるよう、プランニング能力も求められます。

空間デザイナーのスキル③:コミュニケーションスキル

次にコミュニケーションスキルです。

デザイン案を作成し依頼者へプレゼンテーションしていきます。

納得していただけるか、依頼主とのコミュニケーション能力も求められます。

また、施工が始まったあとでも、業者との綿密なやり取りがあるため、コミュニケーションは必要だと言えます。

空間デザイナーのスキル④:マーケティングスキル

空間デザイナーのスキル④:マーケティングスキル

最後にマーケティングスキルです。

極論ですが、依頼主が求めているのは、集客力が高く、売上が上がる店舗です。

店舗デザインは集客力に大きな影響を与えることから、集客力UPが期待できるデザインにできるよう、試行錯誤が必須になります。

空間デザイナーになるには

空間デザイナーになるには

空間デザイナーは、特に資格は必要ありません。

前提として、空間作りが好きであること。

そして、好奇心が強く、アイデアが豊富なことも求められます。

必須ではないが資格があると有利

以外に思われるかもしれませんが、空間デザイナーになるのに必須な資格はありません。

資格を持たずに現役で活躍されている方も多くいます。

ですが、資格を取得しておくことで、ノウハウやスキルUPにつながることは間違いありません。

もっとスキルに磨きをかけたいといった場合には、資格取得を目指すのも良いでしょう。

代表的な資格を取得しておこう

代表的な資格を取得しておこう

空間デザインに関する資格は、

・空間ディスプレイデザイナー認定試験
・インテリアコーディネーター

が、挙げられます。

詳しくは下記の記事で解説していますので良かったら参考になさってください↓

まとめ:空間デザイナーは店舗デザインで重要な役割を持つ

まとめ:空間デザイナーは店舗デザインで重要な役割を持つ

空間デザイナーの仕事内容を知りたいお客様へ、店舗デザインにおける役割などについてお伝えしてきました。

空間デザイナーは特別な資格が必要ありません。

その代わり、いろいろなセンスや高いスキルが必要な仕事でもあります。

華やかな印象を受けますが、求められる能力が高いため、大変な思いをすることもあるでしょう。

ですが、完成して、依頼者が満足してくれたときの喜びは何物にも変えられません。

「ここにしかない空間」を作り上げる達成感は大きいものだと思います。

改めてお伝えしたいのは「空間デザイナーに必要なのは、店舗デザインの基礎的なスキルだけではない」ということ。

他にも

・来店する顧客のニーズ
・業種、業態ごとのトレンド

などをしっかり把握することが求められます。

極端な話、近くに同じようなデザインのお店があってはいけませんよね。

それに、その地域に訪れる顧客に好まれるようなデザインでなければ、長く愛されるお店にはならないでしょう。

その土地のニーズに合わせながらも、お店のオーナーのリクエストを最大限叶えられるか。

それができる人を『空間デザイナー』と呼ぶのです。

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監修者

IDEAL編集部

日本全国の美容室・カフェ・スポーツジム等の実績多数!
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