2017.04.07  2020.08.05|新規開業ノウハウ

【ピアノ教室 開業】ピアノ教室で成功するための集客方法

【ピアノ教室 開業】ピアノ教室で成功するための集客方法

ピアノ教室などの習い事というのは、幼児からスタートさせている親もいます。

特にライバル教室もなさそうですが、実はピアノ教室や英会話教室、パソコンスクール、そろばん教室などは、子どもを持つ親たちによって、習い事として一括りにされています。

そんな中、ピアノ教室を経営していくうえで、いかにして集客UPを図ればいいでしょうか。

習い事では下位になっているピアノ教室

運動系以外の習い事として人気があるのがピアノ教室です。

ピアノを弾けるようになると女性は優雅で清楚なイメージがつき、男性だと知的な印象を受けます。どちらにしてもピアノが弾けるとカッコよくて素敵だなとプラスの印象を与えます。

これを全面に打ち出すのが大人への対応で、楽器として楽しさを伝えるのが子供への対応だといえます。

しかし、習い事という点ではなかなか上位に意識がきません。まず、ピアノは単価が高いものです。電子ピアノがありますが、それでも軽く何万円かはかかります。

さらに、ピアノは騒音的に迷惑というイメージもあります。アパートやマンションの賃貸契約している世帯は、ピアノ禁止という項目がある物件が多いものです。

また、幼少からレッスンするものという固定概念を多くの大人が持っており、これらの事情を踏まえて、幼少期に機会を逃すとピアノ教室に通うことをためらう傾向にあります。

上位に意識付られていないと、会費にかかるお金を他の習い事に費やそうと考えてしまいます。例えば英会話やパソコンスクールという、将来の進学や就職に有利になりそうな習い事に目が行きます。

この意識を少しでもピアノ教室に向けることから販促活動をスタートさせていきましょう。

地域密着型でお出かけレッスン

ピアノ教室への意識を傾けるために、お出かけレッスンを行います。

これは、地域ボランティアとして公民館や幼稚園・保育園、小学校といった、地域の年配や児童が集まる場所に無償で演奏しに行ったり、発表会をしたり、ピアノを触ってもらったりして楽しんでもらう企画を行います。

グランドピアノは大きくて搬送が大変なので、電子ピアノなど持ち運べるタイプを選びます。年配の方へは世代を反映させる曲を選び、認知症防止に役立てることを諭しながら一緒に演奏していきます。

幼稚園や保育園、小学校にはピアノやオルガンなどの楽器があり、弾ける先生もいることから、それほど抵抗はなく受け入れてくれます。

児童へは上手に褒め言葉を使い、親睦を深めていってください。児童が楽しいということは、保護者にとって【安心できるピアノ講師】という認識につながっていきます。

特にピアノ教室は講師と生徒がマンツーマンレッスンをしており、教室は自宅などを兼用している場合も多いので、保護者の立場からすれば、よほど信頼のおける講師でないと子どもを預ける気にはなりません。

このとき、子どもからの「あの先生楽しい」といった前向きな意見や、地域の年配者からの評判の良さが口コミとなって広まり、集客のプラスに働いてくれます。

チラシとポスターの作成

チラシやポスターを作成して、集客効果を狙います。先述の児童や年配者が集まる場所の掲示板を活用し、チラシやポスターを掲示します。

チラシは外注するとコストがかかりますので、自宅のパソコンから印刷物を扱うサイトにアクセスし、自分で作成していきます。

このようなサイトは、ほとんど出来上がっているデザインを選択して、文字や画像を編集するだけでいいので、パソコンやデザインが苦手な方でも気楽に作成することができます。

また、枚数に応じた金額になっているので、見積もりも最初に分かるようになっています。裏面印刷も可能で、多くのサイトはサポートセンターがありますので、難しくなく作業できるでしょう。

チラシは掲示するだけでなく、地域情報誌の広告に載せたり、新聞折り込み広告やポスティングにも活用できます。それぞれコストや時間がかかりますので、ご自身の都合に合わせた販促方法を選でください。

例えば、ポスティングは狙ったターゲットに配布することができ、自身で行うなら経費は一切かかりません。しかし、配布する時間が浪費されますので、授業スケジュールの合間をみて実施しなければなりません。

チラシは置いてもらうことでも周知させる効果があります。主婦層が集まるスーパーの掲示板やレジ後の収納テーブル、美容院やカフェなどを狙うといいでしょう。

従来と違う複数生徒の同時レッスン

ピアノは高価なものです。自宅で練習するためにも購入してもらう必要性もあります。ある程度生活に余裕がないと、子どもを通わせることも思いつかず、ピアノがやりたい児童は我慢するはめになります。

そこで、本来ならワンレッスンで一人のところを2~3人同時に受講させ、キー音ごとに同時に演奏させるようなトレーニングも実施することで賄えます。これだと受講費も低額にすることができ、友達同士で楽しくレッスンすることができます。

従来のピアノ教室のあり方に反していますが、いつまでも同じようなやり方では、運営が成り立ちません。

商売である以上は利益を出さないといけませんので、常に新しいやり方を模索して、消費者目線でプランを考えられるようにしましょう。

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監修者

IDEAL編集部

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